月別アーカイブ: 2014年11月

中島完の小さな茶箱道具展、開催中!

中島完(なかしま・ゆたか)の小さな茶箱道具展「テーブルで茶・cha・ちゃ」、11月29日より始まりました!

中島完展1

 

こちら(↓)は、ゲスト作家として協力してくださった、浜田敦士さんの茶碗と、嘉手納重広さんの茶杓とを合わせた、中島さんの茶箱一式。

中島完展2

 

こちら(↓)は、月日工藝さんの茶杓を合わせた茶箱。

中島完展3

 

仕覆(しふく)も中島さんが作っておられます。
中に何も入っていないのに入っているように見える、うつわに合わせた立体的なつくりです。

中島完展4

 

嘉手納重広さん(木工)作の茶杓。

中島完展5

 

月日工藝さん(金工)作の茶杓。

中島完展6

 

浜田敦士さん(陶)作の茶碗(手前)と香合(奥)。

中島完展7

 

「やばいです!」「見ているだけで幸せです!」と、長い時間ご覧になっていかれるお客さんがたくさん。

中島完展8

 

ありがとうございます。
私も仕事の合間にちょいちょい、じっくり鑑賞しております。やばいです!(笑)

12月7日(日)までやっています。
6日(土)の午後は、また中島さんも在店してくださいます。
お近くの方はぜひー!

 

 

たまたまの秋の京都

先日の連休、京都へ行ってきました。
目的は、恵文社一乗寺店のギャラリーアンフェールで24日まで開催中の、高知の結城琴乃さんと岡山のオカベマキコさんの二人展「幻影」。
この展示は昨年末の松山での開催に始まり、今回の京都、そして来年3月には当店へ……という巡回展です。

木や針金で作品をつくる結城さんと、ガラスのオカベさんとがつくり出す、主(あるじ)のいなくなった部屋に残された気配。
ちょっと怖いけれどとても美しく、儚さと永遠とを同時に感じるような、ふしぎな世界。
(私は、ガルシア・マルケスの百年の孤独を連想しました。)

この空間をうちの店にもつくってもらえる!お客さんにみていただける!
たのしみで、ゾクゾクします!
来年3月を、どうかどうかたのしみにお待ちください!!!

さて、久しぶりの京都。
せっかくなのであちこち歩き回ってきました。
恵文社一乗寺店(一番おもしろかった!)をはじめ、ガケ書房とか、本で見た甘味屋さんとか喫茶店とか。
店をやる者として収穫も多かったですが、何はともあれ、たのしかったー&おいしかったー(笑)。

ちょうど、紅葉も見頃だったのです!
グッドタイミングー。

京都1

京都2

全然来てなかったけど、京都、いいですねー。
京都に通いつめる人がたくさんいるの、納得しちゃったな。

 

コアラの面目躍如

「20日に遊びに行きまーす」と連絡をいただいた、湯布院のコアラ店長(本名ではありません)。
今日の午後、製作部長に店番を頼んでちょっとトイレ休憩して戻ったら……あれ!?いる!!……今日だったっけ!?
「今日って20日だと思ってたんですけど、19日だったみたいですー」とコアラ店長。
ナガサキリンネの開催日も、なぜか28・29日だと思い込んでいたらしい。
ふーむ。なるほどー。
コアラ店長と呼ばれる理由が、ちょっとわかったような……(笑)。

連絡もらってたのにサプライズ!ってことになって、おもしろかったです。
来てくれてありがとうー!

ナガサキリンネこぼれ話

ナガサキリンネにて。

私たちが出展していた出島会場に同じく出展されていた、雲仙のhum cafeさん。
そのお手伝いに来られていたのが、じつは、我らが「錦川アメンボ倶楽部」のもう一人の長崎県生まれ岩国在住メンバー(製作部長も長崎生まれです)の妹さん。
前回も、私たちと同じ美術館会場にお手伝いで来られていたそうですが、そのときはお互いのことも、のちにアメ倶楽メンバーとなる岩国在住のお兄さんのこともまだよく知らず、ゆえに話すこともなく。
その後、お兄さんとなかよくなり、妹さんも岩国のウチの店へ遊びに来てくださり、お兄さんとはアメ倶楽仲間となり、妹さんとは今回のナガサキリンネで「お久しぶりですー」と再会を喜ぶ間柄になる、という。
なんともすてきなご縁!
そんでもって、妹さんが今回お手伝いされてたhum cafeの店主さんは、カヤックを持っておられることが判明。
すてきなご縁がまだまだつながりそう!?
錦川にぜひ!とお誘いしましたー。

すてきなご縁、もうひとつ。
今回私たちのブースを訪ねてくださったYさん。
じつは、つい最近、ギターパンダつながりでTwitterを相互フォローするようになったばかりの間柄。
直接のメッセージのやりとりはまだなし。
長崎在住とはいえ、まさか、ブースに来てくださるとは!
Yさんは、長崎でのギターパンダLIVEを主催している人。
音楽関係者でも店をやっている人でもなく、ただギターパンダが好きで、呼びたくて、LIVEを観たくて、観てもらいたくて、それでもう長年、LIVEの企画と運営を、仕事とは関係なくやっている人。
これも、まさしくリンネのリネン(理念)と同じ、「自分たちの暮らしを作るのは自分である」だよね、と、リンネの会場でYさんと話しながら、あらためてしみじみと思ったのでした。
「たのしいことがない」と不満を言ったり誰かに期待したりするんじゃなくて、ないなら自分で、やればいいんです!
ちなみに、長崎でのギターパンダLIVE、12月に2夜連続であります。
長崎方面の方、ぜひー。

 

ナガサキリンネありがとう

だいぶ日が経ってしまいました。

たのしみにしていたナガサキリンネが終わりました。
2回目の参加ですが、今回もとてもたのしく充実した出展になりました!

