コーヒーと一冊

ミシマ社から、「コーヒーと一冊」と題したシリーズが創刊されました!

コーヒーをのんびり飲む間に読めてしまうくらいのボリューム
“片手にコーヒー、片手に本”というスタイルにしっくりくる、喫茶店にも持って出かけやすい、程よい薄さと軽さ
そのときの気分で選べるさまざまな種類の“面白さ”を、半年ごとに三冊同時刊行

このシリーズに込められた大きな志と願い、特設サイトでぜひご覧いただきたいのですが、ちょっとだけここに書くと…

かつての読み好き、カムバック
時間がなくてなかなか一冊読めない…という方、そんな感じでだんだん本から遠のいてしまっている…という方、いらっしゃると思います。
「コーヒーと一冊」で、一冊を読み切る!という喜びをふたたび!!
本を読むのが苦手…という方にも、読み切る喜びを体感してもらうのにうってつけの本だと思います。

これからの書き手の方々へ
シリーズ創刊で今回同時に出た三冊は、すべて新人の書き手の方によるもの。
新人に限定したレーベルではないけれど、これから活躍していってもらいたい書き手が一歩目、二歩目を踏み出す場として積極的でありたい、とのこと。
素晴らしい!
新しい書き手に出会えるのは、読者にとっても嬉しいことですもんね。

本屋さんに元気を
「コーヒーと一冊」は、すべて買い切り、受注発送はミシマ社の京都オフィスのみでおこなう、というしくみで販売されます。
こうすることで、書店に、通常の取引のおよそ倍の利益が入るようにする、とのこと(“通常の取引”というものについては、ミシマ社から出ている「善き書店員」、早川義夫さん著の「ぼくは本屋のおじさん」などを読んでみてください!)。
ウチはふだんから買い切りなので、しくみとしては変わらないのですが、ふだんより少ない冊数でも注文できて、利益も少し増えます。とてもありがたい。

……というわけで、当店では、この利益をお客さんに還元しよう!という気持ちに、このシリーズを広めたい!もっと本が買って読まれる世の中に!という気持ちをプラスして、『買ってスグ読むセット 喫茶180円引』というサービスを実施中!
「コーヒーと一冊」シリーズを買って喫茶スペースですぐ読みます、という方に、喫茶のご注文を180円引きでご提供します。
我ながら太っ腹!です。

そもそも、今回発刊された三冊は、ミシマ社のウェブマガジン「みんなのミシマガジン」に連載されたものがベースとなっています。
つまり、読みたければ、ネット上でほぼ読めるのです、無料で。
でも、画面上で読むのと、紙に印刷されたものを読むのとでは、まったく違うんです!私の実感に基づいて、ホントです!!

さらに言うと、ウチは、この「みんなのミシマガジン」を応援するミシマガサポーターになっているので、特典として毎月「みんなのミシマガジン」の“紙版”というものを送っていただいてます。
紙や印刷や装丁もすごく凝っていて、それを触って眺めているだけでも楽しい冊子、というか、雑誌、というか、紙版なんですが、喫茶スペースに置いていますので、喫茶をご利用のお客さんも、バックナンバーをたどっていけば今回の三冊の連載をある程度読むことができます。
でも、バックナンバーから探しながら読むのと、一冊丸ごと片手に持ったまま読むのとでは、そりゃあ違います!読んでる感・読んだ感が!!

やっぱり本って面白い!一人でも多くの方に、この面白さを感じていただけますように!!

 

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