1月の「読むロバの会」開催中!

こちらは「読むロバの会(オンライン読書会)」の会場です。
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1月の「読むロバの会(オンライン読書会)」
課題図書は……
わたしたちが光の速さで進めないなら
キム・チョヨプ著/カン・バンファ ユン・ジヨン訳
早川書房

1月末までの1ヶ月間、上記の課題図書を読んだ感想を、このブログのコメント欄に書いていってください。

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1月の「読むロバの会」開催中!」への24件のフィードバック

  1. (じ) 投稿作成者

    ヒマール(じ)です。
    今年もたくさん本を読みましょうー!

    さっそくですが、この本、おもしろすぎて正月休みで一気に読んでしまいました!
    まだ1月も初旬なので、感想コメントは小出しにしていきますね。

    7本の短編が収録されていますが、どれが一番おもしろかったかというと……
    1本だけ選ぶのは難しい〜!それくらい、どれもそれぞれにおもしろかった!
    うわー、おもしろいー!と思いながら読んだのは「共生仮説」です。
    余韻が強く残っているのは、最後に読んだから、というのもあるけど「わたしのスペースヒーローについて」です。

    「スペクトラム」が、映画「はちどり」で話題になったキム・ボラ監督によって映画化されるそうですが、これをどんなふうに映画化するんだ!?とびっくりしました。わたしが読みながら頭の中でイメージした風景とは違うんだろうけど……テッド・チャン原作の映画「メッセージ」と同じかそれ以上に、気になっています!!!!!

    また書きます。

    返信
  2. ピンバック: お知らせいろいろ | きょうのヒマール

  3. (じ) 投稿作成者

    ヒマール(じ)です。
    SF好きのヒマール(ふ)に途中まで(「共生仮説」の途中)読んだ感想を聞いたので、勝手に書きます。

    (ふ)は昔からSF好きでけっこういろいろ読んでいるので、最初の2つ(「巡礼者たちはなぜ帰らない」と「スペクトラム」)は、おもしろくなくはないんだけど、うーん、特にすごくおもしろいってこともないかなー、という感じだったそう。まあ短編というのもありますし、好みにもよるかとは思いますけど。
    いま読んでいる「共生仮説」はおもしろそう、と言っています。そうでしょう、そうでしょう!

    で、「スペクトラム」。
    映画化したくなるほどの作品かなあ、ちょっとよくわかんない、とのこと。
    そして、ちょっと話はそれますが、「スペクトラム」のはじめのほうに、地球人とのいかなる交流も望まない地球外生命体との初接触の話が出てくるんですけど、最近の世界のSF小説のファーストコンタクトものでは、見つかったら終わり、星の位置を特定されたらおしまい、みたいな感じが流行り(?)なんだそうですよー。こっちからコンタクトするために何かを発信するとか、あり得ない感じになっているそうです。
    なんか、怖いですね。

    ということで、また!

    返信
  4. 匿名

    こんにちは
    ヒマールで編み物置いてもらってるK.Uです。
    人生初SFでした。

    星や宇宙は子供のころから好きなので、ついつい現実的なツッコミを入れそうになりました。それは置いとくとして。

    キムチョヨプさんのお話はSFだけど、身に覚えのある感情をたくさん見つけられます。女性として、人として、家族のこと、社会のこと。

    生き物の話にも通じます。
    例えば、人は共生する微生物無しに食べ物を全て消化することができません。
    人だけじゃなくて色んな生き物がお互い共生しながら地球に昔から居ます。

    ウィルスや細菌だってそうですね。

    共生しながらお互いに進化している最中です。
    元をたどると、みんな同じ宇宙のチリやガスから産まれた者同士。

    宇宙や生物が進んでいく先を見るには、個々の寿命はとても短いですね。 

    だから想像してしまいます。
    SFって、ロマンチックだな、と思いました。

    今年の冬はとても冷えます。
    そして夜空も美しいです。
    昨夜は星が瞬いていました。

    水平線から順に、シリウス、オリオン、アルデバラン、スバル、目立って馴染みの星々が
    天の川の上を登ります。

    私が死んだ後、ずっとずっと後も、オリオンの三つ星は変わらず登るだろうと思うことは、とても慰めになり、安心感を得られます。

    もう一回、よく読んで、また感想書きますね。

    SFって、エモいっすね!

    返信
    1. (じ) 投稿作成者

      人生初SFのお試し&コメントありがとう!

