月別アーカイブ: 2022年10月

2022.10.27

開店前の午前中、仕入先の営業の人が来られました。
たいしてたくさん仕入れもしない、こんな小さな店にまで、わざわざ新製品を見せに来てくれる仕入先がいくつかあって、今日の人もそのうちのおひとり。コロナ後初なので、会うのは3年ぶりくらい。そのあいだもときどき電話をくださってました。
ネット上やカタログでは見ている新製品ですが、実際に見せてもらうとやっぱりよくわかるし、会って直接話を聞くと、仕入れてみようという気になってくる。そういうもんですよねー。
私は出版のほうで営業をする立場でもあるので、勉強になります。

ところで最近、雑貨やアパレルなどを扱う卸サイトが増えています。
会費が不要で、ロットが少なく少数でも注文しやすい、審査もわりと簡単で、気軽に注文できるところ。
うちのような個人店にはとても便利になったと思う(なんでも仕入れられるわけでは、もちろんないけれど)。
大型店の経営が厳しくなっているというのもあるだろうし、メーカーも手間がかかったとしても問屋を通さず小売店と直接取引して利益をださなければやっていけなくなっているというのもあるだろうと思う。
卵が先か鶏が先か、という感じだけど、そういうわけで個人店も増えているように思う。
書店の状況とも似ています。

サイトで簡単に注文できるんだけど、サイトはただプラットフォームとしてあるだけで直取引に限りなく近く、仕入先と直接やりとりしていくのはサイトがなかったときと同じ。

仲介する問屋(本でいうと取次)の役割を否定するつもりはなくて、そこにはよかった面もよくなかった面もあって、直取引にもよい面とよくない面がもちろんあるわけだけれど、とにかく、流通というか社会のしくみの変わり目なんだな、といろいろなところで感じる今日このごろです。

読むロバの会3回目

本日2つめのblog。
再開して新しくなった「読むロバの会(読書会)」でした。
参加者は2人。

換気のために裏口を開け放って過ごす店内がちょうどいい、さわやかな秋晴れの読書日和。

今日読まれていた本は…
イボ・アンドリッチ「イェレナ、いない女」
橋本治「双調平家物語」
でした。

私は、くぼたのぞみ「山羊と水葬」を。
「イェレナ、いない女」を読んでいた人が、自転車を買った、というのを聞いてから読み始めたら、「山羊と水葬」に、女性にとって自転車に乗るというのは自由を手に入れることだった、というような話が出てきたので、帰り際にお伝えしました。
「イェレナ、いない女」は、なんなんだ!?この話は!?、というタイプのおもしろさの物語だそうです。セルビアの、ノーベル文学賞受賞作家なんですね、イボ・アンドリッチ。

次の読むロバの会は、11月3日(祝・木)15:00〜16:00で開く予定です。
ご予約不要、各自で黙ってただ本を読むだけの会です。お気軽にどうぞ!

2022.10.25

昨日、新刊「流さない言葉①ピアノマンつぶやく/リクオ著」の校正刷りが印刷所から届いて、今日、戻しを完了。これで校了! 泣いても笑っても、あとは納品を待つのみ!!

ああ、ドキドキする、緊張する、落ち着かない。
できあがってくるまで期待と心配が入り混じったこの状態が続くのは、何度経験しても、だなあ。
こればっかりは経験した人にしかわからない、本づくりの醍醐味のひとつ、かもしれない。
祈る気持ち!!!

2022.10.23

先日、柚木沙弥郎さんが100歳のお誕生日を迎えられたと知り。
100歳になられても絵を描き、インタビューを受け、現役でお仕事をされている柚木沙弥郎さん。

私も夫も50半ばとなり、ときどきふと、あと何年仕事ができるかなあ、と考えることがありまして。
70歳くらいまでだとすると、あと15年、あっという間だなあ、もうあんまり新しいこともできないかなあ、と思っていたのですが、柚木沙弥郎さんのように100歳まで働けるとしたら、まだあと、これまでの人生と同じくらいの年数がある!なんでもできるじゃん!と思いました。

