新年のご挨拶、のようなもの

遅ればせながら。

新しい年が始まりました。
店を始めて戸惑いながらも突っ走った1年目、ひろがりを探った2年目も半年が過ぎ、3年目を迎える2014年は、あらためて足元を見つめ直し深く充実させていく年にしたいと思っています。

店へのきっかけとなった革小物himaarの製作とイベント出展を地道にやっていくこと。
そして、店での展示会やワークショップなどをたくさん企画して、店を中心に活動していきます。
まずは1月に埼玉からnuunerさんを迎えてのワークショップと受注会
展示会は3月の高野友美さんからスタートです(こちらの詳細は追って!)

この国がどうなっていくのか、不安が大きく恐ろしくさえ感じてしまう昨今ですが、個人でものづくりをしている人たちがその仕事を続けられる世の中であるように、そのものづくりに共感する人が増えひろがっていけるように、この店が憩いの場として街に小さな灯りをともし続けられるように、そのために声をあげ行動していく覚悟をもって新年の日々を始めます。

今年もどうぞよろしくおつきあいください。

 

初仕事

だらだらと、食べたり、呑んだり、寝たり、起きたり、UNOしたり、山に登ったり……
そんなお正月らしい三が日を過ごすことができました、感謝です。
今年はみなさんに年賀状を失礼させていただきました。
お送りくださったみなさま、ありがとうございました。

2014年の初仕事は、長財布の修理から。
それから、今年は店でたくさん展示をする予定なので、それに向けて、新しく作る什器の材料を買いに、車でひとっ走り福岡まで。
ついでに、このあたりでは記帳できない都市銀行の通帳記入を天神で(不便なのでそろそろ解約せねば)。
天神まで行ったんだから、ついでに(?)行きたかった店のセールにも。
(北岡さんにばったり会わないかなー、と思ったけど、会いませんでした。さすが大都会。岩国だったらかなりの確率で会うんだけどね)

そんな感じで、今年もぼちぼち始めます。
今年もおつきあいのほど、よろしくどうぞお願いします。

2013→2014

2013年もありがとうございました。
2014年もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年最後の晩餐は、実家にて、西荻から届けていただいたバルタザールさんのおせちを(フライングで!)つまみつつ、純米酒をぬる燗で呑みました。
2014年は、我が家での雑煮にはじまり、もういっぽうの実家にて、今度はたんぽぽさんのおせちとカレー鍋を食べる予定です。

みなさまも、どうぞおいしくなごやかにお正月をお過ごしください。

15個目のわらしべ!

なんとなんと、まさかのまさかで、本日も「わらしべボックス」に交換が!
わらしべフィーバーか!?
いよいよ、わらしべの時代なのか!?
いやはや、たのしいです!!

昨日やってきたばかりのこちら、14個目のわらしべ「宮沢賢治詩集/春と修羅」が……
わらしべ14

こちらの「ローリングストーンズ 伝説のライヴ盤」に!
わらしべ15

交換された方に紹介文を書いていただきました。

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30年お蔵入りになっていた「伝説のライヴ盤」です。
ローリング・ストーンズ、ザ・フー、ジョン・レノン、エリック・クラプトンなど
豪華メンバーですよ♪
カッコいいR&Rをどうぞ!

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聴きながらだと大掃除がはかどるそうですよ。
年内まだまだ間に合いますので、欲しい方は交換のわらしべを持って、どうぞ!
(明日から12時開店の短縮営業です。年内は29日まで!!)

14個目のわらしべ!

なんとなんと、またまた店内の「わらしべボックス」で交換がありました!
もう今年はないかと思ってた……いや〜、嬉しいですねー!!

先日やってきたばかりの13個目のわらしべ「マレーシアのかご」が……
わらしべ13

こちらの「宮沢賢治詩集/春と修羅」に。
もとは大正13年に關根書店から出版され、昭和51年にほるぷ出版から復刻されたもののようです。
わらしべ14

交換された方に紹介文を書いていただきました。

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昔、住んでた福岡の草香江の古本屋さんで買いました。
なんだか自分でもってるのはもったいないし、
もっと宮沢賢治さんが好きな人の所へ行っておくれ〜。

「たっしゃでな〜」「またね〜」のイラスト付き

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欲しい方は交換のわらしべを持って、どうぞ!
店は年内もまだまだ、29日までやってます!!

13個目のわらしべ!

