本と映画と音楽」カテゴリーアーカイブ

多謝!平井正也と島津田四郎live@himaar

平井正也と島津田四郎 live@himaarにご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました!
ライヴがよかったことを泣きそうになりながら伝えてくださった方、最後に思わず立ち上がって拍手をおくってくださった方、みなさんの手拍子とコールアンドレスポンスの声、たのしい時間を一緒につくってくださったことに心から感謝いたします。

平井正也さん、島津田四郎さん、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました!
おふたりの演奏を聴きながら、このツーマンライヴを実現できてよかったと、しみじみ思いました。

フードを提供して手伝ってくれたブロッコリグリルとヴェールジョーヌ、撮影してくれたナガツカアキラさん、いつも本当にありがとう!
長崎や広島や香川から、宣伝に協力してくれ応援してくれたみなさんも、ありがとうございました!

店でのライヴは7回目になりますが、ライヴをやるのは毎回いろんな意味でたいへんで、今回も前日まで「これが終わったらもうやらない」と思いながら準備していました。
それでも私たちはライヴが好きなので、しばらくしたらまたやってしまうのでしょうが(苦笑)、いまのところは、ちょっとぼーっとしていたい気持ちです。

写真はPA担当の夫が撮影したもの。
ナガツカさんの写真と映像はまたそのうちに。

島津田四郎さん

平井正也さん

平井さんが「うたっているときに見上げたら太陽系があって、太陽系をみながらうたうのはとても気持ちがすっとしました」と言ってくださって、今回もがんばって工作した甲斐がありました(笑)。
お客さんにも出演者にも、よいライヴだったと思ってもらえたなら。
ていうか、それがすべてだな。感謝です。

2月と3月の読むロバの会

昨日は、2月の読むロバの会でした。
参加者は9名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は「ガダラの豚/中島らも」。
私は20年ぶりくらいの再読でしたが、古い感じは全然しなくて、今回もおもしろく、あっという間に読みました。
文庫本では3冊にもなる長編だったのですが、ほとんどの人が「あっという間に読めた」とおっしゃっていました。
時間がなくて読めなかった人、じっくり読んでしまって読み進められなかった人もいらっしゃったので、その人たちにはネタバレありのおしゃべりになってしまいましたが、その話をきいて、果たして続きを読む気になられたかどうか……乞うご期待!?といったところでしょうか。

さて次回、3月の読むロバの会は……
日時:3月22日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:さすらう者たち/イーユン・リー(河出文庫)

読むロバの会は月に一度、あらかじめ各自で課題図書を読んできて、それについての感想などをおしゃべりしている会です。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

1月と2月の読むロバの会

昨日は今年最初の「読むロバの会(読書会)」でした。
参加者は8名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

課題図書は「方丈記/鴨長明」。
今回はどの本で読んでもオッケーということにしていたのですが、現代語訳と解説がついた出版物にも複数あり、さらには古い全集、現代語訳シリーズの全集、水木しげるさんの漫画で読む方丈記など、持ち寄られた本は見事にばらばら。それらをお互いに見せてもらうだけでもおもしろい会でした。
建築、エッセイ、歴史、気候、ライフスタイルなど、おしゃべりはさまざまな方向にひろがりましたが、個人的にはそのおしゃべりの中で出た「鴨家のおぼっちゃん」という発言がツボというか、みょうに納得でした。

さて次回、2月の読むロバの会は…
日時:2月22日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:ガダラの豚/中島らも(集英社文庫)

かなりの長編ですが、読んでみましょう。
私は20年ぶりくらいの再読になりますが、どうなるかなー?

読むロバの会は、月に一度、あらかじめ各自で読んできた課題図書について、気軽におしゃべりしている会です。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽においでください。ご参加をお待ちしております。

平井正也と島津田四郎 live@himaar

あなたが知っているロックンロールでは、たぶんないと思う。
あなたが知っているフォークロックでも、たぶんないと思う。
You Tubeとかでちらっと見聞きして、よくわからないなーと思ったとして、
1時間のライヴを見たらすごく好きになってしまう可能性は、かなり高いと断言します。
最近好きになったミュージシャンの中で、とくにおすすめしたいベストツーなのです。
そのベストツーを、贅沢にもツーマンでお届けします!
ほんと、見逃さないでくださいね。

平井正也と島津田四郎 live@himaar

日時:2017年3月12日(日)18:00 open/18:30 start
前売:2,500円/当日:3,000円/高校生以下:1,500円(いずれも別途+1ドリンク500円)
※チケットの販売状況によっては当日券を発売しない場合もあります。
※店内禁煙。飲食物持込不可。

