今日のヒマール

革小物制作と店の日々。

Archive for the ‘本と映画と音楽’ Category

4月と5月の読むロバの会

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今日は4月の「読むロバの会(読書会)」でした。
参加者は6名。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

4月の課題図書はアゴタ・クリストフの「悪童日記」。
「悪童日記」というのは邦題ですが(直訳だと「大ノート」)、主人公である“ぼくら”はとてもいい子たちで「悪童」というタイトルに違和感があった、という人もいれば、悪ガキって感じですかね、という人がいたり、もちろん「悪童」がしっくりくる人もいて、いつもながら、読んで感じること・思うことは参加者それぞれでした。

私は30年近く前(?)にこの本がものすごく話題になったときに読んで以来の再読でしたが、すごい本だな!という印象は二度目でもやはり感じて、このわかりやすい強烈さと、いくらでも深読みできそうな読後感は、いまだにとりわけ若い年代に読まれているようですが、それも納得だなーと思いました。

さて次回、5月の読むロバの会は

日時:5月29日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「父と暮せば」井上ひさし(新潮文庫)

戯曲です。これを基に脚色して、黒木和雄監督が宮沢りえ・原田芳雄出演で撮った映画(同タイトル)もありますので、両方読んで観てみるのもいいかもしれませんね。

読むロバの会は、月に一度開いている読書会です。
毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、感想などをおしゃべりしています。
喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要で、どなたでもご参加いただけます。
初めての方もどうぞお気軽にいらしてくださいね。

投稿者: (じ)

4月 24日, 2019 at 8:36 pm

YOUR SONGSのライヴ盤

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去年、山口洋さんがソロツアー「YOUR SONGS」で、みなさんのリクエスト曲を届けに来てくださって。
そのツアーでの演奏を収録した2枚組ライヴ盤「日本のあちこちにYOUR SONGSを届けに行く2018」が、3月25日に発売になりました。
そうなんです、ヒマールでの演奏も、そのアルバムに入っているのです!

店を始める前から、いつか山口さんに演奏に来てもらいたいなあと思い続けて、その願いが叶っただけでも感激なのに、さらにライヴ盤に収録されるなんて。店を始める前の自分が聞いたら、マジ驚くわー。
店に響く演奏。あの日の空気、湿度。呼吸する音さえ立てたくないくらいの気持ちで聴き入っていたお客さんおひとりおひとり。そんなことがぶわっと蘇って、何度聴いても泣きそうになる。
店の者としては、ライヴの当日はいろんなことに気が行っているので、演奏は聴いているようであまり聴けていないのです。なので、あの日、山口さんが「今日はウエットだねー」と言っておられたことにも「そうかなー?」と思っていたのですが、聴いてみたらウエットでした(苦笑)。

青森から石垣まで、各地の演奏も聴けたことで、ああ、これがヒマールの音か、と感じられて嬉しかった。

山口さん、ありがとうございました!
あの日の演奏を一緒につくってくださったお客さんたち、ありがとうございました!

ヒマールでの演奏からは、ライヴで演奏されることの少ない「ファイティング・マン」と宇宙まで続く「地平」が収録されています。「地平」ヤバイですよ。是非、聴いてください!

ちなみに、ジャケットのオモテ面には岩国の名店ブロッコリグリルと岩国発山陽本線の写真がどーんと。ヒマールは写真ないのかー、と思ったら、あった!けど、気づく人おるかなあ。

投稿者: (じ)

4月 1日, 2019 at 9:59 pm

3月と4月の読むロバの会

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昨日は3月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は3名!最少人数記録!!
年度末で忙しい人が多かったのかなあ。課題図書が読みづらかったでしょうか!?
3月の課題図書は今村夏子さんの「こちらあみ子」。
じつは、読書会お世話係をしてくれてる友人も私も、初めて今村夏子作品を読んだときにものすごい衝撃を受けて、読めば読むほどすごくって、これらの作品をたくさんの人に読んでもらいたい!と思って決めた課題図書で、たくさんの人から感想が聞けることをたのしみにワクワクしていたので、けっこうがっくり。
でもでも、都合が悪くて参加できないけどメールで感想を寄せてくださった方もいて嬉しかったです。
ご参加くださった方、感想を寄せてくださった方、ありがとうございました!
読んだけど参加できなかったという方、よかったらコメント欄で一言でも、あるいは店にいらしたときにでも、ぜひ感想聞かせてください!
そしてまだ今村夏子作品を読んだことがない方は、ぜひぜひ読んでみてください!
ほかにはない、新しい小説だと、私は思う。

さて次回、4月の読むロバの会は
日時:4月24日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「悪童日記」アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳(ハヤカワepi文庫)

読むロバの会は月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などを気ままにおしゃべりしています。おもに日本文学と海外文学とを交互に、課題図書に選んで読んでいます。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、ご予約不要、参加費無料、喫茶1ドリンクのオーダーでご参加いただけます。
本を読んでも感想を言葉にすることってあまりないと思うので、話せるか心配だったり照れ臭かったりで参加を躊躇される方もいらっしゃると思いますが、見学参加も大歓迎ですので、まずは気軽に、日時に合わせて店にいらしてみてください。
たくさんのご参加をお待ちしています!

