革小物himaar」カテゴリーアーカイブ

東京出張

革小物himaar個展「Whatever will be, will be」@西荻窪ギャルリーノン、会期終了いたしました。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました!

私たちも搬入・設営&初日・2日目在店のため、久しぶりに東京へ。
東京に滞在するのは2年ぶりくらいで、日ごろ本やら雑誌やらを見て「次に東京へ行くときには行ってみたい」と思っていた店もありましたが、歩いたのは結局、宿泊先の吉祥寺と個展会場の西荻窪だけ。
まあ、仕事で行っているわけですからあちこち見てまわれる時間もないですし、住んでた頃から吉祥寺と西荻だけで満足していたので、それで全然オッケーでした。

西荻は、妹との二人暮らしと結婚してからの夫との二人暮らしとあわせて22年も住んでいたまちなので、とても馴染みがあり落ち着きます。久しぶりに来ると新しくできた店もたくさんあって、変わったなあと思う場所もあるけど、変わらない店ももちろんたくさんで、個人経営の店が多いのでお店の人もあまり変わらず、ついこの間お話したばかりのような気がします。

ギャルリーノンさんも、西荻に住んでいた当時に大好きで通っていた店のひとつ。
2日間の在店中にあらためて観察してみると、西荻に遊びに来て初めて入ってみたという感じの方もたくさん来られるけど、それ以上にいつも通っておられる顔見知りのお客様、とりわけご近所の方が多い印象。東京のお店っぽくない。そして西荻のお店っぽい。
「入荷したらご連絡しますね」と名前も連絡先も聞かずに言う店員さんに「見かけたときに声かけてくれたらいいよ」とか、DMを置きに来た人が「これからまわるんで、ついでにあれば〜」とノンさんのDMも預かっていったりとか(そうやってたくさんのお店を、DMを置きつつ預かりつつ、まわっておられるらしい)、いいなあと思いました。

そんなお店で定期的に個展を開かせてもらい、いくつかのアイテムはふだんからお取り扱いしていただいていればこそ。以前お求めいただいた財布の経年変化を見せに来てくださったり、「次はこれを買おう」と待っていてくださったり。本当に有り難いことです。

一人で作っているものだから、たくさん作れるわけじゃない。私たちが信頼しているお店が、そのお店を信頼しているお客さんに届けてくれる。それが一番大事。作り手であり店でもある我が身を振り返り、大事にすべきことがずれてきていないか、再確認する。だから、こういう出張はたまには必要。

友人、作り手なかま、西荻在住時に通ったお店の方、今月ライヴに来てくださった山口洋さんをきっかけに知り合った方たちもたくさん来てくださいました。会期中、私たちがいない日に来てくださった方も、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!
ノンのみなさん、いつもありがとうございます。お世話になりました!

 

今週末から!革小物himaar個展@西荻窪ギャルリーノン

もう少しライヴの余韻に浸っていたいし、ちょっとは休みたい気持ちもあるけれど、そんな余裕は全然ないのでした。そう、今週末からです!
革小物himaar個展「Whatever will be, will be」@東京・西荻窪ギャルリーノン

初日11日(土)と翌12日(日)は、私たちふたりも在店します(いずれも13〜19時)。東京周辺のみなさま、よろしければどうぞお出かけください。

このための東京出張で、岩国の店は10日(金)〜13日(月)まで臨時休業いたします。いつも週末に来てくださるみなさまには申し訳ございませんが、何卒ご了承ください。

年内のヒマール、この個展のあとは、11月25〜26日に革小物himaarとしてナガサキリンネへ出張し、12月15〜25日は店での今年最後の展示会「やきもの立(りゅう)」と「版画工房みのむし」の二人展開催、そして12月27日の「ギターパンダ20周年記念特別企画! 奇跡のツーマン」まで、盛りだくさんに、全力疾走でまいります!一緒にお愉しみいただけたら幸いです!!よろしくですー。

 

himaar個展@西荻窪ギャルリーノン

東京・西荻窪のギャルリーノンにて。
2年ぶり3度目のhimaar個展です。

新作はなかなか増えないヒマールですが、最近、歳のせいか(?)明るい色に心ひかれておりまして、今回の個展はヒマールにしてはかなりカラフルな色バリエーションでお届けします。新色、初お披露目です。
しかしながら、いつまた気が変わるかわかりませんので、今回の新色が気になった方はどうぞお見逃しなきように、お出かけいただけましたら幸いです。

