月別アーカイブ: 2012年6月

連休

明日から7月ですね。
夏だなあ。

明日1日(日)と2日(月)は店休日です。

開店してから初めての連休。
店に立つ日々にもだんだん慣れてきましたが、その間に放っておいた諸々、やらなきゃいけないこと、やりたいこともてんこ盛り!

今夜からツール・ド・フランスも始まるし。

忙しい、けど、楽しい7月にしたいです。

 

人気者

himaar coffee & crafts 喫茶部のフードメニューは、いまのところ、チーズトーストと“今日のおやつ”のみ。

“今日のおやつ”は、本当は日替わりでご用意したいと思っているのですが、まだあまり余裕が(おもに気持ちに……苦笑)ないこともあり、できるだけ確実に、おいしくつくれる可能性が高いものを……、ということで、ひとまず、アーモンドプラリネとプレーンなパウンドケーキの日が続いています。

嬉しいことに、製作部長のつくるこのパウンドケーキがとても人気。
「1本まるごと、売ってもらいたい」
「テイクアウトはしてないんですか?」
という声までいただいています。

そろそろ、himaar 革小物製作部長の本分に戻り始めたところですが、1〜2日に一度は製菓部長としても引き続き活躍してもらうことになりそうです。

今日も2本、焼きました。

 

7月の店休日と営業時間

7月は、毎週月曜の定休日のほか、1日(日)と15日(日)に休みます。
どうぞよろしくお願いします。

そして、営業時間にも変更があります。
6月30日からの「ツール・ド・フランス」開催期間中、(ツールは7月22日までなんですが、ついでに……)7月いっぱい、開店時間が10:30〜となります。

昨日いらしたお客様に「ツール観戦のため、7月は開店を1時間遅らせて、10:30からになります」とお伝えしたら、「観に行くんですか!?」と言われました。
いえ……、生中継で、なんですけど。

喫茶部に、ツールのコースマップも貼り出しました。
新城(あらしろ)幸也選手(チーム・ユーロップカー所属)、出場決定ですよ!

いよいよ今夜、真夜中の1:20から、チーム・プレゼンテーション生中継からツールが始まります。
明日は通常通り、9:30からの営業なんだけど、起きられるかな〜?

目に青葉

6月ですが……、初夏ってことで(タイトルの季語)。

開店祝いに、家族が喫茶部窓外に植栽をプレゼントしてくれました。

外から見るとこんな感じ。

中から見るとこんな感じ。

少しの緑で、ずいぶんと気持ちよさが変わるものだなあ、と。

植物を枯らすことにかけてはちょっと自信のある私ですが……
花舎さんにご指導を受けてがんばります。

現役

ウチから一番近い郵便ポスト。

初めて投函するときは、現役だよね?と、ちょっとドキドキしましたが……

手紙を出しに行くのが、いつも以上に楽しみになっている今日この頃。

ウチからの郵便物を受け取った方は、ほぼ、こちらのポストを経由しています。

海から山へ

今日は開店以来2度目の定休日。

ゆっくり起きて、午前中は掃除などをして、昼から車で出かけました。

道が少々混んでいて、いつもの倍くらいかかって宮島口へ到着。
フェリー乗り場近くにあるイタリアンの店「ポリポ」にて、ナポリピザとハーブサラダの昼食。
おいしかった!

宮島へ渡るフェリーを眺める製作部長。

月曜ですがフェリーの乗客は多そうで、観光客でにぎわっていそうだったので、宮島へ渡るのはやめて……
同じ廿日市市内、とはいえ、ぐーっと山のほうへ入って行き、目指すは「コーヒーハウス イシイ」
KOUNO TOUKITENさんの器を使っていらっしゃるということで知ったお店なのですが、山の中の渓流沿いに立つログハウスで、とても落ち着く雰囲気。
本棚が、まるでウチの本棚を見ているよう(笑)。
聞けば、コーヒーハウスのとなりで、自転車ショップも始められたばかりなのだそう。
製作部長、大興奮!
試乗させてもらったり、届いたばかりのパーツを見せてもらったり、大喜びでした。
車の通行量が少ない山道で、自転車に乗るには最高の環境。
今度は自転車を車に積んで乗りに来たい!と言ってます。

