投稿者「ヒマールじゅんこ」のアーカイブ

2023.5.19

月火の定休日にまだ慣れないのか、GWで曜日感覚がおかしくなったのか。
きょうは金曜日だよ、え?木曜でしょ、金曜だってば、木曜じゃないの?、と夫婦で言い合う。

最近のたのしみは、ジロ・デ・イタリア(自転車ロードレース)観戦と、十両・落合くん(と、あえて呼ばせてもらう)の活躍をチェックすること。

今年のジロは雨が多く、落車でけがをしてリタイアする選手が多いのがかなしい。
優勝候補のひとりがマリア・ローザ(現在トップをあらわすジャージ)を着てすぐに、コロナ陽性でリタイア、その後、コロナ陽性でリタイアする選手が続出していてかなしい。
でも、若い選手が活躍していたり、ベテラン選手がまだまだがんばっていたり、嬉しいこともいっぱい。
沿道の景色を見ているだけでも、いろんな想像をしてたのしい。

落合くんは現在6連勝中。
入門後、ひと場所で十両になってのこの活躍。
落合くんが中学3年のとき、奈良で開催された全中相撲選手権大会を観戦に行き、その強さを目の当たりにして、早々に大相撲で活躍するに違いないと思ってた。
中学3年の落合くんの取組を見たというだけで、親戚のおばさんのような気持ちでいます。

読むロバの会の日

でした。
参加者は2名。

それぞれに読んでおられたのは…
大江健三郎『取り替え子(チェンジリング)』
牧野富太郎『なぜ花は匂うか』

『取り替え子(チェンジリング)』を読んでいた方は、週末におともだちとZoomで読書会があるのだそうです。読む本を決めて、定期的にオンラインで数人の友人たちとその本の話をしながら飲んだり食べたり。たのしそうですね。

『なぜ花は匂うか』に誘われて、わたしも、いとうせいこう監修『われらの牧野富太郎!』を。
高知の牧野植物園へ行きたい気持ちがむくむくと。
朝の連続テレビ小説、観てないんですけど(観たいけど観られない)、きっといま、すごい人気なんだろうなあ。
植物のエネルギーを感じて、植物にふれたい欲求が高まってくる季節です。

さて、次の読むロバの会は5/27(土)15時から開きます。
お気軽にどうぞ。

読むロバの会の日

でした。
窓を開けての読書時間が爽快な5月の晴天。
室内なのでメマトイムシもいませんしね。

参加者は2名。
それぞれに読んでおられたのは…
アリ・スミス(岸本佐知子訳)『五月 その他の短篇』
吉川英治『三国志(七)』

『五月 その他の短篇』は、5月中に読みたい、とのこと。

『三国志(七)』は、主要人物たちが続々と死にはじめたそうです。

わたしは前回の続きで、チョン・セラン(吉川凪訳)『アンダー、サンダー、テンダー』を読みました。

次の読むロバの会は、17日(水)15時からです。
ご都合つく方はお気軽にどうぞ。

読むロバの会の日

でした。
けっこうな雨降りでしたが、参加者はいつもの方々2名。

それぞれに読んでおられたのは…
津村記久子『水車小屋のネネ』
吉川英治『三国志(七)』

前回「今後、誰かひとりの作家の作品しか読めないとしたら、内田百閒がいい」と話していた方ですが、「津村記久子でもいいな」とのこと。
『水車小屋のネネ』、読み終わりたくないからゆっくり読みたいと思っているのに、おもしろくてどんどん読んでしまう!と。そういう本を読んでる時間って、ほんと、さいこうですよね!

『三国志(七)』での戦い方、どうして同じ策略に皆まんまとはまってしまうのか、バカなんじゃないか、とのこと(また出ましたね、バカ)。

わたしは、チョン・セラン『アンダー、サンダー、テンダー』を。
最近、チョン・セラン作品にはまっております。
チョン・セランさんの小説と、津村記久子さんの小説、なんとなく似ているというか、共通しているものがあるような気がするね……という話を帰り際におしゃべりしました。

次の読むロバの会は、11日(木)15時から16時ごろまでやります。
本さえあればどなたでも、事前準備もご予約も不要でご参加いただけます。
お気軽にどうぞ。

2023.4.30

きょうで4月もおしまい。
先週、奈良でイベントに出店しまして、外に出るとやはりいろいろと刺激を受けるもので、帰り道からむくむくとアイデアがわいてきて、イベントごとも夏までないし、のんびりとりかかってみようかなー、と思っていたら、新たな出版の相談が。そういうものですね。
新たな出版、ぜひやりたい企画なので、進めていくことにしました。来年になると思うけど、ヒマール単独からの4冊目の本になりそうです。
そのあいだに、わいてきたアイデアのほうもかたちにしたいなー。

あまりのんびりでもなくなってきたけれど、それなら計画的にのんびり(!?)しようと、恒例の周年休みの計画もたてはじめました。あー、いそがしくてたのしい!

