靴作り」カテゴリーアーカイブ

靴工房nico.

私の靴教室通い、残念ですが引っ越しを前に、昨日で終了しました。

約1年と7ヶ月(月4回・1回3時間)の間に、自分の靴を4足、製作部長の靴を1足、プレゼントの靴を2足、作りました。

1足目。

2足目。

3足目。

製作部長の靴。

プレゼントの靴(2020製陶所さんちの、のえちゃんに)。

そして、自分の4足目。

昨日できあがったばかりのプレゼントの靴は、まだ相手に渡していないので非公開。

靴教室へ通い始めたときは、まさか1足目からちゃんと履ける靴が作れるなんて、実は思っていなかったのです。
でも、1足目も、ほかの靴もすべて、ふだん普通に履いています。
“履ける”どころか、買った靴よりも履き心地はいいです。
自分の足を細かく測り、自分の足のかたちに合わせて作っているのですから、フィットするうえに、長く履いていてどこかが当たって痛くなるというようなことがありません。
今まで、その痛くなる部分のためにひとまわり大きな靴を買っていたんだなあ、と、ぶかぶかの買った靴を履くたびに思います。

私は製作部長と違って、あまり手先が器用なほうではありません。
お買い上げいただいたときにお入れしている保存袋をお持ちの方はご存知だと思いますが、ミシンがけは苦手だし、仕事もおおざっぱです。
そんな私でも履き心地のいい靴が作れて、靴作り楽しいと思えたのは、指導してくださった先生となごやかな教室の雰囲気があったおかげです。

靴工房nico.さん。
美人さんでセンスがよくておしゃべりも楽しい女性の先生がお二人。
生徒さんも女性ばかりで、女性限定というわけではないそうですが……ならではの雰囲気だなー、とは思います。
みなさん、製作に集中しているときの顔は真剣ですが、お茶やお菓子をいただきながらおしゃべりするのも楽しみにいらっしゃっている感じ。
とってもいい雰囲気。
先生が作られる靴やほかの生徒さんが製作中の靴を見ると、とても刺激になり、作りたい靴がどんどん浮かんできます。
もっといろいろ作りたかったー……。

靴工房nico.さんは、阿佐ヶ谷にあります。
靴作りに興味のある方は、まずは見学だけでもぜひ!
楽しいですよー、靴作りも、nico.も!

 

ラストシューズ?

宣伝部長の靴教室通い、本日、通算6足目の靴が完成しました。

じつは、3足目に作ったこれと同じ型紙で作っています。
今回は、革をコンビ使いしたり、ストラップを少しななめにつけたり、ストラップの留め具をギボシにしたり。
同じ型紙でも、だいぶ印象の違う靴になりました。

一番違うのは、ここ。

ウェッジソールに初挑戦。
わりとうまくできました。

最近になって、いろいろ試してみる余裕が出てきたというか、靴作りにようやく慣れてきたかも!……と感じ始めたところで、そろそろ靴教室とお別れする時期が……。
スリッポンも、サンダルも、ロングブーツも、作りたい靴がまだまだあるのに……。
とてもとても心残りです……。

この6足目が、私自身の靴としてはラストになりますが、もう1足、プレゼントの靴を作ります。
靴教室がとても楽しいので、引っ越しギリギリまで通いたいのです。

できた!

製作部長の靴、完成!!!

よかったね、製作部長。
ありがとう、先生方。
よくやった、私。

履いてみての感想は、「軽い!」「あたるとこがないから足が痛くならなそう」。
実際の履き心地は外に出かけてみてから、ということで。

じつは3足目と、さりげなくペア、なのです。

まだできない

製作部長の靴、まだできあがりません。

今日は、なんと、片足分のつま先の釣り込みに2時間もかかってしまった!
……あり得ない。

メンズだから、とか、木型に厚みがあるから、とか、革が厚いから、とか、ストレートチップだから、とか……
いろいろといいわけしてみていますが、はっきり言えば私の腕が未熟だからです……はい。

それにしたって、かかりすぎ……。
何度やり直していることでしょう。
もう手も腕も痛くて、キーボードを叩くのも辛い……ホント、あり得ない。

そんなわけで、時間だけはばっちりかかった大作の片足分。

なんとか、しわが寄らずに仕上げることができました。

裏は、何度もやり直したので、のりのあとがベタベタで見苦しい……。
革のせいか接着が弱いので、しっかりくっつくまで釘を打って固定しておくことにしました。

ああ、手が痛い(泣)。

苦戦中

今日は製作過程の写真を撮ろう、と思っていても、つくり始めるとすっかり忘れてしまいます。

あ、そうだった、と思い出して撮った一枚。

本日の靴教室にて。
製作部長のためにつくっている内羽根靴の、途中も途中、アッパーの後ろ半分と前半分を縫い合わせるためにのりで貼り付けたところ。

仮履きとおんなじ?……ではありませんよ。
どちらも色は黒ですが、違う革です(形も微妙に違うのですが、見比べてお気づきになりますでしょーか?)。
ほら、今度はちゃんと裏革もつけてるし。

