月別アーカイブ: 2012年3月

かけまくり

引っ越し荷物を入れられるように、今回の最優先作業は、住居部分の床のワックスがけ。
工務店さんに張ってもらった杉板に、蜜蝋ワックスを塗ります。

左3分の2くらいが塗り済み、右3分の1くらいはまだ。
見た目の差が微妙なので、ペンキと違って、いまひとつ塗りがいがない……。

ワックスがけ以前の作業、ほこりを取るための掃除機かけと汚れを取るための乾拭きで、すでに力尽きている製作部長……。

大移動の疲れも、とれていませんからねえ……。
免許持ってるのに運転できなくてごめんね。

益子旅

予告編でお伝えしましたが。

今週月曜火曜と、益子へ行ってきました。

旅の友は、「一緒に行きます!」とくっついてきた(!?)yutaさん。
……いや、yutaさんがいなかったら近藤さんとのご縁もあったかどうかわからないのですから、いじわる言わずに感謝しなくてはね。

お天気は快晴。
絶好のドライブ日和。
益子まで車を飛ばし、まずは近藤康弘さんの工房へ。

車を降りた瞬間、草木のいい香り。
うぐいすも鳴いています。
春の陽射しですが空気はまだ冷たくて、あっという間に暖かくなる薪ストーブに群がる我々(苦笑)。

ひと休みしたら、近藤さんも誘って渡辺キエさんの工房へ。

長年ウチで愛用しているキエさんの器、ここでつくられたのかー、と思うと感慨深い。
キエさんがここで、ラジオを聞きながら、ときどきコーヒーを飲んで一服したりしながら、製作している日々を想像して、器もキエさんのこともまた好きになった。

焼き物の器といっても、キエさんは型でつくる磁器、近藤さんはろくろでつくる陶器。
その違いがお二人の会話からちらっと知れたのもおもしろかったです。

お好み焼きを食べて、ロマンチックな(!?)日帰り温泉につかって。

翌日は近藤さんの工房を見せていただきました。

yutaさんからのリクエストで、ろくろをまわしてくださった近藤さん。
近藤さんは、足で蹴る「蹴ろくろ」を使っておられます。
手元に魅せられ、足さばきに惹かれ、どっちも見逃せなくて、「はあ」とか「ほう」とか感嘆のため息ばかりが出ます。

土をとってきて粘土をつくるところから、本焼きして完成するまで、いくつもの工程があること。
知識としては知っていたけれど、あらためて、ひとつの器ができるまでの手間と労力を実感としてわかった気がします。
とても貴重な機会でした。

近藤さん、キエさん、旅につきあってくれたyutaさんも、ありがとうございました。
近藤さんとキエさんの器、そしてyutaさんのアクセサリーも、これから新たに始める店でお取り扱いさせていただくことになりました。
物になるまでのこと、物の背景も含めて、お客様に届けていきたいと思っています。

益子からの帰り道、近藤さんおすすめの佐野ラーメンを食べました。
びっくりするほどおいしかった!

……で、益子旅を終えた翌々日、走り慣れた約850kmをブーンと飛ばして、夕べから山口におります。
引っ越し前、最後の準備のため。
今日は、広島県の呉市というところまで、ネットオークションで落札した椅子を引き取りに行きました。
我ながら、大移動だなあ。

 

 

益子旅(予告編)

昨日一昨日と1泊2日で、益子へ行っておりました!

バカンス気分(!?)のyutaさんを旅の友に。
渡辺キエさんの工房と、近藤康弘さんの工房を訪問。

バカンスではなく、仕事ではあったんですけど・・・楽しかった!!!
のんびりまったりながらも濃い、充実の2日間でした。
写真付きで書きたいのですが、ただいまドッタバタなので、また追って!

coming soon!

嘉手納重広さん

石神井で開催中の、嘉手納重広さんの初個展に行ってきました。

「西荻手しごと市」「雑司ヶ谷手創り市」などで出展をご一緒する機会が多く、いつも作品を拝見していますが、野外イベントで見るのと、ギャラリーの店内で見るのとでは、不思議なものでどことなく趣が違います。
どちらもいいのですが。

嘉手納さんの作品の中で、私たちが特に心ひかれているのは、オブジェのような蓋付きの入れ物。
それぞれ一番気に入ったのを連れ帰ってきました。
左側の木の実のようなのが、私のお気に入り。
右側の蓋をずらして置いたのが、製作部長の。

嘉手納さんの盆栽は、雨上がりや曇天のほうがより素敵に見えます。
お天気があまりよくないときのイベント出展向きですね(笑)。

嘉手納重広さんの個展、4月2日までです。

日時:〜4月2日(月)11:00〜19:00 ※会期中無休。最終日16:00まで。
場所:knulp AA gallery(西武池袋線石神井公園駅南口より徒歩3分)
tel:03-3997-0929

 

北原裕子さん

展示会後、初めてギャルリーノンさんへ。

展示中からずっと気になっていた、北原裕子さんの陶芸作品を連れ帰ってきましたー。

はだかんぼう(勝手に命名)と、ハチ(たぶん)。

フェーブ的なもの、というか、フェーブそのものなのかな、きっと。

北原裕子さんの作品は、ギャルリーノンさんでは「家」が大人気で、入荷してもあっという間になくなってしまうそうです。
私たちも気に入った家を一軒見つけたのですが、こちらの「はだかんぼう」と悩んで、今回はやっぱりこっちにしました。
ハチは衝動買い。

はだかんぼうは、後ろ姿もプリティ。

一拍で一泊

展示会を無事に終え、さあ、引っ越しと開店準備に集中するぞー!……の前に、ちょっと一拍。

20年来の友人家族と一緒に、箱根へ!一泊!!