帰り道は山の中の県道をくねくね走って岩国市内へ。
青々とした田んぼ、立派な茅葺き屋根の農家、田舎の夕方のにおい……

海から山まで、半日でとてもリフレッシュしました!
いい環境だなあ、と、あらためて感じています。

鮎の季節

関東地方から初めての知人の来訪。
自転車ロードレース観戦で知り合った自転車観戦なかまが、九州への旅の途中でふらりと立ち寄ってくれました。
大幅な寄り道、ありがとうー!

せっかく岩国に立ち寄ってくれたのに、ウチの店だけで九州へ移動させるわけにはいきません!
岩国に来たら、少なくとも、絶対に、錦帯橋だけは見ていってもらわねば!

お客様が途切れた夕方5時過ぎに、店を早じまい。
(閉店後においでくださった方がいらっしゃいましたら、今日は本当に申し訳ございませんでした……)

新岩国駅へ送る前に、錦帯橋へご案内しました。

錦帯橋は、やっぱりいつ来てもいいですねえ。
今日は風がとても気持ちよかった。

錦川の鮎漁が解禁になったので、錦帯橋のたもとでも鮎釣りの人を見かけます。

今シーズン、私たちもすでに、塩焼き、せごし、一夜干し、煮たの……と、鮎を堪能させていただいてます(すべていただきもの!)。
あー、九州へ移動した彼女にも、鮎を食べていってもらえたらよかったー!
次回、きっと。

 

 

物販部より紹介4:布ものとちくちく

himaar coffee & crafts 物販部でお取り扱い中の作り手の方をご紹介しています。

今日は、布ものと“ちくちく”の作り手さんです。

まずは布もの、埼玉県で製作されているnuuner(ヌーナー)さん。

今回入荷したものの中で、私のおすすめはこちら。

グレーの帆布ショルダートートバッグ。
ショルダーは長さ調節可、サイドに2つ&内側に1つポケット付き、持ち手も付いています。
内側上部に金具が付いていて、例えばカギや携帯のストラップを引っ掛けたり、口が大きく開かないよう留めておくこともできます。
nuunerさんのバッグや布小物は……
布選び&布合わせのセンスがいい!
使いやすいように細部まで気配りが行き届いている!
仕立てがていねいでしっかりしている!
私もいろいろ愛用中で、この帆布ショルダートートの色違いはイベント出展のときにいつも使っていますが、たっぷり入るし、ストラップが太くかっちりしているので肩が痛くならないし、製作部長がかけても似合うのでお気に入りです。

続いて、“ちくちく”(勝手にジャンルをつくりました!)、東京で製作されているナカキョウ工房さん。

私のおすすめはこちら。

花火をモチーフにした、刺繍のブローチ。
一針一針、ちくちく、ちくちく……
その一針の小さな糸の色が集まって、重なって、ひとつの絵を描いていきます。
女性ならきっと誰もがうっとり&きゅんとしてしまうはず(男性も歓迎!)。
誰もが乙女になれる刺繍のブローチ。
じつは私、まだ花火のブローチを手に入れていなくて(一緒に入荷したパンジーのブローチは2つ持っています!)、今回入荷したものを毎日眺めながら、あっちもいいしこっちもいい……と悩める日々を過ごしています。
ナカキョウ工房さんも色合わせのセンスが絶妙なのです。

女性も男性も、年齢も問わず、どうぞうっとりしに、そして楽しく悩みにいらしてくださいませ。

そうま・かえる新聞のこと

himaar coffee & craftでは 喫茶部に「そうま・かえる新聞」というフリーペーパーを置いています。
「そうま・かえる新聞」は、福島県相馬市のお母さんたちが中心になって出している情報誌です。

なぜ、福島県相馬市の情報が書かれた新聞を山口県岩国市で置いているのか?

