友だちと、初めてビデオ通話でオンライン・ランチをしました。
この1年、落ち込んだり持ち上げたりを繰り返しながらなんとかやってきたけれど、もう無理!ライヴに行きたい!ライヴに行けないの(どこにも行けないのですが)辛すぎる!とお互いにパンをもぐもぐしながら言い合う。
いま、ライヴはやっていないわけではないので、行こうと思えば行ける。だけどいろいろあって考えてしまって、わたしたちは行けていないことにモヤモヤする。行くと決めてもモヤモヤするだろうと思う。
コロナ禍がはじまって、「不要不急」と言われ続けてきたライヴだけど、不要ってなんだよ!と反発しちゃうくらいわたしには必要なもの。確かに非常時に優先すべきものではないから不急であったことは認めるけれど、もう1年が経って、非常を日常にせざるを得なくなって、不急という言葉で片づけられる時はとっくに過ぎていると思う。
そして、この状況が長引けば長引くほど(まちがいなく長引きますよね)、ライヴをはじめとする「不要不急」で片づけられてきた文化や芸術というものは、生きていく力として癒しとして喜びとして、どんどん不可欠なものに、ますます重要な役割を担う大事なものになると、たくさんの人が感じているし、施策を講じている国もある。
で、ヒマールよ、どうする!?ということを、この数日、考え続けています。
店でのライヴを、いつから再開するのか、ということです。
やりたい。感染対策はしっかりとれる、と思っている。対策をとりながらたのしさも演出する、そんなアイデアも少しある。お客さんもきっと協力してくれるはず。
でも……どんなに対策をしても感染の可能性をゼロにすることはできない。そして、もし感染者が出てしまっても、店はその人たちに責任のとりようがない。「ライヴで感染者」ということになれば、全国のライヴハウスやライヴをやっているお店、そこで演奏するミュージシャンに迷惑をかけることにもなる。自分たちの問題だけではないということ、それが怖い。
でも……そう考えていたらずっとできない。いつならできるんだ? ワクチンの接種が始まったら? マスクなしの生活は早くて2〜3年後という記事をどこかで読んだけど、そうなってから? 収束してから? それはいつ? 店がまだあるあいだに、その日はやってくるのか?
堂々巡り。正解のない問答を繰り返しています。
それと、もうひとつ考えていることは、店やミュージシャンがやりたいと思っても、お客さんが来なければライヴはできないということ。
ライヴは、ミュージシャンとお客さんと店でつくるものだから。
なので、ここで、ヒマールにライヴを観に来るお客さんへ、質問があります!
いまから2〜3ヶ月先にヒマールでライヴがあるとして、あなたが観たいライヴで、都合もつくとしたら、ずばり観に来ますか?
ヒマールがライヴをやるとしたら、完全予約制でご予約の際に連絡先を伺い、店内ではマスク着用で、ミュージシャンとの距離とお客さん同士の距離もじゅうぶんにとって、換気休憩をはさみつつ、店内での飲食はなしでやろうと思っていますが、ほかに気になることがありますか?
観に行きたいけど悩んでしまう方、行かないと思う方、その理由と、もし「こうなれば行くかも」という条件(たとえば、岩国で感染者ゼロが続いたら、とか、ワクチンを接種したら、とか)があったら教えていただけませんか?
コメントに書いていただくのが難しかったら、直接、店頭かDMなどでも伝えていただけたら嬉しいです。
みなさんの考えを聴かせてください。
どうぞよろしくお願いします!