アイルランドの音楽事情を知るのならラジオがいちばん。
わたしの音楽情報源はほぼ全部ラジオといってもいいくらい。今や世界中どこでも聞けるようになったのも嬉しい限り。リクエストはアイリッシュゆかりの地アメリカやオーストラリアをはじめ、ときどき日本からも。
Pod castでいつでも聞かれますから、ぜひお試しください。
まずはほぼ欠かさずに愛聴している番組から。
Late Date(RTE radio1)
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フォーク&ロック、ときどきトラッド、古いジャズなど様々ですがセンス抜群。聞き始めて5〜6年ほど愛聴し続けています。
メインのプレゼンターはCathal Murry(カハル・マリー)。週末はホットハウスフラワーズのFichana O’Braonain=O’Brenna(フィークナ・オブレナン)。フィークナのピンチ・ヒッターをつとめるRay Cuddihy(レイ・クディヒー)。
カハルのスウィート・ボイスもすてきですが、何よりも彼の好みが驚くほどわたしと一緒。’90年代に彼が行ったコンサートの話などを聞くと、同じ時代に同じ場所で同じ音楽を共有していた模様。当時の彼はまだ10代だったそうですが……。
ピンチヒッターのレイ・クディヒーが登場して2年ほどかな。今いちばん好きなプレゼンターです。ばりばりのコーク訛りも好感度を高めています。彼はスライゴーのミュージシャン、シェイミー・オダウドやリック・エッピンの大ファン。LankumやYe Vagabonds など、ヒマールでもおなじみのグループの曲がしばしばかかります。
アンディ・アーヴァインの歌もしょっちゅう。先日は彼が在籍していたSweeny’s Menの「Sally Brown」が流れたのですが “あれ?Lankumのコーラスアレンジに似ている!?”とびっくり。Lankumのというよりはリンチ兄弟のコーラスがSweeney’s Menに大きく影響を受けている印象で。
と思っていた矢先にレイがかけたのがLankumの新曲。こういうオタクさがたまらなく楽しい。
ではここでSweeney’s Menの「Sally Brown」を。
この曲はのちにアンディが参加したPlanxtyで歌い継がれています。
楽しそうなのでこちらも。
Sweeney’s Menは正直ちゃんと聴いたことがなかったのですが、この発見であらためてちゃんと聴いてみたいと思いました。
Planxty の土台はアンディが築いていたと言えそうです。
別の日にかかったのは、UKのパンクバンド“ハーフマン・ハーフビスケット”。’90年代はじめのダブリンで、わたしの友人たちが愛聴していたバンドです。マークから教わって、結婚式でも流しました・笑
貴重なアルバムは’85年にリリースされた「Back in the DHSS」
もしもどこかで見つけたら絶対にgetしてください!必聴盤です。
長くなるので本日はこれまで。