2025.2/7(金)

18時から、「読むロバの会(読書会)」をやりました。
参加者は1名。強い風に激しく雪が舞う寒いさむい夜に、ご参加ありがとうございました!
読んでおられたのは、中里介山『大菩薩峠』。
大正から昭和にかけて都新聞に連載された小説を、旧仮名づかいなどは改めて読みやすく、連載当時の挿絵はすべてそのまま収録して、2014年に出版されたものだそうです。
「橋本治の『完本 チャンバラ時代劇講座』を引き続き読んでいるのだけれど、その流れで、読んだことがなかったので読んでみようと思って」とのこと。わたしも、中里介山の名前も『大菩薩峠』というタイトルも知ってはいたけれど読んだことはなく、新聞小説だったということも初めて知りました。
連載当時の挿絵がとてもかっこいいです。

わたしは、昨夜ついにポール・オースター(柴田元幸訳)『4321』を読み終えまして!
前情報なしに読むほうがおもしろいと思うので感想もなかなか言えないのですが、小説のタイトル・映画のタイトルがたくさん出てきて、それらを読んだり観たりしたくなったのと、アメリカ史(とくに現代史)を知りたくなり(現状を理解するためにも)、今日は店の棚からブレイク・スコット・ボール(今井亮一訳)『スヌーピーがいたアメリカ 「ピーナッツ」で読みとく現代史』を選んで読み始めました。
そしたら、「今井さんは、柴田先生のところの学生さんだった人だよ」と言われ(お知り合いでした!)、たまたま手にとったけど、じゃあ、よい流れだね!ということで、たのしみに読んでいきたいと思います。

次回は2月12日(水)18時からやります。
読むロバの会は、各自で黙って本を読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
週1回のペースで違う曜日に、15時からやる日と18時からやる日があります。
ご予約は不要、読みたい本を持って(店頭での購入大歓迎!)お気軽にご参加ください。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。

2025.2/6(木)

18時から、毎週木曜恒例「つまびくロバの会(ギター練習会)」。
今日は、アコギ1人(3週間ぶりに参加のNさん!)、エレキ2人、ヒマール2人(アコギ2人)の計5人で練習しました。

ここ最近の練習曲に、簡単に弾けるギターソロのフレーズがあることをヒマールふみとしが気づき、初心者もギターソロに挑戦!
こんなに簡単でも雰囲気が出せるもんだねえ、と一気に楽しくなった初心者たち!

じつはちょっと前から、初夏ぐらいを目安に発表会をしましょう、と参加者のみなさんにお伝えしていて、それぞれが演奏曲を考えているところなのですが、歌もうたうの?というのがほとんどの人にとってネックになっていて、みんななかなか決まらずー。
あくまでもギターの発表会なのだから、歌は本気で歌わなくてもいい、誰かにボーカルを頼んでもいい、という解決策(?)はすでにこれまでも出ていたのですが、今日はなんと、イントロだけをメドレーで演奏する、という斬新なアイデアが出て、それもあり!ということになりました。イントロクイズみたいでたのしそうですよね。

次回はまた来週木曜、2月13日の18時からやります。
つまびくロバの会は、初心者を中心としたギター練習会です。上級者の参加も大歓迎ですが、初心者をあたたかく見守っていただけるようお願いします。
ギターは持参してください。ご予約は不要ですが、エレキを持ってこられる方は事前にお知らせいただけると助かります(アンプの都合上)。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

2025.1/30(木)

15時から読むロバの会(読書会)、18時からつまびくロバの会(ギター練習会)、ダブルヘッダーの日でした。

読むロバの会の参加者は1人。
読んでおられたのは、小山田浩子『最近』。短い話がつながっていく連作長篇小説で、今日の時間に読んだのは、1つ目の夫が救急車で病院に運ばれる話と、2つ目の3回目のコロナワクチン接種に行く話。「ワクチンの集団接種会場の描写とか、なんかもうすでに、ちょっと懐かしい感じがする」とのこと。確かにー。
小山田浩子作品はこのところ海外でたくさん翻訳出版されているという話を聞きます。ほかにも、小川洋子、村田沙耶香の作品などもそうだとか。「女性作家が多いように感じるね」「日本で翻訳出版されている韓国文学も女性作家の作品が多いように感じるけど、何か理由があるのかな」とおしゃべり。