投稿者: (じ)

3月 20日, 2019 at 1:07 pm

2月と3月の読むロバの会

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昨日は2月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

2月の課題図書はグウィンの西のはての年代記I「ギフト」。
おもしろかった、重かった、感じたことはそれぞれでしたが、全員読了しての参加。
グウィンと言えば「ゲド戦記」が有名ですが、私は大人にはこちらをおすすめしたい。読み応えがあります。
ギフトと呼ばれる特殊な力を持った人々が出てくるファンタジー、ということで、ワンピースみたいにそれぞれの力を出し合って困難に立ち向かうとか、ハリーポッターみたいに魔法合戦が繰り広げられるとか、そんな話かと思っていた、という人もいましたが、全然そんな話ではなかったのでした。

さて次回、3月の読むロバの会は、、、
日時:3月19日(火)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「こちらあみ子」今村夏子(ちくま文庫)

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でどなたでもご参加いただけます。開始時間に間に合わない方は遅れて来られても大丈夫です。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

投稿者: (じ)

2月 28日, 2019 at 10:55 am

1月と2月の読むロバの会

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昨日は今年最初の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は、酒見賢一の小説「墨攻」とその小説で描かれている中国の思想「墨子」を森三樹三郎訳で読む、という初の課題2冊の試み。2冊読むのが無理そうな人はまずは小説のほうから、とお伝えしていたところ、「墨攻」は全員読了、「墨子」は一人を除いて読んだのは途中まで、での参加となりました。
小説「墨攻」のほうは、漫画化や映画化もされていてエンターテインメント性が高く、展開がはやくてページ数も多くないので、みなさんわりとはやく読み終わったようす。私もあっという間に、おもしろく読みました。
一方「墨子」のほうは、難解というわけではないのですがどんどん読み進められる内容というわけでもなくー。でも、森三樹三郎訳はとても読みやすい日本語になっているので、興味のある方にはいくつかある墨子のテキスト本の中でもこちらをおすすめします。

さて次回、2月の読むロバの会は
日時:2月27日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:西のはての年代記1「ギフト」ル=グウィン著/谷垣暁美訳(河出文庫)

「ゲド戦記」などの著者であるグウィンの作品を読みましょう。
読むロバの会は毎月一度開いている読書会です。あらかじめ各自で課題図書を読んできて、その感想などをコーヒーなど飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。初めての方、会の雰囲気をちょっとだけ見てみたいという方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加くださいね。

投稿者: (じ)

1月 24日, 2019 at 1:13 pm

12月と2019年1月の読むロバの会

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今日は12月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

今月は。同じ課題図書を読んできて感想などをおしゃべりしあういつもの読書会ではなく、昨年に続いて12月の恒例にしたいと思っている「今年読んだ中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」をお互いに紹介しあう読書会でした。
7名それぞれが紹介した本はこちら。

「ネバー・ホーム」レアード・ハント著/柴田元幸訳
「優しい鬼」レアード・ハント著/柴田元幸訳と「子どもの『手づかみ食べ』はなぜ良いのか?」山口平八・清水フサ子著
「鳥の物語」中勘助著
「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ著/粟飯原文子訳
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子著
「岩国市史」
「風が強く吹いている」三浦しをん著(写真には森見登志彦の「熱帯」がかわりに写っています)

それぞれの人から、なぜその本がよかったのか、どうおもしろかったのか、という話を聞いていたら、全然知らなかった本、書店や図書館で見ただけだったら興味を持つこともなさそうな本も、それぞれになんとなくおもしろそうに思えてきて、読んでみようかなーと思うのですから、ふしぎです。
これはまた来年も、恒例にしたいですね。

さて次回、2019年1月の読むロバの会は…
日時:1月23日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「墨攻」酒見賢一著(文春文庫)と「墨子」森三樹三郎訳(ちくま学芸文庫)

小説「墨攻」と、小説を読んだらもっと知りたくなるであろう「墨子」の思想を2冊あわせて読んでみましょう。
2冊読めない方は、まずは小説「墨攻」からどうぞ。

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書を各自であらかじめ読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

投稿者: (じ)

12月 12日, 2018 at 10:04 pm

11月と12月の読むロバの会

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昨日は11月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
課題図書はジョセフ・コンラッドの「闇の奥」。
黒原敏行訳の光文社古典新訳文庫で読んできた人が4名、中野好夫訳の岩波文庫で読んできた人が1名、両方を読んできた人が1名。読み較べると、やはり新しい訳のほうが読みやすいようでした。
が、読めるし、話の筋もわかるんだけれども、うーむ……というのが全員に共通した感想で、「難解」と評されるのはこういうことだったのか?と。
みなさんといろいろ話していて、そうか!120年も前に発表された小説なんだ、と気づかされてハッとしたことをここに記しておきます。

さて次回、12月の読むロバの会は……
日時:12月12日(水)18:00〜(1時間程度)
12月は課題図書はありません。昨年に続き、毎年恒例にしたいと企んでいる「今年読んだ本の中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」を紹介しあう回です。
あなたが今年読んだ本の中から一冊(ジャンルは問いません。漫画や冊子のようなものでもOK。課題図書以外で!)を持ってご参加ください。
ご予約不要、参加費無料、喫茶1ドリンクのご注文だけお願いいたします。
初めての方もぜひ。ご参加お待ちしています!