久しぶりの東京、というか西荻、行きたいお店、会いたい人、たのしみです。

Whatever will be, will be
himaarの革小物

@galerie non(東京・西荻窪)
2017年11月11日(土)〜19日(日)13:00-19:00
※13日(月)休み←こちらが正しく、DMのほうが誤りです。
himaar在店日:11日(土)、12日(日)

 

1月の店

【1月の店休日】
毎週月曜+17日(火)・31日(火)

【1月のおたのしみ】
・月1ピラティス 12日(木)18:30〜 ※1名空き有り
・月1ヨガ 26日(木)18:30〜 ※満員
・読むロバの会 18日(水)18:00〜 課題図書「方丈記/鴨長明」
・noraのパン 10日(月)・18日(火)・24日(月)夕方17:30頃

今月もどうぞお出かけください。

2017年のはじまりに

新年あけましておめでとうございます。
2017年の店の営業は5日からです。

そのまえに、お知らせを。
今年から、「himaar coffee & crafts」は、店名をただの「himaar(ヒマール)」にしようと思います。

なんの店かわかりやすいようにと思って、開店時より店の業種を「コーヒー」と「手しごと」に代表させてきたのですが、4年半やってきて、どうやらそれがかえってわかりにくくしているようだ、ということに気づきました。
扱っているもの・ことがあまりにもいろいろありすぎて、自分たち自身でもなんの店かひと言で説明できないのに、ひとつ、ふたつのものに代表させることに無理がありました。
「手しごと」「クラフト」と言われてもぴんとこない方も多いようですし、「ヒマールコーヒーさん」と呼ばれて自分たちで「なんか違うな〜」と思ってしまうこともあったりして。
革小物himaarと店舗を区別する意味もあったのですが、もはや、そんな区別、しなくていいんじゃないか?とも。

そんなわけで、これからは「himaar」です。
なんの店かは来てくださった方がそれぞれに決めてくださればよい、と思っています。

扉やレシートの表示から、ショップカード、サイトも、まだ全然変更できていないのですが、追々やっていきます。
まずは、お知らせまで!

今後ともhimaarをどうぞよろしくお願いします!

Live at himaar video archive #001

Live at himaar
video archive #001

ふたりギターパンダ
山川のりを(Vo./Gt.)/ガンジー西垣(Ba.)
Guitar Panda with Gandhi
Norio Yamakawa(Vo./Gt.)/Gandhi Nishigaki(Ba.)

2016/11/19 @himaar

撮影・編集:長束晃(PEG.)
Camera & edit:Akira Nagatsuka(PEG.)

多謝!2016

年内の営業も今日が終わったら定休日を挟んであと1日(27日まで)。
今年も店とヒマールに関わってくださったみなさんに、心から感謝いたします!
みなさんのおかげで、2016年もたのしいことがたくさんできました。

2月の須原健夫(yuta)・近藤康弘(四百窯)二人展「健康思考」に始まり
健康1

3月20日には柴田元幸さんを迎えての朗読会「柴田元幸さんと読む『2016年の海外文学』
柴田さんと読む2

 

4月1日には初の試み「humming session」でOLDE WORLDEライヴ
OLDE WORLDE
4月の終わりから5月にかけては門田栄子切り絵展「わたしの青空」
IMG_2934

6月26日は今年の私たちのピーク!念願だった山口洋ライヴ
_MG_2274

7月17日には急遽開催のVINCENTのギター展示試奏会
IMG_3158

7月後半には「days 渡辺キエがつくる磁器
days3

8月17日には畠山重篤さんを迎えて「畠山重篤さんと読む『鉄は魔法つかい』
S_IMG_3826

9月後半はキタカゼパンチ博覧会「くせと習慣」
%e3%82%b7%e3%83%ad%e3%82%af%e3%83%9e

10月2日はふちがみとふなとライヴ
_mg_2377

11月5・6日は革小物himaarとして長崎へ出張してナガサキリンネに出展
img_3470

11月19日は年に一度のおたのしみ、今年はふたりで、ギターパンダライヴ
_mg_8717

締めくくりに、先日終わったばかりの石黒剛一郎・桑田智香子 二人展「うつくしい食卓」
img_3551

さらには毎月の「月1ヨガ」「月1ピラティス」「読むロバの会」。
もちろん、毎日のお客さんとのおしゃべり、ヒマールを応援してくれるみなさんや作り手なかまとの他愛もない、ときに真面目なやりとりも。
ぜんぶ!ありがとうございました!!!!!
いつもお伝えしていることですが、どんなにたのしいことをやろうと思っても、二人だけじゃどうにもできません。
一緒にたのしんでくださる人たちがいてこそ、です。多謝!