わたしは、『小林カツ代のきょうも食べたいおかず』を。カツ代さんが亡くなった後、長年の内弟子だった本田明子さんがまとめられたもので、過去の料理番組などでカツ代さんが紹介されたレシピに、そのときカツ代さんが作りながら話されたことを文字起こしで添えたシリーズの2冊目です。なので、文章はカツ代さんの話し言葉そのまま、「豆腐をビャッと入れて」「そこへ湯をピョーッと入れて」「アツアツアツアツ、ホッホッホッホッとなったところで」とオノマトペ満載!読みながら思わず笑ってしまって、カツ代さんの声が聞こえてきて、とっても元気が出ました! このところ寒いし疲れてるし、台所に立つの億劫だなーと思ってたけど、こういう本を読むと、よし、がんばろ、と思います。

夜、つまびくロバの会参加者は、アコギ1人、エレキ2人、ヒマール2人(アコギ2人)の計5人。
先々週から続いて、Fさんが弾きたいアルペジオ風イントロの曲を全員で練習しました。今日はコードが次々変わるBメロに挑戦。これで通して弾けるようになりました。
アルペジオ風イントロを弾くとき、おさえている指をスライドさせると指が切れそう(それくらい痛い)という初心者2人の声から、なぜかコロスキンのつけ方、手荒れしにくい皿の洗い方などの話になり、ギタリストらしく(?)指先や爪のケアについてもおしゃべりしました(笑)。

次の読むロバの会は2月7日(金)18時から。
次のつまびくロバの会は2月6日(木)18時から。
どちらもご予約不要、それぞれ読みたい本・ギターを持って、気軽にご参加ください。
参加費はありませんが、1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いします。
ご参加お待ちしています!

多謝!ギターパンダLIVE

2025年の1本目!
ギターパンダのライブにご来場くださったみなさん、ありがとうございました!!!!!

平日にもかかわらず、インフルエンザが大流行しているにもかかわらず、たくさんの方が駆けつけてくださり!(文字どおりお仕事終わりに、途中から観てくださった方もたくさん!)

瀬戸内ギターパンダ(gt.中村明珍)での演奏もお届けすることができ!
チンさん、激アツのステージ、ありがとうございました!
*注:瀬戸内ギターパンダとは、ギターパンダが全国各地で展開している“ご当地ギターパンダ”のひとつとして結成されたユニットです。cb.ガンジー西垣、gt.中村明珍。

みなさんのおかげで、最高のライブになりました!盛り上がりました!元気出たー!!

写真はナガツカアキラさんです。いつもありがとう!

ギターパンダ 山川のりをさん、今回も素晴らしいライブをありがとうございました!
またお待ちしておりますのでーーーーー!!!!!

2025.1/25(土)

昨夜のライブ仕様(ライブのレポートは追って)から通常営業仕様に店内を戻して、18時から「読むロバの会(読書会)」をやりました。
参加者は1名。
読んでおられたのは、サマル・ヤズベク(柳谷あゆみ訳)『歩き娘 シリア・2013年』。読み始めたばかりなので、どういう話かまだよくわからないけれど、起きているあいだは歩かずにはいられず、そして、クルアーンを唱えることはできるので声は出せるのだけれども喋ることはしない娘が語り手(書き手)となって「こういうことがありました」「こうなりました」と伝えてくれている話だそう。小説ですが、副題に「シリア・2013年」とあるように、実際に2013年のシリアであったできごと・ようすが描かれているようです。「すごく悲惨ではあるんだけど、語り手の視点や説明の仕方が独特で、ちょっとふしぎな感じがする」とのこと。

わたしは、梨木香歩『炉辺の風おと』を。エッセイです。梨木さんのエッセイを読むといつも、植物や鳥の名前がすぐに出てきてすごいな、かっこいいなと憧れます。あと、梨木さんは引き寄せる力がすごく強いな、とも感じます。いろんなことがどんどん繋がっていくのは、梨木さんが書く小説のようです。来月、久しぶりに梨木さんの新しい小説(ヤービシリーズの新作)が出るようなので、そちらもたのしみ。
ちなみに、オースターの『4321』はまだ読んでいます!

次回は、1月30日(木)15時からやります。
読むロバの会は、各自で読みたい本を黙ってただ読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本をお互いに紹介し合っています。
週1回のペースで、いろんな曜日に、15時からやる日と18時からやる日があります。ご都合のいいときに、お気軽にご参加ください。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
本を読みたいと思いながらなかなか読めない、という方におすすめです!