      宇宙って、自分の外側へどこまでも果てしなく遠くに広がっているし、自分の内側にも細胞の1個1個のその中のDNAを構成するものがどこから来たかをたどるとものすごい永遠と思えるような長い時間を遡ることになるし、考えると頭がくらくらしてくる。
      それがこの先も、人間がいてもいなくなっても、地球があってもなくなっても、さらに永遠と思える長い時間続いていくんだよね。
      その大きさと時間軸で考えたら、ひとりの人間の存在なんて目に見えないほどのチリよりも小さくて瞬きよりも短い時間になるけど、そのひとりの人間にそれぞれ違った人生があるっていうのが、またすごいよなーと思う。
      この本でいうと「わたしたちが光の速さで進めないなら」「館内紛失」「わたしのスペースヒーローについて」で、とくにそんなことを感じました。

      「エモい」ってどういうときに使うのか、いまひとつわからなかったんだけど(ジャストの世代じゃないもので)、「SFってエモいっすね!」て書いてくれたので、そうか!そういうことか!!と今回初めて実感としてわかりました。エモい!うん、エモいね!
      ありがとう!

      返信
  5. ピンバック: 読書タイム | きょうのヒマール

    1. (じ) 投稿作成者

      その後、読めてますかー?
      順番に読めそうになかったら、最後の作品はぜひぜひ読んでみてください。

      返信
  6. ちせ

    『感情の物性』

    新しいアイテムのありようにどうしても納得できない「僕」。
    感情そのものを造形化した商品、なかでもネガティヴな感情
    を表したものをどうしてわざわざ手にするのかが「僕」には
    理解できない。
    こういった、わからないひとのわからなさ加減は、わからない
    というもどかしい気持ちを代弁するみたいに乱暴に表現される
    ことが多くて、この作品も一見そのようなんだけど、「僕」が
    彼女であるボヒョンのこころに近づいたかのように思える最後
    の場面に向かって、少しずつ視点を動かされていくさまが、
    ものすごくていねいに表されていて、それこそこの手で触れる
    ことができそうなぐらい。
    「ワカラナイ」という感情の物性があれば。

    返信
    1. (じ) 投稿作成者

      「ものすごくていねいに表されている」というのは確かに、わたしもそう感じました。
      訳もとてもいいよね。「今っぽい」けれど自然で。

      「感情の物性」と同じテーマで、長編も書いてみたいと思っている、と著者あとがきに書いてあったね。
      この人の長編作品、読んでみたいです。
      たのしみ。

      返信
  7. UK

    感情の物性

    悲しい時は悲しい音楽に浸かり
    嬉しい時は嬉しい音楽を、チョイスし
    泣きたい時は泣ける歌を歌うのと
    似ていますね。

    いま2回目読んでます

    どうにも逃れることができない悲しさや憂鬱にひたすら浸かると
    そのうちそこから出ることができるのでしょうか。
    あるいは
    納得がらいくと、自分から離れることが出来るようになるのでしょうか

    気がすむまで泣いたら
    驚くほどスッキリするみたいに

    返信
  8. nana

    やっと1月の最後になって、読書会に参加します。
    むかしから物語が作れなくて、作れる人を尊敬してきました。
    今月の課題図書が短編集であることを幸い、最初の「巡礼者たちはなぜ帰らない」だけ読んで、中途半端ですがとりあえず投稿させてもらいます。一部ネタバレになったら、ごめんなさい。
    「巡礼者…」は、現代の生命倫理で大きな問題になっている先端技術を使って、「美しい村」を産み出した人の話なんですね。それなのに、なぜ欠陥だらけの「始まりの地」への巡礼がなされるのか…。全体としてのロジックというか、訴えたい点は明確です。
    読んでいて、物語の網がちょっとゆるいような気がしました。「地球」と「美しい村」、地球のなかでも新人類が住んでいる地域と落ちこぼれた人種が住んでいる地域、それぞれにリアリティが分かれるわけですが、もうちょっと書き込んでほしいかな、と。それと、「美しい村」がどこにあるのか不明なのですが、それは構わないのでしょうか。
    本書の他の短編も読んでみます。

    返信
    1. (じ) 投稿作成者

      短編だから、ということもありますが、わたしもこの作品はちょっと物足りなく感じました。
      「美しい村」はほかの星だろうな、とは思ったのですけど、どこにあるのかはそんなに気になりませんでした。

      2月になりましたが、ぜひほかの作品も読んでみてくださいね!

      返信
  9. ピンバック: 2月の読むロバの会(オンライン読書会)開催中! | きょうのヒマール

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