Yumiko's

松井ゆみ子がアイルランドからお届けする「食」と「音楽」のこと

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リセット

 アイルランドでは最近まであまり使わない言葉だと聞きました。ほんとかな??でも確かにデジタルなものがあふれだしたのはつい近年のこと。リセットという言葉になじみが薄かったのかもしれません。
 年明けの1月、わたしの暮らしも”リセット”してみようと思います。
 月2回のカントリーマーケットも1月はお休み。ファームも農閑期で休みになり、わたしの海苔巻きづくりもベーキングもしばし休業。
 この数ヶ月、引っ越しも加わり、珍しく追いまくられるような日々で、ごはんづくりも手抜きになりがちだったし、新... つづきを読む...



続・プーカと冬の嵐

 しばし間があいちゃってすみません。
 オイルタンクから聞こえてくるヴァン・モリソンの歌声の続きです。

 毎朝11時になると、あいかわらずタンクの中から声が聞こえてきます。
 流れてくるのは地元ラジオ番組「フランシー・ボイラー・ショウ」。そうか、ボイラーだからタンクの中か!と納得したら、マークに「残念だけど、ボイラーじゃなくてボイランです」よくある名字だそう。知らなかった。
 ここの大家さんは、ちょくちょく納屋やファームのメンテナンスに来るのですけれど、しばらく留守... つづきを読む...



プーカの来訪

 突然ですが、引っ越しをしました。
 拙著『アイリッシュネスへの扉』をお読みくださった方々は「ええーーっ??」と驚かれると思いますが、わたしとマークにとっても突然な成り行きで。でも結果的に、心地よい家で快適な暮らしをスタートさせることができ、新たな扉を開くことができました。今度の家は、ファームハウス。大家さんはシープ(羊)ファーマーですが、セミリタイアしていて... つづきを読む...



ぴかりり

かわいい名前でしょう?
初めて瓶詰めの“piccalilli” を見つけたときは、なんだろう??と不思議でした。カレー色をしたピクルスで、調べてみると“インドのピクルス”。見た目そのまんま(笑)。
18世紀頃からイギリスで親しまれている食材なのだそうですが、アイルランドの中部域ではあまり目にすることがありませんでした。近所の店になかっただけかな。スライゴーのご贔屓食材屋さんにはイギリス産のものも多く、ピカリリもそこで発見。
レシピを探してみると、やはりスライゴーの人気カフェ“surf ... つづきを読む...



進化するレシピ/アップルケーキ

 ちっともレシピをアップしなくてすみません〜〜
 本日も少々手抜きですが、ひさびさの焼き菓子です。
 拙著「アイリッシュネスへの扉」のおまけレシピ、作ってみました? りんごの季節到来なので、ぜひお試しくださいね!
 そしてこれは「進化」したアップルケーキ。最近はこのバージョンで作っています。手順はほとんど変わりませんが、ポイントはアーモンドフラワー... つづきを読む...



おべんとう本「O’Bento 」もついにアイルランドで刊行!(先取りレシピも最後にご披露します)

 5年を費やした「O’Bento」もやっと完成! 感無量です。
 アイルランドで編集を担当してくれたシボーンの、情熱と忍耐がなかったら実現できなかった料理本。デザイナーのショーンとともに、感謝してもしきれません。奇しくも、ここでもまた「アイリッシュネスへの扉」と同様ミニマムなチーム構成でした。編集者、デザイナー、著者の3人に印刷屋さん。
 印刷は「Pri... つづきを読む...



土曜のランチ

 拙著がオフィシャルに出版され「届きました」や「半分読んだー」などなどメールがわんさか。ひさかたぶりの”声”も多く、返信も長くなりがちで、先週はずっとパソコンの画面に向かっておりました。なので今回のブログはレシピなしでごかんべんください。そのかわりというのもナンですが、毎週土曜日の昼食風景をご披露いたします。
 土曜日はオーガニックファームに焼き菓子を納品し、オーダーしていた野菜をピックアップする日。金曜日は丸1日、焼き菓子作りに追われるので、土曜日はその開放感もあり、採れたての新鮮野菜と、アンの... つづきを読む...



ついに出版!「アイリッシュネスへの扉」

 早々にご予約くださった方々は、すでにお手元に届いていると思います。まだ刷り上がってもいない時点でご購入くださって、恐縮しております。

 アイルランドに到着するのはいつかしら??
 ヒマールの辻川純子編集長が、速攻で発送してくださって。ポストカードのときと同様、北アイルランド在住の「O’Bento」本の編集者シボーンあてです。日本とアイルランド共和国間の郵便事情はまだ改善しておらず、イギリス圏の北アイルランドへの郵便はずっと早く届くので。待ち遠しい〜〜
 でも、多少のタイ... つづきを読む...



ズッキーニのケーキ

 ヒマールのじゅんこ編集長にズッキーニの焼き菓子を作ったと言ったら即「食べてみたーい、作ってみたーい」のリクエストがきました。アメリカのテレビドラマでズッキーニケーキが登場したのだそうで「どんな味なんだろう?」と思われたばかりなのだそうで。
 そろそろ”デッキーニ”状態(日本で見た造語ですが、なかなか言い得ていますね。これを英語で説明すると長くなってインパクトなし。まずズッキーニとよばないし!)で、たくさん消費できる方法は? とレシピを探していて見つけたのがケーキ。しかし以前一度試してみたのですが... つづきを読む...




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