本日、わらしべボックスに交換がありました。

12個目のわらしべ、文庫本(新品)「ビッグ・ドライバー/スティーヴン・キング著」が……
わらしべ12

こちら「マレーシアのかご」に。
わらしべ13

交換された方に紹介文を書いていただきました。

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数年前、友人を訪ねて行った、マレーシアのクアラルンプール空港で購入したものです。
気に入っていただければ、どうぞ。
古いものや手作りのものが好きな方ならうまく活かしてもらえると思います。

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今年最後のわらしべか!? 年内にまだ別のものに変わるか!?
欲しい方は交換のわらしべを持ってどうぞ!

宇宙への道 第2回レポート

先週の木曜、12月の「大人のまちかど科学クラブ」が開催されました。
仮説実験授業『宇宙への道』の2回目です。

11月の1回目では、私たちの住む地球を知ることから始まり、宇宙空間に飛び出すところまで……でしたが、今回は月、そして太陽に迫りました。

前回、大きなゴムボールで表されていた地球が、今回はこんなに小さな、まち針の頭の大きさに!
地球と月

地球がこのまち針の頭くらいの大きさだとすると、月は右端に見えるオレンジ色の小さな粒くらいの大きさ(実は、ヘアブラシの先だそうですよ、これ!)。
で、地球と月がそれぞれこれくらいの大きさだとすると、地球と月の間はこの方眼紙の通り、約12cm離れていることになるんですって。

どうですか?
結構、離れていると思いません!?
私はもっと近い感じがしていました。

そして太陽は、地球がまち針の頭だとすると、大きめのビーチボールくらい(でかいっ!)
でも、地球から見ると、月と太陽は同じくらいの大きさに見えますよね。
このことを利用して、地球から太陽までの距離を推測してみましょう……ということで、地球から月を見てみる、の図(写真ではうまく撮れませんが)。

地球から月を見る

真ん中のぼやけているブルーが地球(まち針の頭)、その先で後光が射しているように見えるのが月(ヘアブラシの先)。
こんなふうに見て、月を表したヘアブラシの先と太陽を表したビーチボールが、同じ大きさに見えるまで離れたところが太陽までの距離、ということになります。
店の中では全然足りなくて……寒空の下、みんなで上着を着込み外に出て、太陽までの距離を調べました。

数字だけで知るよりも、宇宙の広さ、遠さが実感できる授業でした!

授業者の河野さんから、参加者のみなさんの感想を含むレポートをいただきましたのでご紹介します。

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寒い中、4名の方が集まってくださいました。今回はhimaarの辻川さんご夫妻も予想に手を挙げたり、理由を言ってくださったりと、お店のカウンターの中から授業に参加してくださいました。うれしかったです。授業が始まる前に私が準備をしていると、「宇宙の勉強をするんですか?面白そうですね」とご家族連れのお客さんも興味をもってくださっていたようでした。

では、参加された方の感想を紹介させて頂きます。

●前月の回で、あんなに大きかった地球が、今日は「まちばりの頭」くらいの大きさにまで小さくなりました。でも、私から見ると、「とてつもなく大きな地球だった」イメージが残っているので、それよりさらに遠くの太陽の「とてつもない大きさ」が、もう想像を越えてしまいます。そんな太陽があんなに遠くにあるのに、暖かさや夏の暑さ、明るい日差しを届けているなんて……「すごい!」と、しばらく放心状態でした。

●実際に目で見て、今まで感じていた大きさよりも「はるかに大きい」ってことがわかってビックリでした。「近すぎず、遠すぎず」の距離を保って(でも、遠すぎるとは思っちゃいましたが……笑)、うまく動いているのだなと思うと、ますます不思議がふくらんで楽しくなりました!「太陽ガスタンク」は、かなりビックリしました。大人になって考えると、子どもの頃とは違った視点で楽しめるので、また、次回参加できたらよろしくお願いします♡

●今夜はついに地球から宇宙へと飛び立ちましたネ!日が暮れてからの授業は、宇宙に思いをはせるのになんてピッタリなんでしょう……。「月」の遠さに改めて驚きました……。あんなに遠かったんですね~!そして「太陽」!ヒマールさんを起点に、そのあまりの大きさと遠さを寒空の下、体感できてすごく楽しかったです♪ 今夜もありがとうございました。次回が待ち遠しいです。何度受けても楽しい!