1年以上前に起きた東日本大震災、そして東京電力の福島第一原子力発電所の事故に対して、西に行くほど関心が低い……と聞くことがあります。
私たち自身、この春に東京から山口へ引っ越してきて、確かにそうかもしれない、と感じることもありました。
と当時に、言い訳するわけでは決してなく、それも無理もないことだ、と思ったりもします。

なぜなら……
ここは揺れません。
日々の買い物では、大型スーパーの売り場でさえ、並ぶ生鮮食品は県内産か近県産で、東北産の文字を目にすることは震災以前からほとんどありません。
子どもを外で遊ばせるときに、放射能のことを気にかけているお母さんもいないと思います。
東北から遠く離れた地方とはいえテレビで全国ネットの番組を見ることはできますが、被災地の現状を伝える番組はどんどん少なくなっているのではないでしょうか。(私はテレビを見ないので、実際は報じられているよ、という場合はすみません……)

西の地域で関心が低いと言われるのは、実感すること、情報として入ってくることが圧倒的に少ないからかもしれない、と思いました。

そして、無理もないからそれでいい、とは思えないので、なにか私たちにできることを、想像をめぐらせられる情報を、自分のこととして考えられるきっかけになることを伝えていけたら、と考えました。

「そうま・かえる新聞」を置くことはそのひとつです。

どうぞ、お読みになってみてください。
残り部数があるバックナンバーはお持ち帰りいただいてもかまいません。
一人でも多くの方に“福島県相馬市の今”を知っていただけるよう、読み終えた後はまわりの方へご回覧いただけたら幸いです。

こちらからダウンロードもできます。

物販部より紹介3:木のものいろいろ

himaar coffee & crafts 物販部にてお取り扱いの、作り手の方をご紹介しています。

今日は、木工の作り手さんです。

まずは、On y va!(オニヴァ!)さん。
東京の下町・葛飾区で製作されています。

今回入荷した中で私のおすすめはこちら。

艶消しブラックのアイアンの脚がかっこいいスツール。
座面はウォルナットの分厚い一枚板、オイル仕上げです。
玄関先に置いてちょっと腰かけるのにも便利ですし、座面が平らなのでお花などを飾っておく台としてもいいと思います。
家具からカトラリーまで、On y va!さんがつくられる木のものは、どれも木の手触りがとてもよく、いつまでもすべすべと触っていたくなるほど。
きっちり丁寧なつくりと仕上げで安心して使えるものばかりです(たまにユニークなアイテムもあるのですが、その紹介はまたそのうちにー・笑)。

続いて、嘉手納重広さん。
東京の荻窪(ご近所でした!)で製作されています。

私のおすすめはこちら。

栗の木でつくられた八角の容れ物。オイル仕上げ。
パカッと、半分に開くんです。奥に写っているまーるい形のものもぜんぶ、容れ物。
何に使うの?……とたずねられたら……はっきり何とも言えないんですが(苦笑)。
持っているだけで嬉しいもの、楽しくなるもの、ってありませんか?
ちなみに、この中に手紙をいれてご夫婦で交換日記のような手紙交換をされている方や、アクセサリーをいれてプレゼントにされる方もいらっしゃるようです。
ロマンチック!

そして、Pa.Co.ことマツノユウジさん。
東京の西東京市で製作されています。

私のおすすめはこちら。

木っ端を切り出しペイントしてつくられた、小さなブローチたち。
たとえ誰から気づかれることがなくても、つけている本人は楽しく元気になれるという、Pa.Co.さんの世界が好きな人には絶対はずせない人気アイテム。
私もたくさんコレクションしています。
今日はどれをつけようかなーと選んでいるときも楽しいのです。

木のもの、と言ってもいろいろ。
ぜひ見にいらしてください。