読むロバの会の日

でした。
今年になって初めての読書会。
久しぶりに夕方17時から開いてみました。
が、参加者はいつもと変わりませんでした(苦笑)。

参加者は2名。
それぞれに読んでおられたのは…
ヨハンナ・シュピリ(松永美穂訳)『アルプスの少女ハイジ』
春暮康一『オーラリメイカー』

『アルプスの少女ハイジ』は、日本ではスタジオジブリのアニメ作品として一番知られているかもしれませんね。アニメは「原作のままと言っていいと思う」そうです。小説で読むほうが「少し、キリスト教色を強く感じるかな」とのこと。どうしてもアニメのハイジやクララの顔が浮かんでしまうので、「違う違う」とふり払いながら読んだそうです(笑)。

『オーラリメイカー』、「日本にもこんなハードSFを書く作家がいたのか!とびっくりしながら読んでいる。おもしろい!」とのこと。第7回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作品だそうです。

わたしは、コラム・マッキャン(栩木玲子訳)『無限角形』を。年末に読んでいた人から借りて読み始めました。それぞれ理不尽に娘の命を奪われた、パレスチナ人の父とイスラエル人の父。二人が出会い、話し、共に行動していく、実話をもとにした物語です。まだ読み終えていないから、というのもありますが、この小説を読んでいる今の気持ちはここにさらっと書くことはできません。わりと分厚くて値段もする本ですが、図書館で借りてでもいいので、多くの人に読んでもらいたいと思います。

次の読むロバの会は1月27日(土)15時から16時頃までやります。
読みたい本を持って、どうぞお気軽にご参加ください。

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