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10月と11月の読むロバの会

昨日は10月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は「海うそ」梨木香歩。
昭和の初めに人文地理学者の主人公が調査に訪れた島での話と、50年後にその島を再訪することになる話。
私は梨木香歩さんの小説を読むとどれもいいなあと思って好きになっていますが、これもとてもよかった。
島を歩く主人公が出会う植物や鳥や動物、知っていたらさらに情景が浮かんでおもしろく読めるんだろうなあと思っていたら、参加者のおひとりが図鑑を持ってこられて、話に出てくるゴイサギの鳴き声を聞かせてくれました。
岩国の人には馴染みのある「獺越(おそごえ)」という地名の話も出てきます。
気になった方はこれからでもぜひ読んでみてくださいね。

さて次回、11月の読むロバの会は…
日時:11月27日(火)18:00〜(1時間程度)
課題図書:闇の奥/ジョゼフ・コンラッド
中野好夫訳(岩波文庫)、黒原敏行訳(光文社古典新訳文庫)などいくつかの本が出ています。
どれでも各自で自由に選んでください。
映画「地獄の黙示録」のベースにもなっている古典作品です。

読むロバの会は、月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。課題図書を読んできた方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。
初めての方もどうぞお気軽にいらしてくださいね。