90歳になったら引退する、とおっしゃっている80代の方のお話も友人から聞いているし。
人生を何年と考えるかで、これからできることが大きく大きく違ってくる。
とはいえ、何歳まで働けるかは、考えてみてもわからない。
70歳まで、100歳までと思っていても来年もう働けなくなっているかもしれないし、70歳までと思っていたけど100歳になっちゃった、なんてこともあるかもしれない。

結局のところ、やりたいことをどんどんやっていこう、ってことですね。

2022.10.20

昨夜、新刊の告知を出しました。
新刊の情報をいつ、どこまで発表するか、というのはいつも悩むところ。
効果的な発表の仕方、みたいな術もまだ持たないので、その本ごとに試行錯誤。
今回の新刊は、一昨日、印刷所に入稿(印刷データを渡す)が完了して、そのタイミングで発表しようというのはなんとなく決めていました。
入稿すれば、編集者としての仕事は一段落(実際には納品されるまでに確認作業がまだ2回ほどあります)。
ちょっとほっとして軽く祝杯をあげたいところですが、続いてプロモーションに突入しました。
プロモーションというのも経験が浅く不慣れな仕事のひとつなのですが、今回はプロモーションの大先輩!と言ってもよい方が著者なので、学びながらがんばりたいです!
ヒマールは取次を使っていないので、書店にも直接案内を出していきます。
やることいっぱい。
発売日まで、わ〜っと昂ぶる気持ちを抑えながらの緊張感が続きます。

12/12刊行決定!リクオ「流さない言葉① ピアノマンつぶやく」

ヒマールからの(単独での)出版3冊目、刊行することになりました!

2022年12月12日刊行
リクオ「流さない言葉① ピアノマンつぶやく」

ミュージシャン・リクオによる初の書籍。
年間120本超のライブで日本全国を駆け巡る“ローリング・ピアノマン”リクオ。
2011年の東日本大震災から今年の夏まで、約11年にわたるツイッター投稿文より292の「つぶやき」をピックアップ、その背景を伝える25,000字の書き下ろしを加えた一冊です。
書影など詳細は追って!続報をお待ちください。

ヒマールにも何度も演奏に来てくださっているリクオさん。
リクオさんの音楽はもちろんですが、リクオさんの言葉も、もっとたくさんの人に届くことを願っていたので、こうして出版できることになってとても嬉しいです。
たくさんの人に読んでもらいたい!
刊行まであと少し、どうぞご期待ください!

読むロバの会2回目

新しくなった「読むロバの会」(読書会)2回目を開きました。
参加者は2名。

今日も離れて座って黙って読んで、読書の時間と空間を共有しました。
1時間、あっという間。

それぞれが読んでいた本は
宮部みゆき「子宝船」
橋本治「双調平家物語」
でした。
私は今朝「今日はハンナ・アーレントの誕生日」というツイートをちらりと見たので、ちゃんと読んだことのない「人間の条件」を読み始めましたが、途中で、読みかけの北丸雄二「愛と友情と差別とLGBTQ+」に戻りました。

次回は10月25日(火)15:00〜16:00に開きます。

2022.10.13

入荷ラッシュ。
新しい取引先からの入荷もあって、受け取るのもたのしみで、並べるのもたのしい。
気候がよくなってご来店も増え、自分がいいと思って仕入れたものが並べた先から売れていくのがとても嬉しい。仕入れの醍醐味。

たのしくお買い物してもらって、買ったその品物で、その人の日々が少しでもたのしくなったら嬉しい。
そういうささやかな幸せが続くことを願って、世の中が平和であるように、地球環境が悪くならないように、努力したい。
矛盾する部分があるのはわかっているけど、そう思っています。

2022.10.9

カレンダーは三連休の中日。店は隔週ペースの日曜営業。

日曜は、遠方からのご来店も多くて新鮮。
今日は、旅行中に寄ってくださった方が、本の棚から「アイリッシュネスへの扉」を手にとってくださり、「実は、アイルランドへ留学したいと思っていたところで!」と話をしてくださった。お互い、偶然の出会いにとても嬉しくなった。

語学留学、いいなあ。いつかしてみたい、できたら1ヶ月くらい。2週間でもいい。
やっぱりアイルランドがいいな。
しかしいま、私の頭が一番反応しやすくなっている外国語は韓国語なので、韓国かな(笑)。