本と映画と音楽」カテゴリーアーカイブ

ミシマ社

夫婦ともにミシマ社さんの本のファンです。
会社の規模は小さいのに、ジャンルにとらわれずチャレンジャーで、たいへんに懐の深い出版社だと思います。
(……私たちのツボにはまる本が多い、ということは、さまざまなジャンルに見えて、何かしらの共通項があるのかもしれませんが。)

がしかし、マーマーマガジン同様、いかんせん近所の本屋で出会うことがないのです、ミシマ社さんの本に……。
おもしろい本がいっぱいあるのに……。
こうなったら、いっそウチで売ってしまえ!

というわけで、ミシマ社さんの本のお取り扱い、始まりました!
とりあえず、私たちが読んでおもしろかった本と、まだ読んでいないけど気になる本が入荷しています。
店にない本もご希望があればお取り寄せ可能ですので、どうぞお気軽におたずねください。

送られてきたダンボール箱がかわいくて捨てられない……。

 

サニーと銀南街

友人kさんが「私設応援団をつくりたいくらいよかった」という映画「サニー 永遠の仲間たち」
こちらのほうでもようやく上映されたので、店休日の今日、観に行ってきました。
周南市のテアトル徳山まで。

笑って、泣いて。
ベタっちゃあベタだけど、それを素直にたのしめる、愛すべき映画でした。

劇中曲の「愛のファンタジー(映画:ラ・ブームより)」。
私もドンピシャの世代なので、久しぶりに聞いてきゅん、と。
しかし、同年代の製作部長はなんの感慨も思い出もないようで……そういや男子はあんまり観てなかったかも。

テアトル徳山のある銀南街、初めて歩きましたが、あまりにディープでクラクラしました。
アジアの市場やあやしい路地を歩くのが好きな人は、ぜひ行ってみてください。
また行きたい……。

マーマーマガジン

himaar coffee & crafts で、murmur magazine(マーマーマガジン)のお取り扱いが始まりました。
山口県での取り扱い店舗第1号とのこと。
山口からmurmurを届けられることになって嬉しいです。
(橋渡しをしてくださったクレエさん、ありがとうございました!)

本誌から抜粋のマーマーマガジン“5つのモットー”
・環境に配慮した、人道的なファッション
・全体性のある美しさと有機的な生活
・からだ、こころ、魂の気づき
・自然への感受性
・自分を大切にすることが、近くの誰かそして地球を大切にすることにつながっている

はっと思われた方、ぜひ手に取って読んでみてください。

ただいま最新号の16号のほか、バックナンバーから10号、13号、15号、そして人気の「わたしノート」があります。

 

パコミック

Pa.Co.ことマツノユウジさんが気まぐれに発行している「パコミック」の最新刊が東京から送られてきました。

一部に熱烈なファンをもつ、この手作り感あふれるリトルプレス(?)。
欲しくてもなかなか手に入らない希少本(?)です。
今回は、射的の的の二人が主人公。

相変わらず、ストーリーにオチがあるんだかないんだかよくわからないところがいい。
喫茶部の書棚の上に置いてあります。

ちなみに、喫茶部の書棚の本や雑誌はすべて、ご希望があれば無料貸し出しをしています。
パコミックもお貸しします……が、借りる人はいないかな?
店でコーヒーを飲みながら読むのにちょうどいいボリュームですからね。

山とそば

ほしよりこさんの「山とそば」読了。

岩国のことがかなり書いてあります。

シロヘビのことも書いてあって、それで昨日、kさんと一緒に久しぶりにシロヘビも見てきたのでした。

岩国へ初めていらっしゃる前に、予習にいいかも!?

長野の回も、おもしろかったです!

