Yumikoのサバイバル・クッキングレシピ

アイルランド在住の料理家・松井ゆみ子さんから届く、いま作りたい&作ってもらいたいレシピと日々のエッセイ。

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ニシンの酢漬け

 生のニシンを見つけると買わずにいられません。
 冬に向かうほんの短い間だけ、魚屋さんの店頭に並ぶ幻の魚。海のない内陸部では滅多に買えなかったのです。
 北部ドニゴールの漁港キリベグスから売りに来る魚屋さんはここ毎週、新鮮なニシンの切り身を持ってきてくれて超嬉しい。丸ごとも売っているのですが、使いやすいのでつい切り身。
 気に入ってる料理法は、照り焼きと酢漬け。照り焼きは、オレンジマーマレード、醤油、赤ワインに一晩漬け込みます。そんなに長時間浸さなくてもいいんですけど、先攻は一緒に買っ... つづきを読む...


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エッグ・マヨ

 ときどき無性に食べたくなるのが、エッグ・マヨのサンドウィッチ。
 定番の具材ですけれど、作りたてのエッグ・マヨは、炊きたてごはんで作るおにぎりに似ていると思うのですよね。お弁当などで、冷めた状態のおにぎりが普通ですけれど、炊きたての握りたてのおにぎりのおいしさといったら! エッグ・マヨも同じと言ったら、ほんと?と疑われそうですけど、卵好きとしては、きっぱり断言。同じくらいの“特別感”です。
 茹でたての卵をフォークでくずし、できれば開栓したばかりのマヨネーズを混ぜます。どちらも冷蔵庫に入れ... つづきを読む...


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“mission impossible” の成功と、お知らせ。

 まずはお知らせから。
 ヒマールさんとのコラボで、レシピ入りのポストカードを作りました。
 ブログでご紹介したレシピですが、写真を少し変えたりしています。
 繰り返して作っていただけるようなレシピを冷蔵庫に貼ったりできますし、おともだちにお送りしたり、活用していただけたら嬉しいです。
 ヒマールさんの製作なので、おしゃれに仕上がっています!... つづきを読む...



再びロックダウンのアイルランドより(チョコ・クリスピーズ)

 初ロックダウンの3月に逆戻りしています。大きな違いは、一度体験済みなので、人々に多少ゆとりが見えることと、学校を開けていること。といっても今はハロウィンをはさんだ休暇中なのですけど。

 3月のロックダウンがゆっくり解かれる夏、市井の人々の緊張も大きく緩み、近所の海岸には人があふれ「いいのか?」と思っていた矢先。ウィルスが「懲りないやつら」とあざ笑っている図が浮かんで悔しい。
 この状況が、すぐに終わると期待するからイライラするのだと思うのです。しばらく続くと観念すれば、心構え... つづきを読む...



エッセイ「鯖」by Yumiko

 アイルランドでポピュラーな魚のひとつがサバ。今日は新鮮なのを見つけて爆買いしました。今、旬を迎えています。
 モーターウエイで魚を買う話は以前しましたけど、同じ幹線道路沿いに、今度は北部ドニゴールの魚売りヴァンが登場!ここから車で1時間ちょっとの距離にあるキリベグスという国内のメイン漁港からの直送です。
 いつもはスライゴータウンに近い場所で販売していて、今日わたしが見つけた(正しくはマークが発見して下見してくれた)場所は初めてのロケーションなのだそう。品揃えは素晴らしく、牡蠣、ホタテから... つづきを読む...



ホットポット/ hotpot

アイリッシュシチューと材料はほぼ同じですが、じゃがいもを煮込まず “ふた”にします。イギリスでポピュラーなスタイルらしく、料理本などにもよく登場しますけれど、うちの食卓にはあまり出てこないなと思って、作ってみました。オーブン焼きしたじゃがいもの表面はカリカリに、シチューに触れていた面は味つきでしっとり。なるほど、2度楽しめる。

煮込み料理にチップスやローストポテトを添える感じですが、調理は一発ですむし。合理的ですね。

アイルランドで「パイ」と名のつく料理で有名なの... つづきを読む...



ケール(チップスとパスタ)

 日本では“青汁”の材料として知られるケールは、栄養価が高いので「野菜の王様」の異名があるほど。たくさん食べるにこしたことないのですが、緑野菜好きのわたしも、ついついほうれん草やカラフルなスイスチャードを選んでしまいます。
 毎週、野菜の仕込みに通っているオーガニックファームのボス、エイダンに「ケールが採れすぎで、たくさん使えるレシピを考えて〜」と泣きつかれてだいぶたちました。ペストにしてみたり、カレーはまずまずでしたけど、毎日食べたいレベルに及ばず。
 しかしながら、ようやく「旨っ!」のレ... つづきを読む...



ハーブのある暮らし(ハーブ・バターとバジル・ペスト)

 お料理雑誌の特集記事のタイトルみたいですけど、この夏に実感していたことなんです。台所にたくさんハーブがあるって、なんて豊かな気分にさせてくれるんだろう、と。今までも、スーパーマーケットでパック入りのハーブはけっこう買っていました。でも、イスラエルやら遠くの国から運ばれてくるものが多く、すぐにぐったり。それが今年は、近所にあるエイダンのオーガニックファームに野菜を注文するときに“bunch of”(超適当な分量!)ハーブを追加してもらっていて、料理がぐっと楽しくなりました。レギュラー陣は、バジル(夏です... つづきを読む...



ビーフシチュー/ beef stew

写真は一見、ハヤシライスですね! ほんとならギネスを入れたいとこでしたけど、うちの近所にはビール売ってるお店が“今”はないんです。なのでワインとトマト味で仕上げてみました。誰かさんちで食べた記憶のあるシチューです。ごはんでもオッケーですが、マッシュポテトに合わせただけで、ぐっとアイルランドっぽくなります。

実はこの一品、写真撮った後にカレー粉まぜて即席カレーにして、マッシュポテトと食べました。思いっきりアイリッシュな感じ〜。
残ったら、試してみてください。もう少し、塩気と甘みを... つづきを読む...


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トライフル/trifle

アイルランドではクリスマスのデザートとして定着している、イギリス発祥のお菓子です。500年以上前の料理本に紹介されていたというのは、最近まで知らなかった。スポンジケーキを果物やゼリーなどと何層にも重ねて、カスタードで蓋をし、シェリーなどの洋酒を注いで全ての具材を封じ込めた不思議なデザートです。
trifleには“くだらないもの”という意味もあり、気の毒な命名のお菓子ですが、きらいと言う人はいるのか?と思うくらい、万人に愛されています。クリスマスのデザートと思っていましたけど、スーパーマーケットでは... つづきを読む...




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