ロック・バンズ/Rock Buns

巣ごもり中(Cocooning)のアイルランドでは空前のベーキング・ブーム。小麦粉が品薄になるほどで、ビスケットにまぜるチョコチップは売り切れ続出。この国は肥満率が高くなっているので少々心配ではありますが、あまりガマンばかりじゃ気の毒なので大目に見ましょう。

バンズはお菓子の総称としてよく使われます。アイリッシュのともだちに手製のマドレーヌを持って行ったときに「posh(こじゃれた)な buns !」と言われたことも・笑

ロック・バンズはその対極にあるレトロなお菓子です。これもまた、料理本ではしばしば見かけるのに、店先で見ることの少ない一品。ロック・ケーキとかドロップ・スコーンとよばれることもあり、ビスケットよりはケーキ寄りと言えるかな。ちなみにドロップ・スコーンはフライパンで焼く小さめのパンケーキの形状の方が多い気がします。

アイルランドでもポピュラーですが、そもそもはイギリスのお菓子で、バンズのコンセプトは、小さくて丸い。固いかやわらかいかは二の次のようです。

失敗するほうがむずかしいお菓子。家中にバターのいい匂いが広がるので、巣ごもり中には最適。

「ロック・バンズ/Rock Buns」

【材料】8個分
薄力粉 100g
*買い物に大手をふって出かけられるようになったら、古代小麦のスペルトを探してみてください。ビスケットやタルト生地には最適です。グルテン分が少なく、どっしりした仕上がりに。
ベーキングパウダー 小さじ1/2
バター 40g
三温糖 40g
レーズン 大さじ1
溶き卵 1/2 個分(うずらの卵2個でもいい)
牛乳 大さじ1

【作り方】
1.オーブンを予熱200℃にする。
2.薄力粉とベーキングパウダー、バターを手でまぜて、そぼろ状態に。粉がしっとりしてきたらオッケー。
3.三温糖、レーズンを加え、卵、牛乳をまぜあわせて生地にまとめ、8等分する。
4.オーブントレイの上に(あれば)ベーキングシートをのせ、生地を丸めてならべ、上からちょいと押さえて形をととのえる。予熱したオーブンで10〜12分焼く。

ビスケットをグラス瓶に入れるのは危険。ついつい手が出て食べすぎちゃいます。好きなんだけどな〜この感じ!

[Ingredients] makes  8
Butter 40g
Plain white flour  (preferably spelt )  100g
Baking powder  1/2 teaspoon
Raw cane sugar  40g
Raisins 1 tablespoon
Beaten egg 1/2 or 2 quail eggs
Milk 1 tablespoon

1.Preheat oven to 200℃.
2.Rub butter into flour and baking powder in a bowl. When flour becomes a yellowish colour, it’s fully mixed.
3.Add sugar, raisins, beaten egg, milk, mix well. Form the dough, then make 8 small balls.
3.Put onto a baking tray. Lightly press down the top of the dough balls. Bake for 10~ 12 min.

Stay safe & keep healthy !!
Yumiko



  • 甘いもの大好きな食いしん坊なので、8個なんてすぐ食べちゃう!と思って、いきなり倍量でチャレンジ。
    牛乳を切らしてて豆乳で作りましたが、雑な性格で大さじなど使わず入れすぎてしまったみたいで、生地がかなりべたべたに…。まさかの失敗か!?と思いましたが、無理矢理焼いてみたら、美味しくできた!
    これは、なんというか、ふところの深〜いレシピなのではないか、と。
    次はナッツも入れてみたいです。レーズンをラムに漬けても作ってみたい。砂糖を減らしたら、朝ごはん代わりにもいいんじゃないだろうか。

    簡単で失敗なく作れる甘いもの、俄然やる気が出ています!(苦笑)

    • 大胆ですてき〜こっちで売ってる料理本のビスケットのレシピは、たいてい20個とか30個で、バターと砂糖の量を見ると作る気が失せちゃうんです。すべてお腹周りにいきますから。なのでわたしの焼き菓子レシピはバターの量もどこまで減らせるかが勝負。そんなにまでして食べたいか?と思わないこともないですが、家に自家製ビッキーがあるのって幸せな感がして。ほんとはまとめて作るほうがエコなんですよね。オートミールをまぜるのもいいですよ〜 ゆみこ

  • サーディン・ケジャリーを作ろうとスーパーに行ったら、肝心のオイルサーディンが見つからず…涙。
    今までお菓子作ったことないのですが、こちらにチャレンジすることにしました!

    himaarさんのコメント「ふところの深〜いレシピ」に励まされ&調子に乗って、ナッツとオートミールもいれてみちゃいました。
    こちらもびっくりするほど簡単で、これであってるのかな?と途中不安になるほど。え?こんなに膨らむのー?とビビりましたが、とっても優しい美味しい味に焼き上がりましたー!嬉しい!
    食べ過ぎないように気をつけます(笑)!

