Yumikoのサバイバル・クッキングレシピ

アイルランド在住の料理家・松井ゆみ子さんから届く、いま作りたい&作ってもらいたいレシピと日々のエッセイ。

この画面は、簡易表示です

しりしり/ Shili-shili

白状しますけど、本場のしりしりを食べたことがないんです。沖縄も日本に返還された少し後に一度行っただけ。いつか行きたいリストの上位です。なので、これはわたしの妄想レシピ。

アイルランドには沖縄の音楽のファンが少なからずいて、加えて、長寿の島の食文化がよく話題にのぼるので、何か紹介できたらと思いついたのが、しりしり。
それでも「にんじんと卵……どっちも甘いけど、どんな料理になるの??」って半信半疑して、ごめんなさい!食材をここまで減らして、なのにおいしいって、すごいと思いました。わ... つづきを読む...



キャロットケーキ/ carrot cake

不動の王道焼き菓子。国民みんなが好きにちがいない。

友人宅で作るのを手伝ったとき、にんじんの皮むきをひたすら続けた。こんなに使うんだ!が、まずびっくり。焼き上がりのしっとり、おいしいのにまたびっくり。量の多さにまたびっくりだったので、これは少数家族向きのバージョン。小麦粉1パックとか、書けませんもん。

「キャロットケーキ/ carrot cake」


サーディン・バーガー/ sardine burger

O’Tsumami、あるいは Oh !Tsumami!!  晩酌文化をアイルランドに広めるのがユメ。お酒は基本パブで飲むものなので、つまみと酒というコンセプトがないんです。家呑みを強いられている今でもきっと、ごはん先に食べちゃって、お酒は「おつまみ」なしで単独なんだろうな〜。日本人の晩酌文化、素晴らしいと思う。

“バーガー”というと、ハンバーガーを思い浮かべられると思うのですが、ここではハンバーグ状態のものは全部 “バーガー” なんです。アイルランドで出す本にも、このレシピ... つづきを読む...



エッセイ「買い出し/買い置き」by Yumiko

 辺鄙な場所で暮らしているので、政府に言われるまでもなく、スーパーマーケットでの買い出しは1週間から10日に一度で、あとはちまちま近所の商店で買い足すくらい。
 小さな商店のわりに、まんべんなくいろんなものがあって助かっているのですが、激しく足りないのが野菜。運がいいとオーガニックファームのサラダリーフが買えますし、ノンオーガニックですが自国産のキャベツやじゃがいもも。たまごはローカルなので、新鮮ですごくおいしい。

 ご存知ですか? にんじんは新聞紙に包んだ後、ビニール袋に入れ... つづきを読む...



ブラウンブレッド/ brown bread

アイルランドの伝統的な小麦全粒粉でつくるパン、ブラウンブレッドは、イーストを使わずに重曹と発酵した牛乳「バターミルク」で作る簡単かつ健康的なパンです。

バターミルクは、牛乳のうわずみ(バターのもとになるクリーム部分)のすぐ下のあたり。アイルランドでは、ブラウンブレッドを作るためのバターミルクが市販されていて、どこでも容易く買えますが、日本ではなかなかに困難。ですが、ヨーグルトで代用ができます。びっくりするほど簡単に作れますが、そこからが「伝統」の始まり。各家庭のお母さんたちが「うちの... つづきを読む...



ブロッコリスープ/ broccoli soup

たくさん作って、冷凍庫に常備しておくといい一品です。その場合、牛乳とクリームチーズは温め直すときに加えてください。わたしは緑野菜が不足することに、異常なほど不安感を持つタイプ(苦笑)。たくさん買っても、冷蔵庫で保たせるには限界があり、冷凍に頼ることもしばしばですが、ブロッコリはそのまま冷凍すると、どうしても食感が損なわれるので避けています。茹でるときもアルデンテが好きなくらいですから。なのでスープにするのはほぼベストな保存方法なのです。

クリームチーズを入れるワザは、ブルターニュの友... つづきを読む...



エッセイ「アイルランドの発酵食品」by Yumiko

 この数年、アイルランドは空前の発酵食品ブームです。
 5年ほど前だったでしょうか、スライゴーに住む夫の従姉妹から「麹を買いたいのだけど」と相談されました。味噌作りのワークショップを行なうのが目的で、へー!と驚きながらお手伝い。彼女は独自の食事療法をしていて大豆が食べられないので、何で作るのだろうと思ったら、くるみ。北西部は特に寒いエリアで、家の中でもセーターを着込むほどなので、ちゃんと発酵するのかしら??と心配でしたけど、彼女たちの意欲を削ぎたくないので、お探ししました。強く要望された、乾燥タイ... つづきを読む...



キャロットスープ/carrots soup

免疫力の向上に役立つのが、にんじん、と多くの記述を見かけたので、拙著ですでに紹介しているのですが、あらためて。

しょうがはレシピの倍くらいまで増やせると思いますが、初めて作る方はこの分量で。アイルランドでは、キャロットスープというとコリアンダーを加えることが多いのですが、日本では嫌いという方が多いのではずしています。お好きだったら試してみてくださ... つづきを読む...



チーズスコーン/cheese scones

カントリーマーケットなどでよく見かける、しょっぱい系のスコーンはいつも飛ぶように売れています。以前、なかよしの海藻料理研究家のワークショップを手伝ったときに作った彼女のレシピは、よく炒めたたまねぎとにんにくをたっぷり入れたタイプで、やわらかめの生地を平らにした後、型をぬかずに切り込みを入れておいて、焼いた後に切り分けるのが新鮮でした。そうすると焼かれる面が少ないので、しっとり仕上がるんですよね。

わたしのは、たまねぎを生のまま入れて、食感を残しています。チーズもすりおろさず、適当な大... つづきを読む...



エッセイ「ホットドッグ」by Yumiko

 どちらかといえばアイルランドでは、ホットドッグよりもハンバーガーの方が人気が高いような印象です。レストランのメニューにハンバーガーはあっても、ホットドッグはまず見かけません。アメリカのホットドッグ専門店のチェーンはそこそこ人気ですが、どの町にもあるわけではないし。チッパーとよばれるフィッシュ&チップスの店などで買えますが、ソーセージをはさんだだけの素っ気ないものばかり。

 ダブリン郊外ダンレアリのファーマーズマーケットのロイのホットドッグ屋さんは、いつも行列の人気店。炒めたたまねぎ... つづきを読む...




top