Yumiko's

松井ゆみ子がアイルランドからお届けする「食」と「音楽」のこと

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フィドル合宿

地元スライゴーで開催されるサマースクールに参加してみたいと長年思っていたのですが、ようやく実現できました。
カウンティ・クレア、ミルタウンマルベイのウィリー・クランシーサマースクールを皮切りに、8月の大会フラー・キョールまでの数週間、アイルランド各地でサマースクールが開催されていきます。
スライゴーは南部タバカリーという小さな町で、ミルタウンマルベイからバトンタッチする形でスタートします。
地元といってもクリフォニーの我が家からタバカリーまでは車で小一時間。通えない距離ではないですけれ... つづきを読む...



アイルランドからの秋風と音楽の話

日本の猛暑ニュースを見るたびに、ここの涼しさを申しわけなく感じています。
今年はアイルランドも天候不順でことさらに雨が多く、うちの大家さんはまだ干し草づくりができずにいます。去年は夏前と晩夏の2回も収穫できたのに!
毎年楽しみにしている地元のトマトも、陽射しが足りないのか熟れる前に季節最後みたいな水分の少ないものになっていて残念。
グースベリーに至っては、いつも摘みに行かせてもらっている知人から、実が育たない〜と言われて今年は断念。庭のりんごはそこそこ育っているので、良しとしなきゃ。<... つづきを読む...



アナログレコードと蔵書

もっと早くにお知らせするつもりだったのですけれど、ヒマールご店主ご夫妻もご多忙でしたし(大きな言い訳!)わたしもイベントごとが多くて出かけまくっていました。
面白い話がたくさんあるので、それはまたあらためて。

去年の東京滞在中、西荻の実家にあったアナログ・レコードと本を引き取ってもらいました。すてきなお店ばかりなので、ぜひいらしてみてください。

・RANA-MUSICA   RECORD STORE
世田谷区代沢5-2... つづきを読む...


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遅ればせのお礼 from Ireland

2ヶ月の東京滞在から真冬のアイルランドに無事帰還いたしました。
4年半ぶりのニッポンは、なかなかに新鮮で観光客気分を味わいました。
不思議な感覚です。
11月に開催した大崎シャノンズと新橋Man in the Moonでのイベントは、おかげさまで満員御礼。ご来場くださった方々と、すてきな会場のパブふたつ、コラボしてくださったフィドルの小松大さん、ギターの長尾晃司さん、ほんとうにありがとうございました。
ヒマールのご店主、辻川ご夫妻は岩国からお手伝いに駆けつけてくださって、5年ぶり... つづきを読む...



続・イベント「アイリッシュネスへの扉」

前回に続き、11月に東京で開催のイベント、2日目(11/19)へのお誘いです。

2日目は、新橋Man in the Moonにて。
この日は写真をご覧いただきながら、今わたしが住んでいるクリフォニーヴィレッジの田舎暮らしを中心に、食文化寄りの話題をとりあげたいと思っています。

ご店主の山田さんはまだお会いしていないのですけれど、かつてコークの老舗パブで修業していらしたという強者。短いですけど対談させていただきます。超楽しみ!
行ったことあるんだもーん、... つづきを読む...



イベント「アイリッシュネスへの扉」

11月18日(土)と19日(日)の2日間、都内のアイリッシュパブ2カ所でイベントを開催することになりました。
フィドル奏者の小松大さんとのコラボレーションです。光栄!

なにせ4年ぶりの日本です。完全な浦島太郎状態。
その分、すっかりアイルランド地元民になっていますので、レアな話題をたくさんご披露できると思います。

1日目は大崎シャノンズにて。
拙著料理本「家庭で作れるアイルランド料理」を出版したあとにイベントをさせていただいたことがあり、再訪でき... つづきを読む...



必聴アイルランドのラジオ番組

アイルランドの音楽事情を知るのならラジオがいちばん。
わたしの音楽情報源はほぼ全部ラジオといってもいいくらい。今や世界中どこでも聞けるようになったのも嬉しい限り。リクエストはアイリッシュゆかりの地アメリカやオーストラリアをはじめ、ときどき日本からも。
Pod castでいつでも聞かれますから、ぜひお試しください。
まずはほぼ欠かさずに愛聴している番組から。

Late Date(RTE radio1)


Ballyshannon Trad & Folk Festival 2023

アンディ・アーヴァインとドーナル・ラニーのステージを観てきました!
ものすごくよかったので興奮冷めきらぬうちにお伝えしたいと思います。
バリーシャノンはカウンティ・ドニゴールにある街で、アイルランドが誇るロック・ミュージシャンRory Gallagher (ロリー・ギャラハー/ギャラガーとよぶのは英国人と外国人)にまつわる場所。毎年6月に彼のトリビュートフェスティヴァルが開催されます。
今回わたしが行ったトラッド&フォークフェスティヴァルは、ロリー・フェスの後なので以前よりも若干規模が... つづきを読む...



アイルランドの夏2023

ヨーロッパの熱波もアイルランドまでは届かず、涼しい日々が続いています。世界各地で暑さ対策が叫ばれる中、ここではフリースを着込み、夜は気温が10度くらいまで下がる日もありヒーターを入れることも。
6月には雨の降らない日が2週間も続き、ファーマーたちは水やりに苦労していました。今は雨が連日続いていますけれど、作物もファーマーたちにとっても恵みの雨。降りっぱなし、止みっぱなしが交互に続くのはアイルランドの天候らしくありません。快晴が続いたときに雷雨を何度か体験しました。ここでは滅多にないことなのです。な... つづきを読む...



デーツ&ウォールナッツ・ケーキ

ぐっと春めいてきた今日この頃。まだ寒さが戻る日もありますけれど、陽射しが力強くなり、子羊たちが放牧されているのを見かけました。
クリフォニーのカントリーマーケットもホリデータイムを終えて再開したばかり。2023年最初のマーケットは、今年初めて加わった祝日“セント・ブリジッドズデー”の連休と重なったこともあって大賑わいでした。
わたしの人気商品だった“ベジ・スシ(野菜入り海苔巻き)”は衛生局のルールがきびしくて、やむなく敗退。今もお客さんたちから「残念〜」と惜しむ声をいただいております。でも正... つづきを読む...




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