2025.1/23(木)

18時から、毎週恒例になった「つまびくロバの会(ギター練習会)」をやりました。
本日の参加者は、アコギ1人、エレキ1人、ヒマール(アコギ)2人の計4人。
先週に続いて、アルペジオ風のイントロで始まる1曲を練習しました。
今日は久しぶりに、みんなが「先生」と呼んでいるTさんが参加してくれて、「先週はこのイントロ4小節を、集中して1時間練習したんですよ」と報告すると、「そんなに集中できるなんてすごい! そしてこれ、めっちゃ難しいですよ!」と(今日お休みだったみんなー!期待どおり褒められたよー!笑)。
で、イントロに特徴がある曲とはいえ、イントロだけ弾けるようになってもあれなので、今日は歌のAメロ部分も練習しました。
Fさんとヒマールじゅんこにとっては、新しい難しいコードが2つ登場。そのコードが出てくるとなかなかスムーズにコードチェンジできなくて苦戦していたら、先生が「こういうふうに弾いてみたらどうですか?」と、大体そのコードに聞こえる感じの、コードチェンジしやすいおさえ方を教えてくれて、おー!そんな感じでもいいのか!きっちり弾かなくてもいいのか!ということに気づかされた日になりました。

次回は1月30日(木)18時からやります。
つまびくロバの会は、基本毎週木曜18時から開いている、初心者が中心のギター練習会です。上級者の参加も大歓迎ですが、初心者をあたたかく見守っていただけるようお願いいたします。
ギターは持参をお願いします。ご予約は不要ですが、エレキで初参加の方は先にご連絡いただけると助かります。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。
いっしょにたのしく練習しましょうー。

2025.1/19(日)

15時から、月に1回の、今日で4回目となった「アイリッシュなロバの会(アイルランド音楽を演奏してたのしむ会)」をやりました。

参加者は、ティンホイッスル3人、マンドリン1人、コンサーティーナ(ヒマールじゅんこ)、ブズーキ(ヒマールふみとし)の6人。

1月の練習曲は「Morrison’s Jig」。
みなさんしっかり予習しての参加でしたが、「この曲は覚えにくい〜」というのが全員の意見。
YouTubeなどでいろんな人の演奏を聴いてみてもそれぞれが微妙に違っているのは、みんな覚えられないからでは?……それで、各自のアレンジが無数の存在しているのでは??……と思ってしまうほど、覚えにくく間違えやすい展開と構成のような気がします。
また、後半に高音が続いて、ティンホイッスルは高い音をきれいに出すのが難しいそうです。

昨年11月には「Kesh Jig」を練習したので、これで2つのジグを演奏できるようになりました。
セシューン(セッション)では3つのチューン(曲)をつなげて演奏するのが一般的、と聞いたので、その雰囲気だけでも体験してみよう!ということで、Morrison’s〜Kesh〜Morrison’s、Kesh〜Morrison’s〜Keshというふうにつなげて演奏してみました。
スムーズに次の曲に移るのは、これまたなかなか難しい〜

もう1つジグを覚えればさらにセシューンらしくなるのですが、続けてジグだと頭がこんがらがりそう(?)なので、ちょっと気分を変えて、次はポルカを、映画「タイタニック」で演奏されて有名になった「John Ryan’s Polka」をやってみます。
明るくたのしいダンスチューンです。

次回は2月23日(日)15時からやります。
アイリッシュなロバの会は、アイルランドの伝統音楽を集まって演奏してたのしむ会です。
楽器は各自でご用意ください(どんな楽器を用意したらいいかなど、ご質問は店員までお気軽にどうぞ!)
ご予約は不要ですが、練習曲の参考動画などを先にお伝えしますので、できたら事前にご連絡・ご準備いただけたらよいかと思います。
初心者が中心の会です。どうぞお気軽にご参加くださいね!

2025.1/16(木)

18時から、つまびくロバの会(ギター練習会)をやりました。
参加者は、アコギ2人、エレキ1人に、ヒマール(アコギ2人)の、計5人。

今日は、Fさんが弾きたい曲をみんなで練習しようということにしていて、あらかじめヒマールふみとしが準備をしてくれてました。
アルペジオ風(?)のイントロからはじまる曲。
これまでずっとコードをジャカジャカ弾く練習ばかりしていたので、今日は、一音ずつ鳴らすこのアルペジオ風のイントロに挑戦してみよう!と、まずは各自で練習。
わずか4小節のイントロなのですが、気づいたら、あっという間に1時間たっていました!
なんという集中力!すごいぞ、みんな!!
原曲の10分の1くらいのゆっくりテンポですが、とりあえずなんとか弾ける感じに!
曲を弾いている、という感じがして、達成感があります。
最後に、一番はじめの練習曲「スタンドバイミー」もみんなで弾いてみましたが、すでに安心感がありました。
週1ペースで16回目となった練習会、各自着実に上達していると感じます!

