今日で、今回の壁塗り作業はひとまず終了。
あくまでも「今回の」、あくまでも「ひとまず」。
塗ってくれーと待っている壁は、まだまだたくさんございます(壁塗り体験を希望されるみなさまへ・笑)。
内装の壁と床をほぼ自分たちで塗ることに決めて、正直ここまで大変だとは思っていなかったけれど、それでもやっぱりやることにして本当によかった、と感じています。
自分たちで手を入れることによって建物にすごく愛着が湧いてきたし、毎日、実家からロバビルまで歩いたり、地元の職人さんたちと顔を合わせることによって、地域にも愛着が湧いてきた。
ここに住んで、店をやって、暮らしていくんだ、と実感が持てるようになった。
現場から離れた東京にいて、工務店に任せきりで「はい、完成しました」と引き渡されたのでは、そんな気持ちになるのにも結構な時間がかかるだろうと思います。
ペンキやオイルステインを塗る以外にも、古い壁をやすったり、ひび割れをパテで埋めたり、できることも増えたしね。
人間としての性能があがったぜ!
それにしても、いろんな職人さんがいて、それぞれのプロの技はやはりすごい!
今日来たガラス屋さん(かな?古いスチールサッシのガラスのガタつきを新しいコーキングで固定する人)は、養生テープを貼るのがめっちゃ早くて、リズムに乗ってピッピッピッと貼っていくさまはエンターテインメントの域に達していて、思わずずーっと見てしまいました。
その養生テープをはがすのも、またまた素早くて美しい!
いいもん見たわー。
厨房の壁は、住居の寝室に塗る予定で結局塗らなかった、ブルーグレーのペンキを転用しました。