東京電力原発事故の現場で、文字通り命をかけて作業にあたっておられる社員の方、関係会社の作業員の方、消防隊員、自衛隊員の方々には、心から感謝と敬意を表します。
そして、帰りを待っておられるご家族のことを思うと、胸がつまります……。
原発の状況はまだまだ予断を許しませんが、現段階でも多くの著名人の方々が原発やエネルギー問題について、さまざまな意見を発信されています。
himaarも、日頃沈黙をまもっている「あの人」からのメッセージをお届けします。
そう、製作部長からです!
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それでも「原発がないと電力がまかなえない」とおっしゃる皆さんへ。
自分たちの目先の利益やちょっとした便利さのために、地方に負担を押し付け、
ずさんな原発推進政策を見ないふりで野放しにしてきたのはあなたや僕たちです。
福島で放射能の恐怖におびえながら避難生活を続ける住民の皆さんや、
事故現場で多量の放射能を浴びながら作業を続ける人たちの様子を見聞きし、
自分たちもメルトダウンと放射能汚染の可能性におびえながら、
それでもなお、この事態を切り抜けたあと、
震災前と同じように無駄に電気を使いつづけるつもりですか?
夜でも昼間のように明るい街の広告や無駄なライトアップ、
真夏でも上着が必要なオフィスや電車内の冷房、
10mおきに置かれ、人が通るたびにしゃべりだす自動販売機。
こんなもののために他の誰かに負担や苦痛を強いる必要が本当にあるのでしょうか?
原発なしでは電力が足りないのが事実(僕はそうは思わないけど)だとしても、
原発を止めるのは決して不可能ではありません。
「まかなえる電力でやりくりする」ってそんなに無理な話でしょうか?
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以上、製作部長からでした。
ちなみに、東京電力管内で電力不足が続いているのは、福島第一・第二原子力発電所が停止しているからだけでなく、火力発電所も複数停止しているからです。
東京電力は「4月中に鹿島火力発電所の運転を再開できるようにする。さらに電力需要が増える夏に備えて、液化天然ガスを燃料とするガスタービン発電所を複数新設する」と発表しました。
ガスタービン発電所は、小規模なので立地場所を探しやすく工期も短く、燃料の液化天然ガスは原油にくらべて低価格で需給もひっ迫しにくい、とのこと。
東京電力管内では、現在、新潟県にある柏崎刈羽原子力発電所が運転中ですが、新潟県をはじめとする立地自治体が安全対策などの見直しを申し入れています。
2003年の夏、東京電力によるトラブル隠しなどが原因で、柏崎刈羽も福島第一・第二も、管内すべての原発の運転が停止されたことがありましたが、電力消費量ピークの盛夏にも、一度も停電にはなっていません。
ごもっともだと思います。国が全家庭にソーラーパネルを支給すればいいと思います(^皿^)スイマセン、自分がソーラーパネル欲しいだけです(ーー;)
さっき、下記の記事を読んだところによれば、
省エネ製品を使って生活している4人家族なら、
8畳の大きさのソーラーパネル1枚で十分まかなえるそうですよ。
(蓄電できれば、の話ですけど……)
しかしアパートやマンションだと、
個人で「ソーラーパネルにします!」ってわけにもいかずー。
とりあえず、単3・単4電池用のソーラー充電器は愛用してます!
田中優×小林武史 緊急会議(2)
http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php
もろもろ、激しく同意します。
本当に、毎日、怖い。
ここに住んでいながら、恵まれた場所にいながら、怖いです。
事がどうにか収束したなら、
もう黙っていません。
利権をあきらめさせるには、どうしたらいいんだろう・・・・。
私も、怖いです。
一日いちにちがとても長く感じられます。
毎日「今日こそはいいニュースを!」と祈っていますが…
正直言うと、だいぶまいってきました。
それでも、事がどうにか収束したなら…
そうです!そのときのために、まいってなんかいられない!
まずは、老害をどうにかしたい。
(そちらの方々のことではないですよー!決して!!)
若くて勢いのある人が、新しい利権のために、でいいんで
今までのしがらみとかとは全然関係ないところから
ぐわっと出てきてくれないか、と思ってるんですが…
誰かに期待していてもどうにもならないので。
ホントに、どうしたらいいんでしょう…
いま、町を歩くと、商店や看板の照明が節電で暗くなっています。
でも、普通に歩けるし、何ら不自由なことはない。
中国の商店街って、あんな暗さだったよ。
僕は、今ぐらいがちょうどいいと、思ってる。
広告(屋外、チラシ、CM)も少なくなって、
ノイズがない感じでいいと、思ってる。
元広告業界の僕が言うと説得力がないけどね。
なんだかんだ、危ない!と言われているのに
ここまでになってしまったのは
たくさんのお金が動いているから・・・
というのが悲しい。
それをなんとかしようとしている
作業員・レスキュー・その関係者の気持ちを
考えたら、
もう少しマシな方向に向かうのではないか?!
と期待するのは 甘いでしょうか・・・。。
kataokaさん、私もそう思います。
夜は暗いのが当たり前で、
商店街が少し暗くなっても全然不自由じゃないし、
むしろ居心地よく感じられるくらいです。
新宿とか渋谷とか秋葉原とかも、いつも目がチカチカして
うるさくて、苦手で極力行きたくない町でしたが、
今なら行けるかもしれません。
nuunerさん、こうなった今でも、
お金や権力を手放したくない人たちが
「日本の原発は素晴らしい」とか
「これからも重要なエネルギー源だ」とか
躍起になって発言してますね…
これで、事がどうにか収束した後、
もう少しマシな方向に向かわなかったとしたら…
私たち人間は全員ただのバカです。
(少々乱暴な発言をお詫びします…)
もう原発はナシに!