前売券の発売は1月12日(木)より!
・himaar店頭/ブロッコリグリル店頭
・ネットストア「himaar on the web」カード決済・コンビニ払い・銀行振込(Pay-easy利用」より選択可

お問い合わせはhimaarまで!(0827-29-0851/営業時間10:00〜19:00 月曜定休+不定休あり)

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平井正也(ひらい・まさや)プロフィール
1977年生まれ。
昨年結成20周年を迎えたバンド「マーガレットズロース」のヴォーカル・ギター。
2000年CDデビュー。2011年バンドメンバーを残し突如家族と共に東京から熊本へ移住。
2013年南関町で野外ロックフェス「はるかぜ2013」をプロデュース。
現在は大分県別府市に拠点を移し、最新ソロアルバム「B」
マーガレットズロース20周年記念アルバム「まったく最高の日だった」を発表。
船戸博史(ふちがみとふなと)とも平井正也バンドとして活動中。
心臓にギターをつなぎ毛穴でうたうようなライヴは、
たった一人でも大音量のバンドに匹敵するほどのテンション。
不良性のかけらもないロックンロール。

島津田四郎(しまづ・たしろう)プロフィール
1982年生まれ。
「香川在住天才シンガーソングライター。夢か?はたまた現実か?
その境界が判別不能なのは、歌よりもむしろ本人の存在自体。
人生の不可思議を教えてくれるでもなく、ふにゃふにゃとそこにいる歌と
時々突き刺さってくる言葉は、全くもってBGMには不適切!なのにポップ!
曽我部恵一氏のROSE RECORDよりアルバム3枚をリリースしています。」
TEXT BY 平井正也
3rdアルバム「裸のタシロー」には山川のりを氏(ギターパンダ)が
プレイヤー/プロデューサーとして参加しています。

Live at himaar video archive #001

Live at himaar
video archive #001

ふたりギターパンダ
山川のりを(Vo./Gt.)/ガンジー西垣(Ba.)
Guitar Panda with Gandhi
Norio Yamakawa(Vo./Gt.)/Gandhi Nishigaki(Ba.)

2016/11/19 @himaar

撮影・編集:長束晃(PEG.)
Camera & edit:Akira Nagatsuka(PEG.)

12月と1月の読むロバの会

御礼が遅れました。
「うつくしい食卓」石黒剛一郎・桑田智香子 二人展に御来場くださったみなさま、ありがとうございました!

あれからあっという間に数日が過ぎまして。さすが師走!です。

さて、昨日は12月の「読むロバの会(読書会)」でした。
参加者は7名。暮れの忙しい時期にお集まりくださったみなさん、ありがとうございました!

課題図書は「クリスマス・キャロル/ディケンズ」。
おなじみのストーリーではありますが、この時期に読むとやはりクリスマス気分が高まりますね。
食料品店にならぶ果物やクリスマスのごちそうの描写がとてもおいしそうに書かれていることから、今回はとりわけヨーロッパや日本のむかしの食料事情の話になったり鶏をさばく話になったり、課題図書をきっかけにして、いつものようにさまざまなおしゃべりをたのしみました。

次回、新年を迎えて1月の「読むロバの会」は…
日時:1月18日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:方丈記/鴨長明 ※どの本で読んでいただいてもオッケーです。

あまりお正月にふさわしい内容ではないかもしれませんが(苦笑)。
とても短い作品で、古典に親しんでみましょう。

読むロバの会は月に一度、課題図書を読んできた人が集まって、感想などを気軽におしゃべりしている会です。
喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料、ご予約不要で、どなたでもご参加いただけます。
どうぞお気軽においでください。

レコード屋iNaDAY×himaar

熊本市にあるレコード屋 iNaDAY(イナデイ)。

HEAT WAVE 山口洋さんのCD販売店仲間として知り合い、熊本のお店へ遊びに行って、音楽とプロレスを愛するダメ人間同士、同い年だということもわかって、あっという間に友達に。
一緒に愉しいことやりたいね〜の第一弾、レコード・バッグが完成しました!
熊本のiNaDAYはもちろん、当店でも販売します。

バッグの中に入れるレコードは来年、当店でも「iNaDAY himaar支店」としてお取り扱いを始める予定ですが、このバッグを持って、熊本のiNaDAYへ「Vinyl Digging(レコード掘り)」に行ってもらえたらいいなー!ぜひー。

この世界の片隅に

先日の休みに広島の八丁座で、映画「この世界の片隅に」を観てきました。

これから観る方もいらっしゃると思うので、あまり書きませんが。
もし、“戦争もの”だと思って避けている方がいらっしゃるなら、戦争の悲惨さを一番に描こうとした映画ではない(と私は思う)ので、さておいて、ぜひ観ていただけたら、と。

