定休日だった昨日、柳井縞(やないじま)という織物をやっている友人に誘われて、機織り体験に行ってきました。
柳井縞は、岩国市のお隣り柳井市に古くから伝わる木綿の織物。
江戸時代には縞の美しさと品質の良さで全国的にも知られるほど盛んに織られていたそうですが、和装から洋装へと時代がうつってきた明治から大正にかけてだんだんと衰退し、一時は幻の織物になってしまっていたとか。
現在は「柳井縞の会」のみなさんが中心となって保存と普及を続けておられます。
そして、「柳井縞の会」設立20周年を記念してただいまおこなわれているのが、「柳井縞のれんプロジェクト」。
みんなでのれんを織って、ギネス(!)にも挑戦しよう、という企画です。
参加方法は3通り。
1.気軽に体験!
ちょっとだけ(1〜2cmでもOK!)織りを体験する。参加費は無料。
2.自分の作品を織る!
幅約40cm×長さ約50cm分の布を織ります(縞の色柄は、たて糸がセットされた織り機数台の中から選びます)。
初めての人で所要時間1時間半〜2時間程度。
参加費は1,000円で、織った作品は来年5月3〜5日のイベント終了後に送られてきます。
時間がなくて最後まで織り上げられない人は、途中から柳井縞の会にお願いすることもできます。
3.買って参加!
のれんの購入代金として1,000円を支払い、織り体験はせずに柳井縞の会に織ってもらいます。
購入した布はイベント終了後に送られてきます。
私たちは昨日、「2」で参加。
織りは一度だけ体験したことはあるものの(elaa vapaaさんとこで)、もうすっかり忘れていて……
でもしくみをわかりやすく説明していただいて、すぐにどんどん織り進めていくことができました。
いや〜、織り、やっぱり楽しいー!
黙々と、夢中になります!!
1時間半なんて、あっという間!!!
この「柳井縞のれんプロジェクト」、“やない”にちなんで871枚織り上げることを目標にしていて、この871枚をつなげると約350mののれんになり、ギネス記録登録にも挑戦する!とのこと。
来年2013年5月3日〜5日の3日間、金魚ちょうちんで有名なあの柳井の白壁の街並みにつなげて飾るそうですよ。
織り体験の場所は、柳井にある「やない西蔵」。
「2」で参加したい方は電話で予約してからのほうがよさそうです。
12月頃までやられる予定だそうですので、お近くの方も、遠方の方も観光を兼ねてぜひ!
やない西蔵 電話番号:0820-23-2490(10:00〜17:00開館。受付は15:00まで。火曜定休)