のんきな記事を書く一方で、あれやこれやと考えています。
今もこうやってマックを立ち上げているし、
これまでさんざん電気を使ってきました。それは事実。
しかし「新しい日本」をつくるには、
原発をやめるということが絶対のような気がします。
事態が収束して、結局またなんだかんだいって
「原発に頼らねばならぬ」的な動きになったとしたら、
新しい日本など作れるわけがない。
多くの命をかけて過ちをまたくりかえすだけです。
ビビりながら生きたくないし、
野菜もばくばく食べ牛乳もごくごく飲みたいです!
じゃあ、どうしたらいいのか?
具体的な案を考えると私の知恵は残念な具合ですが、
やはり原発の怖さを皆が認識して、やめようぜ!の人数を増やす。
圧倒的に大多数にしてしまい、根負けさせる。
そのためにもまずは自分も伝えていくってことがマストなのかも。
制作部長の言葉のようにね。
鼻息荒くすいません。
国家の大ピンチはもう人ごとではないですからね。
今までにも「原発反対」を訴えていた人は少なからずいました。
にもかかわらず、今回の事故を目の当たりにして
“こんなに危険なものだとは思わなかった”
“原発がこういうものだとは全然知らなかった”
と言っている人がすごく多いのは、
今までは「原発反対」って
“特殊な人たちがなんか騒いでる”
“かかわり合いになりたくない”
そんなふうに思われていたからだと思うんです。
だから聴く耳をもってこない人がほとんどだった。
でも、これからは違います。
みんなが、原発はどんなものなのか、
事故が起きたらどうなるか、を身をもって知ってしまった。
みんなが「原発いらない!」と言えば
これから新しく原発をつくることはできないし、
みんなが「原発でつくった電気はいらない!」と言えば
今ある原発を止めることだってできます。
日本には優秀な技術者がたくさんいるので、
原発にかわる新しい発電方法をを開発することは
決して不可能ではないと思います。
すでに、その“芽”はたくさん生まれているのに、
電力網を独占している電力会社と、
原発をつくってお金を儲けたい大手電機メーカーや
大手建設会社などの大企業、
原発をつくることで得する政治家や関係機関、
大広告主を失いたくないマスコミとか、
そういう人たちががっちりかたまって
新しい芽が育たないようにしてきただけだと思います。
だから、今度は私たちががっちりかたまって、
新しい芽を育てていけばいいんです。
きれいごとじゃなく、そこには、新しいビジネスチャンスも
雇用も、地方の地域活性化につながる可能性だって
もちろんあります。
すぐには変わらないかもしれないけど、
原発について、敬遠せず、自分たち自身の問題として
より多くの人が普通に話をするようになったことは、
とても大きな一歩だと思います。
みなさん、コメントしてくださって
本当にありがとうございます!
原子力を超える、安全で、クリーンで、災害に強く、パワフルな発電方法が開発されれば言うことないですね(≧∀≦)
原子力以外の発電方法は色々あるけれど、災害に強い発電方法ってなかなか無いですもんね…。
風力は、風と雷に弱いし、太陽光は霰なんかでも壊れちゃいますから(*_*)
色々な天災が満載で、かつ資源のない日本にいい発電方法が見つかることを祈ります。
あ、絶対に安全に原子力を管理できます!っていう方法が見つかるのもありですね!!
パワフルな発電所1個のかわりに、
小規模だけど身近にあっても安心な、
それぞれの地域の風土に合った発電所を数十個つくる、
っていう考え方じゃダメですかね?
災害に強い発電方法はなかなか難しいと思いますが、
少なくとも、風力や太陽光の発電所は壊れるだけで、
放射能を出すような長引く大事故にはつながらないので、
私はやっぱり原発よりそっちのほうがいいなあ、と。
たぶん、福島の原発も建設前には「絶対安全です」って、
周囲の住民たちに言って建てられたと思うんですよね……
追記です。
こういう発電方法もあるみたいですよ。
misaのブログより
http://ameblo.jp/aries-misa/entry-10837602265.html
いいですね!
素敵だと思います。
風土にあった電気開発
技術はあるんなら、あとはやるだけですもんね。
私が言った安全な原子力というのは口で安全です!って言ってるだけのことではなく、
技術が高ければこそ完全に何があってもコントロールできる原子力も作れなくはないんじゃないかなと思っただけです。
完全に安全である技術が出来れば、それはそれでいいと思うんですよ。
原子力は絶対にダメだって言うんじゃなく。
それこそ決めつけちゃうと芽を摘み取ることになると思うんですよね。
みんなが安全で快適で平和に過ごせれば、方法はどんなんでもいいなと、私は思います。
おっしゃるとおりですね。
とにかく、これからは
今までのしがらみだの利権だのを全部ちゃらにして、
お互いを敵対視したり、交流してこなかったような技術者たちが
協力して、みんなで一緒に智慧を出し合って、
本当の意味で安全な、平和に暮らせる電力開発を
ぜひとも進めてもらいたいですね。