●きっと学生時代に学んだことと思いますが、すっかり忘れているものですね。とても新鮮な気持ちでした。地球と月と太陽だけで、こんなに距離があって……太陽系全体、さらにその先の宇宙となると、いったいどうなってしまうんだろう!?と気が遠くなります。「人間なんて、ちっぽけだなぁ」と改めてしみじみしました。

★授業者・河野早苗より
二回目ということで、私もドキドキが少しはなくなり……今回も楽しく授業をさせて頂けました。「地球から月の距離は38万㎞」と数字だけを伝えられても、「ふ~ん,そう……」で終わってしまいそうですが、地球と月の模型を前に「どのくらいの距離があるでしょうか?」と予想の選択肢が挙げられると、「う~ん、このくらいかな」と頭が働きます。参加された方と同じく、私も「地球と月って、けっこう距離があるんだな」と感じました。その月が地球の周りをグルグル回っていると思うと、「月って何だか健気だな……」なんて思ったりして……(笑)。

そして、太陽のことを考えると、今時の言葉でいえば「ハンパない」大きさです。はるかかなたにある太陽を中心に、また地球も健気にグルグルと回っています。そのおかげで、朝、昼、夜があり、日本でいえば四季があり、様々な種類の生物が存在しているのです。本当に、うまくできていますよね。改めて、命あることに感謝!!

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次回はいよいよ『宇宙への道』最終回です。
これまで参加できなかった方も大歓迎ですので、どうぞお気軽に参加してみてください。
たくさんのご参加、お待ちしています!

大人のまちかど科学クラブ/仮説実験授業『宇宙への道』シリーズ3回目
日時:2014年1月16日(木)18:00〜(1時間半程度)
参加費:500円+喫茶で1ドリンクのご注文をお願いします。
持ち物:筆記用具

テーブル茶

岐阜・多治見より中島完(ゆたか)さんがいらっしゃいました。

中島さんが作っておられるのは、野点などで用いられる小さな茶道具。
店では、金平糖などの干菓子を入れる『振り出し』やお香を入れるための『香合』をすでにご紹介していて、初めて目にする可愛らしい陶器に大勢のお客さんから「これは何ですか?」と尋ねられていますが、それら小さな茶道具一式がコンパクトにしまわれた『茶箱』はさらに可愛らしくって、おままごとセット一式に憧れる子どものように、見るだけでうっとりしてしまいます。

今回、中島さんが持参の茶箱をテーブルにひろげて、薄茶を点ててくださいました。
テーブル点1

テーブル点2

 

どうぞ、と点てたお茶を出され、確か茶碗をまわすんだったよな……とか考えてちょっと緊張しましたが、中島さんに「こうして、次はこうして」と教えていただいてやってみれば、それほど難しいことでもなく、背筋がしゃんと伸びて、でもリラックスもできて、薄茶は美味しいし、これはいい〜!

茶道ですから作法はいろいろとあるわけですが、それはそれとして、もう少し気軽にたのしめるものとして、テーブルで点てていただくお茶、いいですね。
食後にコーヒーをドリップするように、急須でほうじ茶をいれるように、お抹茶を点ててみたいな。

というわけで、中島さんと相談して、店で来年、テーブルでお茶を点てる展示をやっていただくことになりました。
とってもたのしみ!
どうぞおたのしみに!!

 

クリスマスのペーパースクリーン版画2013

先日の日曜は、喫茶部にてものづくりワークショップ。
昨年に続き、版画工房みのむしさんに「クリスマスのペーパースクリーン版画」をお願いしました。

参加者は1名。
昨年よりも開催が1週間ほど遅かったので、みなさん年末の忙しい時期に入られたのかなあ……
唯一の参加者も前夜が職場の忘年会とのことで「疲れてるかも」とおっしゃっていたのですが、始まるとものすごい集中力で、サクサクと作業を進めていかれました!
思いがけずマンツーマンでの製作になり、待ち時間もなく、講師を独り占め。
なんとも贅沢なワークショップでしたね。

こちらが今回の製作のようす。
ペーパースクリーン版画2013冬

とてもかわいらしいピンク色です。

今回はとくべつに、講師のみのむしさんが“プラ板”も用意してくださいました。
プラ板に印刷したものは、乾いてから、みのむしさんがオーブンで焼いて縮めてくださるとのこと。
どんなふうに仕上がるか、たのしみです。
プラバンスペシャル

参加してくださったOさん、みのむしさん、ありがとうございました!

