読むロバの会

昨日は店で、初めての読書会「読むロバの会」でした。

第1回目の課題図書は「海辺のカフカ/村上春樹」。
久しぶり(20年ぶりくらい!?)の村上春樹 の長編小説に、最初はなかなか入り込めず、読みづらかったのですが、途中からどんどんひきこまれていって……
決して愉快な内容ではないけれど、そこからはあっという間に読んでしまいました。

けっこう「ん? これはどういうこと?」という部分が多い作品。
読んでいるときにはみなさん、いちいちそこに引っかかっていては先に進めませんから、そのまま受け入れて読まれていたようですが、読書会ではやはり、「あれはどういうことなんだろう?」「私はこう思った」「いや、僕はこうかと思ったんだけど」という話がたくさん出ました。
フランツ・カフカの小説をたくさん読んでいる方がいて、「ここはカフカのあの小説に出てくるあれじゃないかな」というようなことも話してくれて、とても興味深かったです。
登場人物の一番人気はナカタさん、続いてホシノ青年でした。

読んだ本についてあれこれ、ほかの人と話をする機会というのは意外にないもので、 やってみたらとてもたのしかった!
ので、これから月に1回のペースで開催します。

よろしければ、どうぞご参加ください!!

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6月の「読むロバの会(読書会@himaar)」

日時:6月21日(金)18:00〜
課題図書:「罪と罰/ドストエフスキー」
※訳者の異なる数冊が出版されていますが、訳の違いを話すのもおもしろいので、どれを読むかは各自自由とします。
※参加費無料(喫茶で1ドリンク以上の注文をお願いします)

参加ご希望の方(すでにメンバーの方を除く)は、こちらより
・お名前
・ご連絡先(メールアドレスと電話番号)
・好きな作家またはジャンル
をお知らせください。

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