    • おお!おいしそう〜きれいに焼けましたね〜ご自分で工夫されてるのも素晴らしい!アイルランドのポリシーなんですよ「作り方は教えるけど、真似しようとせずに自分で工夫してね」。伝統楽器のレッスンでも同じことを言われました。懐が深いのはアイルランド流ってことかもしれませんね。あらためて心がけよう!サーディン缶が見つからなかったら、スモークサーモンで試してみては?(いきなり??って思われそうですけど、ほんとはスモークサーモン使うことが多いんです。これはサバイバルバージョンで缶詰でしたけど)ふっと思いついたのは、アジの干物。別物になるかもですが、絶対おいしいと思う!ゆみこ

  • himmarさんのInstagramからこちらの素敵な取り組みを知り、ロック・バンズの写真を見て目が♡に!中学生の娘はアイルランドに興味があり、「一緒に作りたい!」ということで意気投合。娘と一緒に作りました。

    ロック・バンズ
    とっても美味しいですね!!!!
    今回は北海道産小麦で焼きましたが
    外はサクッと、中は絶妙な水分量のふわっとしっとり!本当においしかったです!

    子どもたちが「ロック・バンド!」と名前を間違えて、大笑いしながら食べたロック・バンズ!とても豊かなおやつタイムになりました。

    学校も仕事もない期間が長引いてはいますが、こういう時に、普段できなかった家の中でのやりたいことを、自分の心の赴くままにしてみると、新しい豊かさが発見できてとても楽しいです。
    ロック・バンズからも新しい豊かさをいただきました!このレシピ、娘と作り続けます⭐︎
    ゆみ子さん教えてくださりどうもありがとうございます!

    • 嬉しいコメント!ありがとうございます!そしてお嬢さまとの共作、きれいにおいしそうにできましたね〜「ロックバンド」と命名して、ときどきお嬢さまと一緒につくってみてくださいね。みなさん試されているように、ナッツを加えたり変幻自在です。いずれご紹介するパンで試したのですが、オレンジマーマレードを生地にまぜこむのもおすすめです。8個分の分量なら、小さじ1くらいかな?生地がゆるんだ感じになっちゃったら、小麦粉ちょっと足せば大丈夫。
       いただいたコメントで、レシピをご紹介する励みになりました。引き続きブログ見てくださいね!
       ゆみこ

  • ゆみ子さん!
    懐の深いレシピ、今朝見つけて、あるもので早速いまつくりました❣️
    KiLA聴きながら、アイルランドの丘を想いながら、これからいただきます。
    あ、いただきました。
    美味しーい
    ご馳走さまです

  • せつこさま!ありがとうございます〜おいしそう〜器がまた素敵!なぜかこの地味なお菓子に反応してくださる方が多く、わたし自身が「開眼」しております。そういうレシピをまた発掘できるよう精進いたします!!感謝♡ ゆみこ

  • 遅ればせながら、ロック・バンズに挑戦。しかも、いきなりアレンジで!!

    「チョコ&くるみ」と「抹茶&いちじく」です。
    抹茶はちょっといちじくの主張が強すぎたから次回は甘納豆でやってみるかなーとか、チョコにはもっとチョコチップいれようーとか、ざくざく感が欲しいからオーツいれたらよかったなーとか、あれこれ思いながら、美味しく楽しくいただきました。

    ゆみ子さんやみなさんの写真がすてきで、私も瓶にいれちゃいました(笑)

  • いちじく!すてき!オリエンタルなアプローチですよね。アイルランドでは高級感の高い食材です!ピスタチオとか、クコの実もこちらでは流行りものなんですよ〜バリエーション無限レシピ・笑 ゆみこ


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