リンネに行くと、「自分たちの暮らしを作るのは自分である」というリンネのリネン(理念)が実践されている現場をあちこちで見ることになります。
そして、たくさんの気づきや励ましをもらいます。

出展する資格がある人(クラフトでもフードでも、ものをつくっている人)は次回、ぜひとも応募して、リンネに関わってみてください。
長崎に縁がなくても、県外枠があります。

県外からリンネを見に行こうと思っている方は、リンネと観光名所だけではなく、ぜひ地元の人々が利用する商店街や路地の店をのぞいて歩いてください。
そして、リンネの会場ではぜひ、実行委員の人と話をしてみてください。
地方のまちで、なんとなく悶々としている方に、特にお勧めいたします。

リンネ3-1

リンネ3-2

前回は長崎県美術館会場、今回は出島会場に出展しました。
どちらもそれぞれによさがありますね。

1日目はあいにくの雨模様だったのですが、それでもたくさんの方がご来場くださいました。
前回に引き続きブースを訪ねてくださったお客様もたくさんいらっしゃり、嬉しかったです。

実行委員のみなさん、ボランティアのみなさん、会場の美術館と出島をはじめ協力してくださっている地元の方々には、どれだけ感謝をしてもたりません。
本当に頭が下がります。
もし自分たちだったら……できないな〜、と思わせられることばかりです。すごいです。

ほかの出展者の方ともいろいろな話ができてたのしかったし、おいしいものもたくさん食べたし、またリンネに来たいので、来られるように、これからもしっかり、頑張ってやっていきます。

ナガサキリンネありがとう!きっとまた!!

リンネ3-3

 

中島完の小さな茶箱道具展

さあ!今年最後の店での展示のお知らせです!

岐阜・多治見にて「茶箱」と呼ばれる小さな道具を作っている中島完さん。
お抹茶を入れる「茶入れ」、金平糖を入れる「振り出し」、茶巾を収める「茶巾入れ」、茶筅を収める「茶筅筒」、そして「茶碗」。
これらの小さな道具がお弁当箱ほどの箱や籠に収められた姿は、おままごとセットのようでとても可愛らしいものです。
飾って眺めるのも、集めるのもたのしい茶箱の道具たちですが、やはり、ぜひとも使っていただきたい!
茶道の経験がない方も、まずはお気に入りの道具をひとつふたつ見つけて、3時のお茶に、食後の一服に、コーヒーや紅茶を淹れるように、気軽にお抹茶をたててみませんか?
今回は3人のゲスト作家さんも出品してくださることになりました。道具の組み合わせもたのしんでいただけたらと思います。

中島完の小さな茶箱道具展
テーブルで茶・cha・ちゃ

会期:11月29日(土)〜12月7日(日)10:00〜19:00
※12/1(月)休み。最終日18:00まで。
作家在店日:11/29(土)、12/6(土)いずれも13:00〜
ゲスト作家:嘉手納重広(木工・茶杓)、月日工藝(金工・茶杓)、浜田敦士(陶・茶碗)

中島完展

中島完さんによるお茶出し
11月29日(土)15:00から16:00まで随時
薄茶(菓子付):500円
※ご予約不要。混雑時にはお待ちいただくことがございます。ご了承ください。

ワークショプ「テーブル点前」
12月6日(土)16:00〜(事前申込制、1時間程度)
参加費:3,800円(茶筅とお土産付)
※ワークショップでお使いいただく茶筅は、ご自宅ですぐにお茶をおたのしみいただけるように、お抹茶などのお土産付きで各自お持ち帰りいただきます。
募集人数:5名(先着順)
※満席となりましたので、募集を締め切りました!
お申し込み方法:こちらより、下記の項目を書いてお申し込みください。店頭・お電話でもお受けします。
1.お名前(2名以上でお申し込みの場合、すべての項目について人数分ご記入ください)
2.メールアドレス
3.電話番号(できるだけ緊急時に連絡のつく携帯電話の番号をお願いします)
《お電話でのお申し込み》0827-29-0851 店休日を除く10:00〜19:00

テーブル茶

版画工房みのむし個展、最終日!

版画工房みのむし個展「シナプス」、終了いたしました。
会期中ご来店いただいたみなさま、ありがとうございました!

ふだんはぽち袋などの使える作品でおなじみのみのむしさん。
今回、「シナプス」をテーマに、ご本人にとってもかなり久しぶりに製作されたという、大きな版画作品。
たくさんの方にじっくりと見ていただけたこと、そして気に入ってお求めくださった方が大勢おられたこと、店の者としても、いちみのむしファンとしても、とても嬉しいことでした。
ふだんの使うアイテムだとどうしてもデザインの可愛さが先行しがちなのですが、版画作品として素晴らしいものであることを、今回少しでも知っていただく機会になれたなら幸いです。

秋の出展シーズンと重なりながらもがんばったみのむしさん、お疲れさまでした&ありがとうございました!

作品1