 

真夜中のサイレン

夕べ、真夜中に大きなサイレンで目を覚ましました。

すぐ近くで「ウー!ウー!ウー!」と野太いサイレンが3回ほど。
起きて周りを確かめたけど、どこで鳴ったのか、なんのサイレンだったのか、全然わからない……。

じつは夕べ、寝る前に、「カウボーイ&エイリアン」という映画をDVDで観たばかりだったので、それを思い出して怖くなってしまい、すごくドキドキしました。
しばらくしたら消防車のサイレンが聞こえてきて、今のサイレンと関係あるんだろうか?と思ったのですがわからず、「なんなの?」「今のなんだったの?」とドキドキしながらも、そのうちウトウト……。

今朝起きて調べてみたら、近くの地区で火事があったらしい。
で、あのびっくりするようなサイレンは、「消防団招集サイレン」だったみたいです。

ホントにびっくりしたので「いまどき、携帯とかで招集すればいいのにね」と製作部長と言い合ったのですが、ちょっと考えて、「いや、やっぱりサイレンのままがいいな。こういうしくみは大事にしなければ」と思い直しました。
東京の西荻窪に住んでいたときも、夜に消防団の方々が訓練されているところをよく見かけたけど、招集サイレンはなかったな。
ほかの地域ではどうなのでしょうか?

夕べ、真夜中に、あのサイレンで起きて、現場にかけつけた消防団の方々がいらっしゃったということです。
ありがとうございます。

 

3月12日

1年前、東日本大震災の翌日に、中越地方でも大きな地震があり、長野県栄村を中心に大変な被害となった日。
そして、福島県にある東京電力福島第一原子力発電所が爆発した日。

展示会の会期中ですが、今日はギャラリーの定休日なので、久しぶりに完全休息日としました。

夕方近くまで家でだらだらと過ごしてから、ナカキョウさんに教えてもらった「kokeshi pop ポップでカワイイこけしの世界」の最終日に滑り込み、大好きなこけしを堪能!

東北地方のこけしがずらり、勢揃い!
たまりません。

そして、ナカキョウさんに聞いていたとおり、私たちが決して素通りすることのできない例のもの、そう「顔出し看板」もあった!
こけし×顔出し看板、好きなものが2つあわさっているのですから、興奮度は倍以上!
というわけで、恥ずかしさより披露したい気持ちが勝ち、記念写真を公開。

肘折系のつもりです……苦情は受け付けません。

こけしで和みまくった後は、いざ、HEAT WAVEのライブへ。

HEAT WAVEはロックンロールバンドですが、「MY LIFE IS MY MESSAGE」というプロジェクトで、福島県相馬市をピンポイントでサポートし続けています。

今日のライブでは、入場者全員に「相馬の今」というインタビュー集が配られました。
相馬の人々の声、相馬の現実です。
正直、しんどい内容です。
でも読みたい、という方がいらっしゃいましたら、お貸ししますのでご連絡ください。

HEAT WAVEの音楽を聴くと、音楽には力があると確信します。
諦めない限り不可能はない。
死ぬまで生き抜こう!
Life goes on!

 

玉すだれチャンス!

友人(正確にいうと学生時代の先輩)が師範(で、あってますか?)をつとめている「大江戸玉すだれ」の定例公演。

その5月公演に、なんと!「大江戸玉すだれをまだ見たことがない」という方限定で、20名様をご招待!だそうですよ。
これはもう、申し込まない手はないでしょう。

私たちはほぼ毎回観せていただいてますが、毎回発見があって楽しい!
“日本一敷居の低い伝統芸”とおっしゃってますが、誰でもできるような単純なものだからこそ奥が深い、と思うわけで……
あ、いや、そういうことはあまり考えずに、素直に楽しむのが一番ですね!
観れば必ず、ほんわかしちゃうことは保証します(おおらかな心で観賞するのがポイント)。
ホント、ぜひ一度観ていただきたいのですー。

公演の日程やご招待お申し込みなど、詳しくはこちらからどうぞ。
もちろん、チケットを買って観に行っていただいてもいいのですよ(4月5日発売開始)。

私たちは、今年は観られないかなあ……観たいなあ。10月公演には行けるかなあ。
新作「玉すだれ実験劇場」がとっても気になる……。

 

第2回ヒマデミー賞2011

今年もこの季節がやってきました!