読むロバの会の日

でした。
参加者は2名。

それぞれに読んでおられたのは
内田百閒『シュークリーム』
吉川英治『三国志(六)』

『シュークリーム』は取り寄せ注文をいただいて、ちょうど昨日入荷したところでした。
「撰者の山本善行さんもあとがきに書いておられるけど、百閒先生が書いたものならなんでもいい!ほんとうにその通り!もし、今後、誰かひとりの作家の作品しか読めない、と言われたら、迷わず百閒先生を選ぶ!」とのこと。
熱く言われて、わたしも久しぶりに内田百閒作品を読みたくなりました。

『三国志(六)』は、「あいかわらず。騙し合い、化かし合い」だそうですよ。
全八巻、あと少しですね!

わたしは、杉並区長・岸本聡子さんの『地域主権という希望』を。
先日の杉並区議会議員選挙、選挙活動中のようすも結果も、ほんとうに素晴らしかったので!
この本の冒頭部分を読むと、それが急に現れた変化ではなくて、長く地道に、じわじわと続けられてきた地域の人々の運動の結果だということがわかります。
すごく元気をもらいました!希望!選挙でがっかりしている人たちに届けたい!

5月も週1ペースで開く予定です。
次回を含む5月の日程が決まりましたら、また店頭やSNSなどでお知らせします。

もしかして「なにか読みたいけど、なにを読んだらいいのかわからない」という方がいらっしゃいましたら、気分や好みにあわせた選書のお手伝いなんかもしますので、よかったらお気軽に声をかけてくださいね。
ご参加お待ちしています!

読むロバの会の日

でした。
参加者は3名。

それぞれに読んでおられたのは…
小川裕夫『踏切天国』
大江健三郎『ヒロシマ・ノート』
大島豊『アイリッシュ・ミュージックの森』

『ヒロシマ・ノート』は、電子書籍版をスマホ画面で読んでおられました!
スマホ画面じゃ小さすぎて読みにくいのでは!?と思っていたのですが、「小さい画面に表示されている文章にだけ集中することができていい。かなり読みやすい」とのこと。
片手で持てて、iPadよりもさらにラクそうだし、わたしもスマホで電子書籍読書、やってみようと思いました。

わたしは本日店に入荷した、戸谷洋志『SNSの哲学』を。
じつは、リクオ著『流さない言葉① ピアノマンつぶやく』を出版する際、「つぶやく」にするか「さえずる」にするかで、著者のリクオさんとかなり相談して決めたんですけど、今日この本を読んであらためて、tweetを意味する「さえずり」と日本でひろまった「つぶやき」とでは、そもそも方向が真逆なんだよなー、と。
そして、その「つぶやき」もどんどん、そもそもの意味での「つぶやき」ではないものとし扱われている、と。
「10代上すべての人に」と創刊されたシリーズからの1冊。おもしろいです。おすすめ!

次の読むロバの会は、27日(木)15時から16時ごろまで開きます。
どうぞお気軽にご参加ください!

読むロバの会の日

でした。
参加者は1人。
読んでいた本は、吉川英治の『三国志(五)』。
諸葛孔明がなんかやな感じ、なのだそうです。

わたしは、大瀬留美子『ソウルおとなの社会見学』を。
いわゆるガイドブックではない、ソウル案内。
建物とか、看板とか、謎の施設を見て回るとか、そういう街歩きは大好きなので、よくあるガイドブックよりもそそられました。ソウル、行ってみたい。
行ったら街歩きだけじゃなくて、おいしいもの食べまくったり、韓国コスメ買いまくったりもしたいですけどね。

次の読むロバの会は19日(水)15時から、です。
ご参加をお待ちしています。

2023.4.13

来週末、奈良で本のイベントに出るんです(GIVE ME BOOKS)。
屋外イベントには革小物himaarとして何十回と出たことがあるけれど、出版元ヒマールとして出るのは初めて。
とにかく出店そのものが久しぶりなもので(4年ぶりとかか!?)そろそろ準備を始めないとなー、と昨夜、事務局から送られてきた出店マニュアルなどを読んだら、そのあと全然寝れなかったのです……
今回はWS的なこともやるし、本のほかに雑貨も持っていくし、初めての場所だし、ブース内のレイアウトや本をどうならべるか、ポップをどうつけるか(風で飛ばないように、見やすいように)とか、いろいろ考えてしまって、考えながら寝落ちしようぜ、自分〜と願っていたんだけど、なかなか落ちなかったなあ(苦笑)。

考えるより実際に準備を始めると落ち着くので、早めにやれることからやっとこう。

読むロバの会の日

でした。

参加者は2名。
それぞれの人が読んでいたのは…
キャサリン・マンスフィールド短編集『郊外のフェアリーテール』
吉川英治『三国志(五)』

キャサリン・マンスフィールドを今日読もうと思ったのは、「前回読んでいたアリ・スミス『春』に名前が出てきて、この本を持っていたのを思い出して…」とのこと。
そんな感じで読書がつながっていくこと、ありますよね。

わたしは『台湾書店百年の物語』を。
最近続けて台湾のドラマを見たのをきっかけに、台湾の歴史をおさらいしたい、もっとよく知りたいと思ったのですが、いわゆる歴史本になかなか手がのびずにいたところ、お!この本なら書店の歴史をたどりながら台湾の歴史を知ることができるかも、と手にしました。
まだ途中ですが、目的が叶っているうえにおもしろい! おすすめします。

次の読むロバの会(読書会)は3月14日(金)15時からやります。
初めての方もお気軽にどうぞ。