次の練習会は、1月23日(木)18時からやります。
つまびくロバの会は、初心者を中心としたギター練習会です。中級以上の方の参加も大歓迎ですが、初心者をあたたかく見守っていただけるようお願いいたします。
基本、毎週木曜の18時からやっています。
ギターは各自持参で、はじめてのギター購入は、よろしければ相談も承ります。
ご予約不要ですが、エレキの方はアンプ準備の都合がありますので事前にご一報ください。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いします。
みんなでのんびりたのしく、ギターを練習しましょう〜

2025.1/15(水)

今日は15時から、読むロバの会(読書会)をやりました。
参加者は2人。
それぞれに読んでおられたのは……
似鳥鶏『目を見て話せない』
ソ・ユミ(金みんじょん訳)『誰もが別れる一日』

『目を見て話せない』は図書館で見つけた一冊で、「わたしも、なかなか相手の目を見て話せないので」と、タイトルに惹かれて借りてみたそうです。
主人公は大学生。教室に忘れられた傘を見つけたものの、「誰の?」と周りの人に聞けない主人公は、推理で持ち主を探していく……ミステリー小説と言ってよいのかな。
今のところ、「大きな事件が起こりそうな感じはしない」とのこと。

『誰もが別れる一日』は、6本ほどの短篇小説集。「最近おかしな話ばかり読んでいたので、ふしぎなことが何も起こらない日常の物語を読みたくなって」とのこと。「ごくふつうの日常にある、ちょっと胸がつまるような話ではあるけれど、こういうのが読みたかったので、とてもよい」とのことです。

わたしは引き続き、ポール・オースター(柴田元幸訳)『4321』を。ちょうど半分あたりまできました。
ふだんは複数の本を並行して読む派なのですが、最近はこの本以外ほとんど開いていなくて、今日もなんかしらエッセイを読もうかと思ったものの気分がのらず、やっぱりこの本を開いたのでした。
読み終わるのがもったいない気持ちでちびちび読んではいましたが、さすがに全然読み終わりませんね、二段組800ページ!

さて、次回の読むロバの会は1月25日(土)18時からやります。
読むロバの会は、各自で黙って読みたい本を読む、読書空間と読書時間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本を紹介しあっています。
ご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。
読みたい本を持って(または店頭で買って!)本に集中する時間をつくりにいらしてくださいね。お気軽にどうぞ!

2025.1/10(金)

18時から、今年最初の読むロバの会(読書会)をやりました。
参加者は1名。
読んでおられたのは、『ちくま日本の文学016 稲垣足穂』(ちくま文庫)。
お正月に会った親戚の方から、稲垣足穂の「星を売る店」がおもしろい、とすすめられて、収録されているこちらの一冊を入手したそう。
今日の読書時間では、収録されている順に「一千一秒物語」と「鶏泥棒」を読み、おすすめされた「星を売る店」はまだ読んでいないそうですが、「稲垣足穂の作品はほとんど読んだことがなくて、可愛いのだけど、思っていたよりも暴力的(月が殴ったりする)で驚いた」「おもしろい。すすめられたものは読んでみるものだね」とのこと。

わたしは、年末から引き続きポール・オースターの『4321』を。
うっかり集中して読んでいると腕や指のどこかが痛くなる重量級の一冊(安定して立ちます!)
まったく前情報なく読み始めたのがすごくよかった!文字通りのびっくりするおもしろさを味わいながら、どんどん読みたい気持ちと読み終わるのがもったいない気持ちで、ただいま3分の1を過ぎたあたり。
すごくおすすめしたいけど、どういう話か知らずに読むほうが絶対おもしろいので、なんにも言いません!
それにしても、オースター作品の柴田元幸訳はほんとうに最高で、もはや、オースターが日本語で書いてくれたようにしか思えないんですよね。
そんなふうに読めるわたしたち、すごく幸運だと思うので、ほんと、みなさん、読んでください!

さて、次回は1月15日(水)15時からやります。
読むロバの会は、各自で黙って読みたい本を読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
帰り際に読んでいた本を紹介しあっています。
ご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています(当日の本購入も大歓迎!)
お気軽にご参加くださいね。