来年もたのしいことをいろいろと企み中。
おたのしみがあるときも、ふだんも、2017年もヒマールをどうぞよろしくお願いいたします!
新年は5日より営業します。

クリスマスおめでとう。
そして、すべての人が穏やかに温かく新年を迎えられますように。心から。

 

 

ナガサキリンネ番外編

字ばっかりで、長いですよ。

ナガサキリンネは前日の夕方に搬入。夜は長崎でギターパンダLIVEを主催している友だちと待ち合わせて、ギターパンダや山口洋さんのライヴ会場としてもおなじみの出島ワーフ「R-10」へ行ってきました。
自分のところと同じようにライヴハウスではないけれどライヴをやっているお店をあちこち見たいと思っていて、中でもR-10は特に行ってみたいお店だったので、通常営業の日だったけど、「全日本ヒロシ・サミット」に参加される直前のオーナーのヒロシさんともお話できて、ギターパンダLIVEを主催する友だちともライヴを主催することについてじっくりとたくさん話せたので、とてもたのしくて本当によい時間でした。
R-10、この年末には長崎の友だち主催で、ギターパンダ☆ワンマンショー&カウントダウンパーティーがあります。海とヨットと対岸の灯りを眺めながら、たのしくロマンチックな年越しになること間違いなし!長崎のみなさん、長崎に旅行されるみなさんは、是非とも!!

その友だちが土曜の夜に、アナログフィッシュの下岡晃さん&マーガレットズロースの平井正也さんのライヴに行ってきて、お二人にリンネと私たちのことを話してくれたみたいで、なんと、日曜の午前中に、熊本へ移動する前のお二人が揃ってリンネ会場まで遊びに来てくださいました。アナログフィッシュはデビュー当時からのファンだし(特にアルバム「荒野/On the Wild Side」は何度繰り返し聴いていることか!)、平井さんは最新のソロアルバム「B」とバンドでのアルバム「まったく最高の日だった」がすごくよくて目下パワープレイ中だしで、長崎で出展中に会えるなんてびっくり&感激!
お二人とも結構ゆっくり会場を見てまわってくださっていたのも嬉しかったなー。

日曜の夕方にリンネが終了したら、これまでは急いで撤収して夜道をぶっ飛ばして岩国まで帰ってきていたのですが、今回は初めて後泊。同じく後泊することにした福岡の北岡幸士さん(陶磁)と、実行委員でもある波佐見の吉田健宗さん(陶磁)と、実行委員の久保山さんが店長のレストラン「ティア」で晩ご飯。ティアのご飯は野菜がたっぷりでからだが喜びます。「雪の浦手造りハム」のソーセージや「井手蒟蒻店」のこんにゃく、うつわも吉田さんや六音窯・松尾さん作のものなど、リンネにも出展している地元のつくり手のものを多く使っておられる。儲けることしか考えていない飲食店だったら絶対やらないことだよなーと思う。夜の定食、決して高くない、というか、むしろお得に感じるし。
こういうことなんだよなー、と。

次の日、リンネの片付けを終えた実行委員の早田さん(SODA FACTORY)、松尾さん(sur+)、ギブスさんと待ち合わせて昼食。テーブルを囲んでふと足元を見ると、私たちを含め5人全員が伊東製靴店の伊東さんが作った靴を履いていた。
そう、こういうことなんだよなー。

昼食の後は、みかん山にある早田さんの作業場と、街中の雑居ビルから街道沿いの平屋へ引っ越したばかりの伊東製靴店へ。作っておられる現場を知ると、その人が作るものへの理解が深まるし、その人自身ともさらにぐっと近くなれた感じがします。そもそもが、個人的に友だちとしても長くつきあっていきたいと思う人のものしか扱っていないのだけれど、離れているところの人とはメールや電話でやりとりできても、なかなか直接会って話せる機会がないので、こういうときに雑談でもなんでもおしゃべりしたり一緒に過ごしたりできると本当にたのしい。
最後に早田さんがお友だちの山口秋男さん(かずら工房・阿無)のところへ連れて行ってくれて、そこでも、山口さんの素晴らしい作品に囲まれた工房の雰囲気とお人柄とで、初めてなのに居心地がよくてつい長居をしてしまいました。

結局、後泊したのに帰りは夜道をぶっ飛ばすことになり、からだは疲れたけど(特に運転の夫)帰り道も帰ってからも「たのしかったね」「たのしかったね」と何度も言い合う長崎出張でした。

ナガサキリンネ、何度でも、ありがとうー!