映画館・八丁座は福屋(デパート)の中にあるのですが、当時の福屋が映画のシーンにも出てくるんですよね。
オール広島弁で言葉も、出てくる地名も、あまりに馴染みがありすぎて、映画を観終わって電車通りに出たとき、タイムスリップしたような不思議な感覚に陥りました。
で、すれ違う人の一人ひとり、全員に、それぞれかけがえのない暮らしがあることがみょうに意識されて、無数の人生と人生がすれ違う路上で、もうなにがなにやらわからない状態に(ぼーっとしてはいたけどパニックみたいなもんか?)。
お茶したら落ち着きましたが(苦笑)。

あれから1週間、いろんなことを考えます。
素晴らしい作品だと思ったので、家族、友人、店に来る方、会う人会う人にすすめています。
このブログを読まれたあなたも、ぜひ。
お近くの方はぜひ八丁座(10日からはサロンシネマ)で。どちらもとてもいい映画館です。

11月と12月の読むロバの会

昨日は11月の読むロバの会(読書会)でした。
課題図書は「万延元年のフットボール/大江健三郎」。
参加者は10名。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

今回は軽い読み物というわけではなかったのに、参加者が10名もいらしてびっくり。
その10名のうち、読了して参加した人は4名、ほぼ読んだという人が2名。約半数はほぼ読んでいない(時間が足りなくて読み終えられなかった、苦手で読み進められなかった)人だったにもかかわらず、1時間をこえておしゃべりをして、ほぼ読んでいない人もなかなかたのしそうだったことにもびっくり。

毎度のことですが、同じ本を読んでいるのに読み手によってまったく異なる読み方、感想や印象が真逆だったりすることもあって、話してみるとおもしろいなあと思います。
小説に限りませんが、できあがった作品というのは作者の手を離れて、それぞれの受け手によって完結するものなんだなあと、しみじみ思います。

読み終えて“大江ロス”になり、さっそく別の大江作品を読み始めたという方もいらっしゃいましたが、私は読み終えて重圧から解放されたような、ほっとした気分を味わっています。しばらくヘヴィなものは読みたくないぞ(笑)。

さて、12月の読むロバの会は……
日時:12月21日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:クリスマス・キャロル/ディケンズ(新潮文庫ほか)

読むロバの会は、月に一度、あらかじめ各自で読んできた課題図書について、感想などを気軽におしゃべりしている会です。
課題図書を読んできた方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。
どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

多謝!ふたりギターパンダLIVE(サプライズ映像追加)

ふたりギターパンダLIVE、賑やかに、そしてたのしく終了しました。
御来場くださったみなさん、ありがとうございました!

店でのギターパンダLIVEはこれで4回目。
今回は初めてガンジー西垣さんをベースにお迎えして、1曲目からアンコールの最後の曲までフルで!“ひとりぼっち”ではなくふたりでの演奏となりました。
3年ぶりの共演は、お互いに探り合っているようなところもあり、ちょっとだけ緊張感もあるような、でも頼れるパートナーがいてお互いにリラックスできているような、そんな中である瞬間にぴたっとはまるというか、これだーーーっ!という感じの演奏になるときがあって、本当に素晴らしかった!
なによりも演奏しているおふたりがとてもたのしそうで、それがライヴ全体をたのしくあたたかい雰囲気にしていたように感じます。
今回初めてご覧になった方はもちろん、毎回来てくださっている方はちょっと新鮮な感じでおたのしみいただけたのでは……と思っていますが、いかがだったでしょうか?

去年の店でのライヴ以降も何度かギターパンダをみに行っていますが、新曲、聴くたびに仕上がってきているというか、どんどん素晴らしくなっているし、今回初めて聴く新曲もあったし、新しいアルバムがとてもとても待ち遠しいです。
来年は是非とも、ニューアルバム発売ツアーで来ていただきたいなあ!

ギターパンダ山川のりをさん、そしてガンジー西垣さん、本当にありがとうございました!

今回も、ブロッコリグリルがフードを用意してくれて、ヴェールジョーヌがスペシャルパンダクッキーを作ってくれて、宣伝から当日のドリンク出し・物販などいろいろと手伝ってくれました。いつもありがとう!

御来場くださったみなさん、のりをさん51歳を祝うサプライズ企画へのご協力もありがとうございました!

また来年お会いするときまで、みなさんどうぞお幸せにー!

後日、友人のカメラマン・長束晃氏撮影の写真と映像を公開する予定です。おたのしみに。

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