須原健夫(yuta)・近藤康弘(四百窯)二人展「健康思考」、本日最終日です。
会期中ご来場くださったみなさま、誠にありがとうございました!
大阪と栃木からはるばる在店しに来てくださった須原さんと近藤さんも、ありがとうございました。
健康思考の展示をきっかけに、お客様も作り手も、それぞれの健康な暮らしについて、なにか思うところはあったでしょうか、どうでしょうか?
須原さん、近藤さんの作るものは、それぞれに自分が作りたいものではあるわけですが、自分の気持ちよりも使う人の気持ちに寄り添っている部分のほうがかなり大きいように感じます(そういうものを作りたいと思っている、ということなのかもしれませんが、そのバランスで思考を繰り返しているようにも感じます)。
二人が作るものの美しさは、とりたてて何も意識することなく普段に気張らず使っていて、その手元をふと見たとき、「いいなあ」そう思う美しさだと思います。二人が影響を受けてきた「用の美」。
日常の道具として当たり前に使っているものの中にふと気づく美しさと、目にするだけで嬉しくて特別な気持ちにしてくれるものの美しさ、私の心はどちらにも動きます。どちらも大切で必要で、どちらの美しさも感じとれる日々でありたい、そんなことを、私は考えました。
2016年、最初の展示でした。
3月20日に柴田元幸さんのイベントがあって、次の店での展示は4月の終わりから、地元岩国の門田栄子さんによる切り絵展です。
今年も地元から遠方から、日々に愉しみをお届けしたいと思っています。