でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、『「その他の外国文学」の翻訳者』。
図書館や書店などで「その他の外国文学」として棚にまとめられる、日本語に翻訳され紹介されることの少ない、つまりは学習者が少ない言語で書かれた外国文学の、翻訳者へのインタビュー集。今日の読書会中には、丹羽京子さん(ベンガル語)、吉田栄人さん(マヤ語)、青木順子さん(ノルウェー語)へのインタビューを読まれたそうです。日本でその言語の翻訳者はその人一人だけ、という方もいて「おもしろすぎる」とのこと。翻訳者がいてこそさまざまな国の作品を読むことができるので、読者としてはとてもありがたい存在だし、マイナーな言語を学ぶのってたのしんだよなあ、とお話を聞きながら(わたしも広東語とハングルを学んでいます)。
わたしは、ハン・ミファ著(渡辺麻土香訳/石橋毅史解説)『韓国の「街の本屋」の生存探究」を。昨年のK-BOOKフェア参加店から「飾り付けコンクール」の優秀賞に選ばれたごほうびで、「韓国の書店を巡る旅」にご招待いただいたので、行く前に韓国の書店事情を少しでも知っておきたいと思って読み始めました。まだ途中ですが、日本と似ているところもあったり違うところもあったり、書店としてのヒマールをこれからどうしていくか考えているところでもあるので参考になる点も多く、とてもおもしろく読んでいます。ソウルで案内していただける予定の書店も紹介されていて、ますます訪問がたのしみになっています!
さて、次の読むロバの会は2月8日(木)17時から18時ごろまでやります。
夕方遅めのほうがご都合のいい方、ぜひご参加ください。
各自で読みたい本を読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
ご予約不要です。お気軽にどうぞ。