投稿者: (じ)

11月 28日, 2018 at 1:41 pm

2018年のHEATWAVE

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3人になった2018年のHEATWAVEをどうしてもみたくて、日曜に店を休んで東京へ。

HEATWAVEのライヴをみるのは2年ぶり。
「HW SESSION」(ライヴのためのリハーサルをしない実験的企画)は初体験。
いや〜、すごかった!ロックでした!ものすごくたのしかった!素晴らしくよかった!!
ベースがあるとかないとか、そういうことじゃなかった。
「Tower of Silence」とか「The ANSWER」とか、10年、20年と演奏されてきている曲なのに、完全に、初めて聴くサウンドだった。
懐かしい〜とか、この曲、好きだった〜とか、微塵もなし!超刺激的。

HEATWAVEは来年40周年だそうですが、そのサウンドはいつだってとどまることなくおさまることなくずっと進化し続けてきていて、でもいつの時代の音を聴いても間違いようもなくHEATWAVEで、それって矛盾しているようだけど実在しているのが凄い!ほんと、凄いバンドだとあらためて思い知りました。なんでこんなにHEATWAVEが好きなのか、というのもあらためてわかった、自分で。みに行ってマジでよかった、2018年のHEATWAVE。

新曲は「Heavenly」と「FREEDOM」が特によかったな。これからどうなっていくのか、新しいアルバムも、2019年のHEATWAVEもめちゃくちゃたのしみ!みられるときは逃さずみるぞ!それができることをありがたく思います!!
っていいながら12月のツアーは行けない。行ける人は行ってください!悩んでも意味ないよ。

投稿者: (じ)

11月 27日, 2018 at 4:55 pm

カテゴリー: 本と映画と音楽

久しぶりのピアノ、愉しい

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来年、店で初めてピアノの人のライヴをやることになり、ひとまずデジタルピアノを購入。

ピアノは、幼稚園から中学の途中までかなりしっかりとクラシックピアノを習っていたので、楽譜どおりに弾くことはできるし音感もあると思っているのだけど、コードというものをよく知らない。よく知らないのにバンドでサックスを吹けていた(ってほど吹けてはいないが)のは、音感があったからだろうな、と思う。
で、久しぶりのピアノを前にして、クラシックの曲を楽譜見ながら弾きたいとはあまり思えず、ははーん、こりゃコードだな、と思ったので、インターネットでピアノのコード表を検索してプリントアウトしてみました、鍵盤のイラストに弾く場所を丸印でつけてあるやつ。
ピアノを習っていたときにドレミ…をC(ツェー)D(デー)E(エー)…と読んでいたので、Cというコードはドから始まる和音で、Dはレから、Eはミから…なんだろうな、と薄々思っていたんだけど、やっぱりそうだった。
さらに、なんとかマイナーというのは和音の真ん中の音が♭(フラット)になり、なんとかセブンスというのはひとつめの音が1音下がるんだな、ということを発見。
それで、頭の中にある音楽に合う音を出すように弾いてみると、楽譜もないのに曲が弾けちゃう。おー、愉しいー!
クラシックピアノを習っていたときは、練習して練習して、通してすごくうまく弾けるようになったときに、どうだ!みたいな感じはあったけど、こういう愉しさはなかったなー。

というわけで、毎日ぽろぽろ弾いています。久しぶりのピアノ、愉しいー。

投稿者: (じ)

11月 20日, 2018 at 5:47 pm

カテゴリー: 本と映画と音楽

10月と11月の読むロバの会

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昨日は10月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は「海うそ」梨木香歩。
昭和の初めに人文地理学者の主人公が調査に訪れた島での話と、50年後にその島を再訪することになる話。
私は梨木香歩さんの小説を読むとどれもいいなあと思って好きになっていますが、これもとてもよかった。
島を歩く主人公が出会う植物や鳥や動物、知っていたらさらに情景が浮かんでおもしろく読めるんだろうなあと思っていたら、参加者のおひとりが図鑑を持ってこられて、話に出てくるゴイサギの鳴き声を聞かせてくれました。
岩国の人には馴染みのある「獺越(おそごえ)」という地名の話も出てきます。
気になった方はこれからでもぜひ読んでみてくださいね。

さて次回、11月の読むロバの会は…
日時:11月27日(火)18:00〜(1時間程度)
課題図書:闇の奥/ジョゼフ・コンラッド
中野好夫訳(岩波文庫)、黒原敏行訳(光文社古典新訳文庫)などいくつかの本が出ています。
どれでも各自で自由に選んでください。
映画「地獄の黙示録」のベースにもなっている古典作品です。

読むロバの会は、月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。課題図書を読んできた方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。
初めての方もどうぞお気軽にいらしてくださいね。

投稿者: (じ)

10月 18日, 2018 at 12:09 pm