月別アーカイブ: 2016年3月

humming session 〜音楽ライヴを日常に

鼻歌をうたうような気軽さで
ライヴが身近にある

コーヒーで休憩する時間に…
保育園へ子供を迎えに行く前に…
ライヴをたのしめる

「音楽ライヴを日常に」
そんな場をはじめます!

humming

vol.1 4月1日(金)15:00〜15:30
OLDE WORLDE(Sohhei Numata)
*ライヴを観て「いいな」と思ったらチップをお願いします。

シンガーソングライター沼田壮平さんのソロユニット「OLDE WORLDE(オールディワールディ)」。
イラストレーターとしても活動されています。
ライヴ当日はCDのほかオリジナルポストカードも販売予定。

夜は岩国Rock Countryにてライヴがあります。
19:00 open/19:30 start
前売2,000円/当日2,500円(+1ドリンクオーダー)
*当店でhumming sessionをご覧になって「行こう」と思った方は、当日でも前売価格で入場いただけます。

門田栄子切り絵展「わたしの青空」

次の店での展示は、当店では3回目となる地元岩国の切り絵作家・門田栄子さんの個展です。
これまでの2回は「虫」がテーマでしたが、今回は鯉、ツバメ、季節の草花などモチーフはさまざま。
どれも門田さんらしく、シンプルでありながら生き生きと表現されています。
まるで青空を見上げたときのように、その一瞬、気持ちがぱっと晴れて心がのびのびとする……
門田さんの切り絵にはそんなふしぎな力があると感じます。
どうかたくさんの人に見ていただけますように。

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会期:4月23日(土)〜5月8日(日)10:00〜19:00
※4/25(月)、5/2(月)、5/3(火・祝)休み。最終日は17時まで。

作家在店日:4/23(土)、4/29(金・祝)、5/8(日)いずれも13時〜

柴田元幸さんイベントを終えて

「本当に、柴田元幸さんがいらっしゃるんですか!?」とチケットを買いに来たお客さんたちに確認され。
「しみじみ、すごいなあ」と某本屋さんに電話口でも手紙でも言われ。
たのしみなのとプレッシャーとがおなかの中でぐるぐるまざり続けた1ヶ月が過ぎて、ついに!
本当に柴田さんをお迎えすることができました!

いつか来ていただけたら……と願ってはいたけれど。
実現できたのは友人のおかげです。
この場を借りて、本当にありがとう。できてよかったね。

本来、店の者としては、イベント中も遅れて来られるお客さんに対応したり進行に気を配ったり、現場に居てもイベントそのものを集中してたのしむことなんてできないのが常です。
が、今回、柴田さんが「それでは最後に」と朗読されたシリアの作家の短編に、思わず、自分の役目を忘れてすっかり引き込まれ、ぼうっとなってしまい、そのあとに私が言わなきゃいけなかった締めの言葉、柴田さん関連本販売のご案内やモンキークッキー&マカロンの紹介、4月の「読むロバの会」へのお誘い等々が完全にすっこーんと抜けてしまい、ずるずるとサイン会に入ってしまいました……店の者失格。

反省しています、が!うっかり役目を忘れてしまうくらい、それくらい、すごかったのです!!
短編小説の力、翻訳の力、そして朗読の力が、じわじわと、あれから2日経ったいまもボディブローのように効いてきます。

難解と思われた課題作品「ソニック・スカイ/スティーヴ・エリクソン」。
イベントのあとで「読んだときは後悔するほど難しかったけど、朗読で聴くとスルッと頭の中に入ってきた」と感想を教えてくださった参加者がいらっしゃいましたが、私も同感。
そして、作品について、その翻訳をした柴田さんと読者である参加者のみなさんとが感想や意見を交わし合っている!
夢のような場でした!