2011年に観た映画(DVDで観賞した2010年以前公開作品も含む)を思い出して、himaar二人が審査員の「第2回ヒマデミー賞2011」、発表します。

【ヒマデミー・ドキュメンタリー賞】
「未来の食卓」
テーマとなっている「食」そのもののことのほかに、第一次産業に支えられている地方の暮らし、地方自治のことなど、さまざまなことを考えさせられました。
※3月8日に観た「ミツバチの羽音と地球の回転」、5月に観た「100,000年後の安全」以外から選考。

【ヒマデミー・美術賞】
「ラブリーボーン」
私たちの大好きな「ロード・オブ・ザ・リング」ピーター・ジャクソン監督の作品。
とても悲しい話ですが、映像がとても美しく心に残りました。

【ヒマデミー・脚本賞】
「わたしを離さないで」
随分前に原作を読んでいて、正直、映画化には期待していませんでした。
辛い話なので、すすんで観たいとも思わなかったし……。
ですが、観てみたら、映画としてよかった、と思います。

【ヒマデミー・お疲れさま賞】
「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」
原作を読むほうがおもしろいのはわかってる(もちろん全部読みました)。
でも、なぜか毎回、封切りを待って映画館に足を運んでしまう……。
それも、この作品で終了しました。
お疲れさま、映画関係者のみなさん。
お疲れさま、私たち。

【ヒマデミー・助演男優賞】
「アイアンマン2」のミッキー・ローク
侮れないんですよね、アメコミ原作映画。
去年作品賞に選んだ「ダークナイト」もよかったですが、「アイアンマン」もいいんです。
そして、なんといっても「2」のミッキー・ローク。
「レスラー」で復活依頼、本当に素晴らしい!

【ヒマデミー・助演女優賞】
「ブラックスワン」のウィノナ・ライダー
主演のナタリー・ポートマンもとてもよかった。
けど、ウィノナ・ライダー、エンディングで配役が流れるまで彼女だと気づきませんでした。

【ヒマデミー・主演男優賞】
「ヒア アフター」のマット・デイモン
ディカプリオもだけど、この人も、若いときよりここ数年のほうが好きです。
おさえた演技で、素晴らしかった。
「トゥルーグリット」のジェフ・ブリッジスと競りましたが、「トゥルーグリット」のマット・デイモンもそういえばすごくよかったじゃん、ということで、合わせ技一本!

【ヒマデミー・主演女優賞】
「息もできない」のキム・コッピ
作品もいい、監督・主演・脚本等々のヤン・イクチュンももちろんいい。
代表して、キム・コッピに。

【ヒマデミー・作品賞】
「ぼくのエリ 」
つい先日、ハリウッド・リメイク版の「モールス」を観たところ、なんだ!?これ!?リメイクする意味あるのか!?……と、あらためて「ぼくのエリ」がよかった、と感じだばかりなので。

受賞されたみなさん、おめでとうございました!
では、また来年!

〈おまけ〉
発表が遅れましたが「ヒマー賞」(本家はエミー賞)のテレビドラマ最優秀作品賞は、「スーパー・ナチュラル シーズン6」です。
主演男優賞は、ジャレッド・パダレッキ。
助演男優賞は、ミーシャ・コリンズ。
以上です。

ずるいお土産

本日、製作部長は浅草へ仕入れに。

私は自宅にこもって確定申告の準備。
朝、洗濯物を干し、夕方、取り込む以外は終日部屋の中にいたので気づかなかったのですが、今日はポカポカと陽射しが暖かいお天気だったらしい……

製作部長が出かけるとき、「浅草橋のほうまで行く?」と聞いたら、「いやー、今日は行かない」と言っていたのに……

夕方、遅めに帰ってきて、
「あんまり天気がよかったから、浅草橋にも行って、蔵前のアノニマ・スタジオにも行ってきちゃった!」と。
……な、なんですとー!

浅草橋方面へ行くなら頼みたいことがあったから出がけに聞いたのにーっ!
しかも、自分だけアノニマ・スタジオにまで行くなんて、ずるいーっ!!

……アノニマ・スタジオでは、今日から「BOOK MARKET 2012」が開催中なのです。
魅力的な出版社さんが一堂に会しているのです。

楽しかったんだってー。
ミシマ社さんといろいろお話しておもしろかったんだってー。
へー、そー、よかったねー。

まあ、これを買ってきてくれたから、許してやるか。

「ドンマイドンマイッ! 三沢光晴著/ミシマ社」

みーちゃん……

確定申告はまだ終わりません。