この後、今日は釣り込みまで終わるかなー、と思っていたのですが……
ダメだ……やっぱりこの靴、釣り込みが難しすぎる……
続きはまた来週、ということになってしまいました。

仮履きの、片足分の1回だけでも苦戦したのに、本番は両足分、しかも裏革と表革があるので、計4回もつま先の釣り込みをしなくちゃいけません(泣)。
イメージトレーニングではうまくいくんだけどなー……。
メンズの木型になるだけで、こんなに大変になるとは思いませんでした。
ああ、ベビーシューズがつくりたい。

製作部長の靴(仮)

宣伝部長の靴教室通い。
自分のばかりつくっていると「俺のも、俺のも」とうるさいので、そろそろ……
製作部長の靴をつくりはじめました。

今日は仮履きができたよー。

履いた感じは、どうかな?

今回は、初めての「内羽根」です。
さりげなくジェントルマンな靴になる予定(あくまでも、予定)。

つま先の釣り込みが全然うまくいかなくて、なんでこんなにうまくいかないのー!と泣きそうになっていたら、先生が「男性用の木型は女性用よりも厚みがあって、厚みがあると釣り込みが難しくなるんですよ」と。
へー、そうだったのかー……がんばらねば!

ところで、今まで約1年間、歩いて通っていた靴工房ですが、今日で最後となりました。
……といっても、私がやめるわけでも、工房がなくなるわけでもなく……
一駅お隣りに移転、とのこと。
「歩いて通う」のは今日で最後で、次回からは電車で通います。
新しい工房の近くには、おいしいものがいろいろあるらしい!……楽しみだー。

3足目完成!

宣伝部長の靴教室通い、本日3足目となる靴が完成しました!

今回は靴先がちょっぴりスクエアな木型を使ったところ、釣り込み(革を引っ張って靴底側にまとめる)がどうしても角のところでごちゃっとしてしまい、うまく均等にプリーツを寄せられなくて、プレーンな丸い靴先よりも難しかったです……。

あと、ストラップの位置を決めるのも案外難しい……。

それから押しぶち、やっぱり難しい……。
パッと見では気にならない程度にはできたけど(と、先生が慰めてくださったけど……)、若干すき間があいてしまったところもあれば、押しぶちにのっかっちゃってる感じのとこもあります。

初トライの革の靴底は、貼ったり削ったり磨いたりにひと手間かかるものの、個人的にはそれらの“ひと手間作業”はけっこう好きな作業なので(特にグラインダーで削るの)、あまり苦にはなりませんでした。

中敷きに完成した日付と、3足目を表す「3」をスタンプして完成。

鳥獣戯画のスタンプは、靴工房にあったもの。
なんとなく、靴の雰囲気と今日の気分で、押してみました。

3足目まもなく

宣伝部長の靴教室通い、“東京〜山口行ったり来たり”でしばらくお休みをして振り替えがたまってしまったので、今日は2コマぶん、6時間連続で靴工房にこもってきました。

3足目が、あと数回(たぶん)で完成予定。
今回はスクエア・トウの、黒のワンストラップを作っております。

革の靴底を初めてチョイス。
ゴム底よりもひと手間かかります。

次回も振り替えぶんを使って6時間連続製作の予定。
6時間って長いよなーと思っていたけど、案外あっという間、でした。
おしゃべり休憩を(かなり)挟みつつ、だからかもしれませんが……。

脱ぐとすごい靴

宣伝部長の靴作り(習い事)、2足目が完成しました!

茶の外羽根靴。
羽根の位置がちょっと上のほうにあり、正面から見ると2つの羽根が並べて置いてあるようなデザインがお気に入りです。

今回は、押しぶちにも初挑戦。
靴底がぐるりとひとまわりぶん大きく仕上がっています。

パッと見はシンプルな茶の靴ですが、実は……脱ぐとすごいんです。

ピンクの革に金ラメがまぶしいーっ!
なぜ、このピンクの金ラメ革を使おうと思ったのか、自分でもナゾなんですが……けっこう気に入っています。

暖かくなったら出店にも履いていきますので、みなさん、また褒めてくださいね。
どうぞよろしくお願いします!(褒められて伸びるタイプの宣伝部長より)

もうすぐ2足目

宣伝部長の靴教室通い、最近はほとんど経過をご報告していませんでしたが、ちゃんと続いておりますよ。

ただいま2足目の本番の釣り込みをしている途中。
あと3回ぐらいでできる……のかな?

シンプルな茶の靴に見えますが、実はピンクの糸で縫っています!
そして裏革も、目もくらむようなラメたっぷりのピンク色の革を使っています!

このラメの革が、切るときも、縫うときも、目がチカチカして予想外に苦労させられました……。

今のところ、なんといってもきれいに縫えたし、1足目よりもうまくできそう。
一番難しいつま先の釣り込みがこれからですが……。