今回、柴田さんは「いま、特に紹介したい文学」としてイラクやシリアの作家の短編も朗読してくださったのですが、それも本当に素晴らしかった。
私はその2つの短編を聴いて、ニュースやドキュメンタリーからだけではなかなか見えてこないもの、文学によってこそ伝えることができ、理解できるものがあるように感じました。

文学は、音楽も、ですが、一人で読めるし聴けるし、一人でたのしむことができます。
でも、誰かと共有するたのしさも、また別にあると思っていて、文学や音楽のたのしみをともにできる場が日常にあるのっていいよなーと思って、読書会やライヴや、今回のようなイベントを企画しています。
「日常にある」というのが大事で、それをまた改めて強く感じたので、これからもやりたいと思っています。

ご来場くださったみなさん、ありがとうございました。
参加してみて、いかがでしたか?
今回参加できなかった方も、通常の読書会は毎月やっていますので、ぜひ。
次回は4月27日(水)18:00〜、課題図書は「原発労働者/寺尾紗穂(講談社現代新書)」、参加費無料(要1ドリンクオーダー)、ご予約不要です。

柴田元幸さん、岩国に来てくださって本当にありがとうございました!
どうか、またいらしてください!

柴田さんと読む2

宣伝にご協力くださった方々にも心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

山口洋 on the road, again “Blind Pilot”

本日より!
前売券発売開始です!!
チケットはすべて完売いたしました!ありがとうございました!!

ヒートウェイヴ山口洋さんソロツアー。
初の岩国公演。

まだまだ先のようですが……、でも、いよいよです!

山口洋さんが同じ時代に生きて届けてくれる歌に、何度も救われ、励まされ、力をもらっています。
熱く、切なく、ときに厳しく、とてもやさしい歌。
ギター一本で宇宙につれていってくれる人。
同じように思っている人、まだその歌を知らないけれど知ってよかったと思う人がきっといるはずだから。
どうぞ聴きに来てください。

山口洋 on the road, again “Blind Pilot”

日時:2016年6月26日(日)  17:30 open/18:00 start
前売:3,500円/当日:4,000円(いずれもドリンク代別途500円/税込)
@himaar coffee & crafts

himaar店頭、ネットストア「himaar on the web」にて前売券発売中!

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山口洋プロフィール

ヴォーカリスト、ギタリスト、ソングライター。1979年、福岡にてヒートウェイヴを結成。1990年、上京しメジャーデビュー。現メンバーは山口洋(vo.g)、渡辺圭一(b)、池畑潤二(ds)、細海魚(key)。山口洋がソロツアーの旅で新たな曲をつくってバンドに持ち帰るというスタイルで、ほぼ全曲の作詞と作曲を担当する。1995年の阪神・淡路大震災後、中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)と「満月の夕」を共作。2011年の東日本大震災直後からは「MY LIFE IS MY MESSAGE」プロジェクトのさまざまな活動により、福島県の相馬をピンポイントで応援し続けている。仲井戸麗市、佐野元春、遠藤ミチロウ、矢井田瞳ら国内のミュージシャン、ドーナル・ラニー、キーラらアイルランドを代表するミュージシャンとの共演も多い。

胃腸にくるタイプ

やることはいろいろあるのだけれど、今日明日急ぎのことでないならば、とりかかろうという気持ちになれない、ひとまず明日の前売券発売開始を迎えないことには、そして20日のイベントを無事に終えないことには……そんな今日あたり、です。

健康思考の二人展を終えて、しばらくはすっきり!かと思いきや、一瞬にしてふたたび、胃腸の調子が悪いですよ〜。

もうすぐ春だ!

軽く、腰をぎっくりと。2週連続で。とほほ。

延期のうえ延期され続けている「温泉でのんびり」をいい加減に実現したいところですが。
もうちょい!がんばりどころ。(確定申告は早々に終わった!)

3月20日の柴田元幸さんイベント3月18日前売り開始の山口洋さんライヴ、みなさまどうぞよろしくお願いします!

速報!山口洋LIVE@himaar

店での、HEAT WAVE 山口洋さんのソロライヴが決定しました!!!!!