久しぶりの温泉を源泉掛け流しで堪能し、おいしいごはんやおやつも食べまくり。
食べては眠くなり、温泉に入って、飲んでは眠くなり……の、のんびり愉快な旅でした!

生まれる前から(友人のおなかにいるときから)友達のAちゃんも、この春から女子大生。
おめでとう!

ずっと気兼ねのいらないつきあいをしてくれる友人夫婦。
面と向かって言うのは照れるので、この場を借りて、ありがとう!

とても楽しい一泊二日の箱根旅でした。

お天気も快晴!

箱根の関所にて顔出し看板にも出会い、パチリ。

気に入ってくださった方は、コメント欄に「いいね!」とお願いします。

 

多謝!

昨日、私たちの初めての展示会を終えました。

会期中、本当にたくさんの方々にお出かけいただきました。
初めましての方、懐かしい顔、いつもお世話になっている人、出展仲間や友人たち。
みなさん、じっくりと手にとって展示を見てくださり、楽しくお話もできて、本当に幸せな展示会でした。

とても居心地のよい空間で、ときに同窓会や井戸端会議のような賑やかなおしゃべりも大らかに歓迎してくださったギャルリー・ノンさん。
このタイミングでお声をかけていただいたことを、運命だと感じています。

みなさんへの感謝の気持ちを、どう言葉で伝えたらいいのかわかりません。
この展示会がお別れのご挨拶でないことだけは確かで、これからにつながる顔合わせができたと私たちは思っていますし、みなさんにもそう思っていただけていたら幸せです。

みなさま、本当にありがとうございました!
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

たくさんいただいたお花、曇り空が多かった会期中、会場を春の彩りで明るくしてくれました。
まだ元気な花を、夕べからウチに飾っています。

そして、毎日のおやつが欠かせない私たちですが、これほどたくさんのおやつがウチに揃っているのは初めて!
コーヒーやお茶をいれては、今度はどれを食べようかなー、と悩んでいます。
幸せすぎる〜!
ダイエットはしばらく考えないことにします(笑)。

あと2日!

私たちの初めての展示会、残すところ土日の2日間となりました。

今日は平日だったにも関わらず、お天気もよかったおかげか、たくさんの方にお出かけいただきました。
出展なかまのみなさんも、お忙しい中、大勢お出かけくださっていて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

土日の天気予報があやしくて、とても気がかり……。

今度の日曜は、出展なかまが大勢参加する「雑司ヶ谷手創り市」「あかぎマルシェ」、阿佐ヶ谷では靴工房nico.が参加する「ゆうやけ市」もあるのです。

展示会にお出かけくださる方々にも、せっかくなので西荻散歩を楽しんでいただきたいし。

なんとか雨が降りませんように!

土日は終日、展示会場でお待ちしています。
土曜は13時〜19時、最終日の日曜は13時〜17時までです。
どうぞお出かけください!

 

 

靴工房nico.

私の靴教室通い、残念ですが引っ越しを前に、昨日で終了しました。

約1年と7ヶ月(月4回・1回3時間)の間に、自分の靴を4足、製作部長の靴を1足、プレゼントの靴を2足、作りました。

1足目。

2足目。

3足目。

製作部長の靴。

プレゼントの靴(2020製陶所さんちの、のえちゃんに)。

そして、自分の4足目。

昨日できあがったばかりのプレゼントの靴は、まだ相手に渡していないので非公開。

靴教室へ通い始めたときは、まさか1足目からちゃんと履ける靴が作れるなんて、実は思っていなかったのです。
でも、1足目も、ほかの靴もすべて、ふだん普通に履いています。
“履ける”どころか、買った靴よりも履き心地はいいです。
自分の足を細かく測り、自分の足のかたちに合わせて作っているのですから、フィットするうえに、長く履いていてどこかが当たって痛くなるというようなことがありません。
今まで、その痛くなる部分のためにひとまわり大きな靴を買っていたんだなあ、と、ぶかぶかの買った靴を履くたびに思います。

私は製作部長と違って、あまり手先が器用なほうではありません。
お買い上げいただいたときにお入れしている保存袋をお持ちの方はご存知だと思いますが、ミシンがけは苦手だし、仕事もおおざっぱです。
そんな私でも履き心地のいい靴が作れて、靴作り楽しいと思えたのは、指導してくださった先生となごやかな教室の雰囲気があったおかげです。

靴工房nico.さん。
美人さんでセンスがよくておしゃべりも楽しい女性の先生がお二人。
生徒さんも女性ばかりで、女性限定というわけではないそうですが……ならではの雰囲気だなー、とは思います。
みなさん、製作に集中しているときの顔は真剣ですが、お茶やお菓子をいただきながらおしゃべりするのも楽しみにいらっしゃっている感じ。
とってもいい雰囲気。
先生が作られる靴やほかの生徒さんが製作中の靴を見ると、とても刺激になり、作りたい靴がどんどん浮かんできます。
もっといろいろ作りたかったー……。

靴工房nico.さんは、阿佐ヶ谷にあります。
靴作りに興味のある方は、まずは見学だけでもぜひ!
楽しいですよー、靴作りも、nico.も!