去年は念願のミュージシャンたち、Ye Vagabonds、Lankum、John Francis Flynn、Daoiri Farrell、Eoghan O’Ceannabhainのコンサートを観られて幸せでした。さらにはDervishのCathy Jordan に続き、Altanのコンサートで締めくくり。贅沢なことです。
ヒマールでスタートした”つまびくロバの会”の趣旨も素晴らしいけれど、”アイリッシュなロバの会”の好調ぶりも素晴らしい!
アイルランドの音楽は、いつも強調するのですけれど”演奏してみてなんぼの音楽”。聴くだけでも充分に楽しめますが、自分で演奏してみて初めてその奥深さに気づく仕組みになっているのです。
その深みにはまりつつあるわたくしも、去年はかなり前向きにレッスンと自習に取り組み(がんばる感じではなく、弾くこと&学ぶこと自体が楽しくなった)、仲間も増えてスローなセッションを見つけては参加するようになりました。
速い演奏のセッションに参加できる日が来るとは思い難いけれど、一緒に演奏できる仲間が増えていくのはすてきな体験です。
わたしにとってはまだ夢のようなアイルランドのパブセッションでフィドルを弾いていたのが、サイファー斗亜さん。
この数年間、日本に行く機会がぐっと少なくなっているわたくしなので、斗亜さんの活躍ぶりは、お会いしたあとにネットをググって初めて知った次第。共通の友人もたくさんいて、いつかゆっくりお喋りするのが楽しみ。
ヒマールで2月11日にライブ演奏されます!歌も素晴らしいので、ぜひいらしてくださいね!!!
共演のハープ奏者・木村林太郎さんもおともだちなのですーーー
日本にいたら絶対に行ってたっっ!!!
去年の年末は異様に暖かかったのですが、ようやくいつも通りの寒さが戻り、年明けからはときおり雪化粧。珍しく南部、中部域の方が積雪している様子。
アイルランドでリリースした拙著料理本「O’Bento」が見事に完売し、増刷を検討しているところです。
販売を一手に引き受けているスライゴーのLiber bookshopは、アイルランドのベストブックショップ・アワードの上位に入賞。誰もが賞賛する書店に拙著を置いてもらえるのは光栄なことです。
さらに場所柄、イエイツ関連書籍が豊富で、すぐとなりに並ぶ拙著を見て感無量。
今年は、友人が作る本にレシピを提供したり、なかよしのフレンチシェフと新作料理をつくるなどなど、楽しみな予定があってわくわくしています。
去年は音楽が主軸でしたけど、今年は少し料理にシフトかな?
今年もどうぞ、お忘れになりませんようご贔屓のほどを!!
ゆみこ