 

宇宙への道レポート

11月に開催した「大人のまちかど科学クラブ/仮説実験授業 宇宙への道」シリーズ第1回に参加してくださったみなさんの感想を、授業者の河野早苗さんがまとめてくださいました。
あらためて、みなさんたのしかったんだなー、と思いながら読んでいます。
河野さんからのレポート、どうぞご覧ください!

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「友達どうしでおしゃべりする感覚で、気軽に科学を楽しんでもらえたら…」ということで、himaarさんのステキな空間をお借りして、「大人のまちかど科学クラブ」を始めました。

まずは、「宇宙」について学んでいきます。タイトルは《宇宙への道》。第一回目は8人の方が参加してくださいました。和やかな雰囲気でたのしい時間を過ごして頂けたかなと思います。では、参加された方の感想を紹介させて頂きます。

●宇宙の話は何となく苦手で、今までまともに考えたことがなかったのですが、今日はとても楽しかったです。「どこか遠くにあるもの」という感じでとらえていたものが、地球の話がメインだったこともあって、「実はすぐそこに存在しているのだ」と実感できました。ありがとうございました。また機会があったら参加したいです。

●とても楽しかったです。ほとんどの数字を忘れていたので、すごくワクワクしながら参加できました。特に、いろんな演習をまじえながらで、実感しながら学べたのが良かったです。

●岩国一オシャレで居心地のよいカフェ♡ヒマールさんで、身体にしみ渡るおいしいコーヒーを頂きながらの《宇宙への道》は、新鮮でとっても幸せな時間でした。こんなひことときが味わえるなんて…ありがとうございました。また、次回を楽しみにしています。

●とても楽しかったです。ずっと文系畑の人生だったので、「今、学んでみるとどんな感じなのかなー」と思い、参加してみました。やはり、数字は苦手ですが(笑)、明日から使える知識が盛りだくさんで、「すぐにみんなに伝えたい!」と思っています。いろいろと面白かったです。特に、エベレストのあまりの小ささと、人工衛星「ひまわり」のあまりの遠さに驚きました。ありがとうございました。

●「宇宙の話」ということで構えていましたが、小学生の頃に戻ったように考え、少し悩み、そうぞうし、楽しい時間でした。普段の生活の中で、改めてこのような話題をすることはないので、友人や同僚にも教えてあげようと思います。ありがとうございました。

●「コロンブスのように旅に出るか」という質問で、20年前にムキになって「行かない」と言ったことが、ずーっと引っかかっていました。「行ってもいいかな」と思えるのに20年かかりました。「メートル」を決めてくれてありがたいなと思った。私たちが日ごろ、何気なーく使っているこの長さの単位、何をするにもお世話にならずにいられない単位を生みだすのに、いろんなドラマと苦労があったのだなぁ。ステキな空間で授業が受けられて良かった。この偶然にも感謝です。

●初めてこういう「科学クラブ」に参加された方もおられたのに、一回目から意見なども言ってくださってすごいなーと思いました。みんなで受けることができて、とても楽しかったです。これからの授業も楽しみです。コロンブスにさそわれた時の「20年前は行かないと言ったけど、今は行ってみたい」という方の気持ちが、なんとなくわかった気がしました。きっと、今、この場で言ってみたかったんでしょうね。

★授業者・河野早苗より
参加してくださった方、ありがとうございました。「初めて」ということで、私もドキドキしていましたが、居心地のよいステキな空間で、参加者の方々の笑顔を見て、たのしい意見交流を聞かせてもらうことで、気持ちよく授業させて頂くことができました。

感想に、「今回、知ったことを他の人にも伝えたい」「友達にも教えてあげたい」と書いてくださった方がいましたが、それだけ「知って良かった!」「そうだったんだ!」と感じてくださったんだなぁ、とうれしかったです。

次回は、いよいよ地球を離れて「月」と「太陽」について考えていきます。どうぞお楽しみに。そして、「前回は参加してないんだけど…」という方も、どうぞお気軽にご参加ください。

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このレポートを読んで参加してみたくなった方、次回は明後日(まもなく!)12日(木)18:00〜です!
ぜひぜひお気軽に、一度参加してみてください!
お待ちしています!!
参加費:500円+喫茶1ドリンクのご注文をお願いします。
持ち物:筆記用具