ナガサキリンネ

めぐりつながる、わたしのくらし。
ナガサキリンネ
長崎の“つくり手”、それを紹介するお店などの“つなぎ手”、そしてお客さんである“つかい手”が集まり、長崎で暮らすことを見つめ直す2日間。
今回も革小物himaarとして、長崎生まれの夫の“おかえりなさい枠”で参加させてもらいました。

リンネに行くことがなんでこんなにたのしみで、行くとなんでこんなに気持ちがいいのか。
クラフトやフードの出店を集めた野外マーケットのイベントは、もはやありすぎなくらい全国各地にあるけれど、売上や取引先との出会いだけが目的だったら、どんなに来場者が多くてどれだけたくさん売れようとも、週末に店を休んでまで行こうとは、もう思っていません。
ナガサキリンネに行くのは、売上のほかに、私たちが大事にしたいと思っているものがそこにあるから。
それはリンネの理念でもある「自分たちの暮らしをつくるのは自分である」ということが実践されている場だということ。
実行委員は、自らも“つくり手”・“つなぎ手”である長崎の人たち。
企画展やワークショップを準備し、印刷物などを制作するのは、地元の建築家やデザイナーたち。
ボランティアは、“つかい手”でもあり、リンネのようなイベントが長崎にあることを大事に思っている地元の人たち。
会場である長崎県美術館の心意気も、リンネが開催されるようなまちであることが美術館にとっても大事だと考えられてのことだと思います。
その日だけ賑わっておしまいの“お祭り”ではなくて、それぞれが「こうありたい」と願う長崎での日々の暮らしにめぐりつながることを考えて動いている。
遠征して参加するだけでもそのことがよくわかるから、行くと気持ちがいいし、そういう人たちとつながっていられることが嬉しい。

よく「まちおこし」などと言うけれど、まちっていうのはもうおこされてるんですよね。おこさなきゃいけない……というか、起きなきゃいけないのはそこに暮らす一人ひとりでしょ、と常日頃から思っておりまして。
そういうことで言うと、リンネの人たちはシャキッと起きてる。私たちも寝言を言うばっかりの人にならないように、しっかり起きてやっていかなくちゃ、と、リンネに参加することでいつも鼓舞されています。

ナガサキリンネのみなさん、今回も本当にありがとうございました!心から!!

img_3485

img_3470

ナガサキリンネ番外編に続きます。

たのしいでんき

今日から我が家は「たのしいでんき」。
中国電力が上関に原発を新設することを全然諦めていないようなので、そんなところから電気を買うのはもううんざり!ってことで、乗り換えましたー。

手続きは、思っていた以上に超カンタン!

ホームページ上から仮登録。
(いま使っている電気料金の振り込み用紙などを手元に用意して、契約番号などを記入するだけ。)

確認メールに返信して本登録。

スマートメーターというものに交換。
(電気工事会社が勝手に来てくれます。留守でも作業できる場所にメーターがついていれば立ち会い不要。そして無料。交換の間5分くらい停電するので、立ち上げたままのパソコンなどに注意しておくだけ。)※このスマートメーター、ネットから一日の使用電力がかんたんに確認できる優れもの!

以上!
こちらから中国電力に連絡したりなんらかの手続きをする必要は一切なし!
携帯電話の乗り換えと違って、なんらかの料金が発生することもなし!
申し込みから今日の切り替えまで1ヶ月くらいかかりましたが、このへんは申し込みのタイミングや混雑具合によって違うのだろうと思います。

高いとか安いとかじゃなく、どんな電気を使いたいか、どういう社会どういう環境に暮らしたいか、ってことで選びましたが、実際、安くなるみたいです。ならなくてもいいと思ってるけどね。

店のほうは低圧電力(動力)のサービスがまだ始まっていないので、始まり次第乗り換え予定。
まずは、自宅と工房はたのしいでんき!

乗り換える人が増えて、原発がつくれなくなったらいいな。