こんにちは、松井ゆみ子です。
著者乱入!笑
山口洋さんの本づくりのプロセスを読んで、とっても興味深かったので、ついまた”乱入”コメントしてしまいます。お許しを。
わたしたちの作業の詳細は、じゅんこ編集長が書かれるので割愛しますけれど、こちらもだいぶ細かい作業になってきているところなので、わたしの本にかかり切りなのではと思っていました。さにあらず、平行してあんなに大量のゲラや資料を作成していたとは!! お店も再開しているし、その切り替え度が素晴らしい。打ち合わせの前にすべての資料をプリントして、各スタッフに発送している手際もあっぱれです。
わたしの本の作業と大きく異なるのは、今現在コロナの影響で日本とアイルランド間の郵便が止まっており、プリントアウトしたもののやりとりができないため、すべての作業をメールで行なっているところ。
自慢じゃないですが、わたしはニューテクノロジーに疎い方で、フェイスブックもインスタも使っていません。そんなわたしが紙抜きで本づくりの作業をするアンバランスさをちょっと楽しんでいます。
アイルランドは紙代が高いので、ゲラを出さずにすべてパソコンの画面で作業することが多いようです。表紙など、大事なビジュアル部分だけはプリントアウトしていますが。
山口洋チームの、膨大な紙資料を見て、ちょっとうらやましい気もしました・笑。
自分で書いている原稿ですけれど「あれ、どこで書いたっけ?」と確認したいときに、紙ならすぐにめくって見つけられますけど、画面だとそうはいかず。しかし、じゅんこ編集長がしっかり原稿を読み込んでいてくれるので、うっかり同じようなことを別の章で書いてしまったときも、ちゃんと見つけて記しておいてくれますから、画面だけの作業でも支障はまったくありません。部屋がちらからないのも嬉しい・笑
もうひとつの大きなちがい。
わがチームは、じゅんこ編集長、ふみふみ(じゅんこさんのだんなさま。こうよばせていただいてます)デザイナー、著者のわたくしという極めてミニマムな編成。ミュージシャンとエンジニア、デザイナーの3人でCDを作るような感じかな。かっこいいでしょう?
すっかり長くなっちゃったので、じゅんこ編集長にバトンを渡します!
**********
ゆみ子さん、ありがとうございます!
褒めていただいている文章を自分のところのブログにアップするのもどうかと思ったのですけど、ゆみ子さんからの「引き続きがんばりましょう」というエールと受け取って!
書いてくださった、山口洋さんの本づくりとの大きな違いが、自分も関わっていることながら、おもしろいー!
じつはちょうど、昨年11月初めに出したゆみ子さんへの郵便物が、丸3ヶ月たって「ついに届いた!」というお知らせと共に、この乱入原稿(笑)をいただいたんです。
船便ですよ〜。コロナ禍になってもう長いこと、日本からアイルランドへの郵便物は船便しか引き受けがないのです。いまの時代に、船便って、ねえ(苦笑)。
インターネットがなかったら、アイルランド在住のゆみ子さんとの本づくりも、原稿を受け取るのに3ヶ月、返事を出して3ヶ月……一体、何年後に出版できることやら!? インターネットがあってほんとうによかったのですが、ご自身で書いておられるように「ニューテクノロジーに疎い」ということで、そのネットでのやりとりも、当然 ”ニューテクノロジー” を ”駆使” した感じにはなっておりません!(笑)
そのあたりのようす、次のブログでお伝えしますね。おたのしみに〜!
ピンバック: 本づくり2021年2月その2 | きょうのヒマール