山口洋 on the road again “Blind Pilot”
6月26日(日)17:30 open/18:00 start
前売:3,500円/当日:4,000円(いずれもドリンク代別途500円/税込)

前売券は3月18日(金)10:00より、店頭とネットストアで発売開始となります。
いましばらくお待ちください。

こちらの「夕陽へのファンファーレ/HEAT WAVE」はじめ、山口さんソロのCDも、店で発売中です。
ライヴの前に、ぜひ。

himaar、2016年上半期のピークです!
当日に向けての私たち二人の尋常じゃない緊張っぷりとともに、どうぞおたのしみくださいー。

健康思考の最終日

須原健夫(yuta)・近藤康弘(四百窯)二人展「健康思考」、本日最終日です。
会期中ご来場くださったみなさま、誠にありがとうございました!
大阪と栃木からはるばる在店しに来てくださった須原さんと近藤さんも、ありがとうございました。

健康思考の展示をきっかけに、お客様も作り手も、それぞれの健康な暮らしについて、なにか思うところはあったでしょうか、どうでしょうか?

須原さん、近藤さんの作るものは、それぞれに自分が作りたいものではあるわけですが、自分の気持ちよりも使う人の気持ちに寄り添っている部分のほうがかなり大きいように感じます(そういうものを作りたいと思っている、ということなのかもしれませんが、そのバランスで思考を繰り返しているようにも感じます)。
二人が作るものの美しさは、とりたてて何も意識することなく普段に気張らず使っていて、その手元をふと見たとき、「いいなあ」そう思う美しさだと思います。二人が影響を受けてきた「用の美」。
日常の道具として当たり前に使っているものの中にふと気づく美しさと、目にするだけで嬉しくて特別な気持ちにしてくれるものの美しさ、私の心はどちらにも動きます。どちらも大切で必要で、どちらの美しさも感じとれる日々でありたい、そんなことを、私は考えました。

2016年、最初の展示でした。
3月20日に柴田元幸さんのイベントがあって、次の店での展示は4月の終わりから、地元岩国の門田栄子さんによる切り絵展です。
今年も地元から遠方から、日々に愉しみをお届けしたいと思っています。

健康最終日

 

柴田元幸さん

3月20日(日)に朗読とお話をしに来てくださる翻訳家の柴田元幸さん。
その柴田さんのお仕事を、あまりご存知でない方に少しでもご紹介したくて、友人の協力のもと、柴田さんの翻訳・著作の出版物を集めた「柴田君コーナー」を喫茶カウンター上に設置しました!

柴田君コーナー

翻訳の本は、柴田さんと言えば!のポール・オースターをはじめ、今回のイベントの課題にもなっているスティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウンにバリー・ユアグロー、アーネスト・ヘミングウェイなどなど。
表紙のイラストや挿絵が可愛らしい「オズの魔法使い」や「トム・ソーヤーの冒険」の新訳も。
東京大学の教授でもある柴田さんが日々のできごとなどを綴ったエッセイ、今回の課題図書になっている文芸誌MONKEYの前身「monkey business」もあります。
いま、翻訳家の中でおそらくもっともたくさんの作品を訳されているんじゃないかと思われる柴田さん。
よく「柴田さんは3人いる」と言われていたそうですが、いまは5人いるらしいです。

これらの本は、喫茶スペースでどうぞ自由にご覧ください。販売・貸し出しはしていませんのでご了承くださいね。

3月20日、「どういうイベントなんですか?」との質問もいただいてます。
ほぼ朗読会、お話を聴く会と思って来ていただいたらよいかな、と。
でも講演会というよりは、お芝居を観る感じのほうが近いかもしれません。
近年、積極的に朗読会を開いている柴田さん。
小島ケイタニーラブやmama!milkらミュージシャンとの共演による朗読会や、大友良英さんのラジオ番組で大友さんの音楽をバックに朗読をされたことも。
通常の読書会のように参加者全員に発言を求めることはありませんので、座ってただ話を聴くだけのつもりで、どうぞお気軽に〜!

ご参加をお待ちしています!