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まもなく!「ふちがみとふなと」LIVE

たのしみが近づいてきました!
2年ちょっとぶりの「ふちがみとふなと」ライヴは、いよいよ来週末19日(日)。

ここにきて、まだ「何系?」とか「ジャンルは?」とか聞かれるのですが、そういうの気にせず観に来てみませんか?
ぜったいに「観てよかった」と言ってもらえる自信を持ってます。

「気にはなるけどライヴとか行ったことがないから」と言われることも多いのですが、大丈夫です。いつもと同じヒマールです。いつもと同じヒマールふたりがお待ちしてますので、安心していつもと同じようにおいでください。
とくに「ふちがみとふなと」ライヴは、そういうちょっと気後れしている方のライヴデビューにもすごくすごくおすすめですので。

先入観とか予備知識とか、むしろないほうがいい人たち(ふちふなさん)なので、音源をピックアップしてご紹介するのは迷うところ、なのですがー。

アフリカの本を世に送り届けはじめたヒマールとしては、アフリカつながり(括りが大きすぎるけど・苦笑)ということで、ふちふなさん(アフリカで出会われたおふたり)がエマーソン北村さんとのケニア公演を前につくられたMVをご紹介してみようと思います。ケニアで人気のポップスのカヴァー曲です。YouTubeページでスワヒリ語歌詞のふちがみさん訳もぜひご覧いただけましたら。

ふちがみとふなととエマーソン北村「キゲウゲウ」

ご紹介はしたものの、これに惑わされず(!?)においでくださいね。
お待ちしています!

「ふちがみとふなと」LIVE@ヒマール
5月19日(日)16:30開場/17:00開演
前売¥2,500/当日¥2,800
前売券のお求めは店頭またはヒマールオンラインストアで。
電話(0827-29-0851)、お問い合わせフォームなどからのご予約もお受けしています。

5月のおたのしみと店休日

ゴールデンなウィーク、いかがお過ごしですか?
このところちょっと肌寒かったですが、そろそろいい感じの気候になりそうです。
ツバメもよく見かけるようになりました。
いい季節!

さあ、5月!
5月のおたのしみは、なんといっても「ふちがみとふなと」ライヴ
前回(2年ちょっと前)のライヴをご覧になった方は同意してくださると思うのですが、ふちがみとふなとを知らない初めての人でも間違いなくたのしめまるライヴですし、たとえばロックが好きだったりクラシックが好きだったり、好みの音楽がある人でもジャンルを超えてきっとおたのしみいただける音楽です。
ちょっとでも気になる方は迷わずぜひ、ご覧になることをおすすめします!
前売券は店頭にて絶賛発売中のほか、電話やメールでのご予約も承りますので、どなたさまもお早めにぜひぜひー!

そのほかの5月のおたのしみはこちらです!
「月1ピラティス」5/9(木)18:30〜 *定員満員
「月1ヨガ」5/23(木)18:30〜 *2名空き募集あり
読むロバの会」5/29(水)18:00〜 課題図書「父と暮せば」井上ひさし

今月もご来店をお待ちしています!

【5月の店休日】
毎週月曜+7日(火)と21(火)

刊行!「アフリカの難民キャンプで暮らす」

みなさんにぜひ読んでもらいたい本が、出ます!

「アフリカの難民キャンプで暮らす
 ブジュブラムでのフィールドワーク401日」
小俣直彦・著
こぶな書店・刊

出版するのは、25年来の友人でフリー編集者の小鮒由起子さんが「この本を世に出さねばならない」の決心で立ち上げた“ひとり出版社”「こぶな書店」。
ヒマールは、この本の宣伝・販売を全面的に担当します。

本の流通についてご存知の方には、わけがわからないことでしょう。本の流通ルートに通じているわけでもない、出版社でも取次でも書店でさえもない、地方のまちで革小物をつくったり雑貨を売ったりライヴをやったりしている店、夫婦ふたりだけでやっている小さな店が、いったいどうするつもりなんだ、と。ああ、少部数の自費出版なのか、と思われるかも。

いやいや!そうじゃないです。ベストセラー、ロングセラーにする気満々です!

「出ます!」と書きましたが、じつはもう完成しています。
ついさっき、印刷所からあがってきましたー!
刊行日は6月20日「世界難民の日」なのですが、“超”先行発売として、ヒマール店頭で発売開始します、いや、しました!本日より!!
連休明けには、ヒマールのオンラインストアでの通信販売も始めます。
そして刊行日に向けてだんだんと、全国の書店さんでも取り扱っていただけるよう奔走中!
全国の書店さん(に限らず、この本を販売してみようかなと思われるお店のみなさん)、資料等をお送りしますので、まずはどうぞお気軽にお問い合わせください(メール info@himaar.com、お問い合わせフォームはこちら)。

刊行日の6月20日「世界難民の日」にあわせ、著者の小俣直彦さんがイギリスより帰国されて都内で講演会の予定もあり、もちろんそちらの会場でも本をお求めいただくことができます。
講演会の詳細はあらためてお知らせいたします。

ヒマールとしては、これまでに、個人でものづくりをしている人のクラフトや音楽を、これは本当に素晴らしいものだから知ってもらいたい!届けたい!と思ってご紹介してきたのとまったく同じ気持ちで、この本の仕事を始めます。
ぜひぜひ、読んでみてくださいね!

未来を想う

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から8年。
最悪の状況で最悪の事故が起きたけれど、それでもたくさんの人がいろんなことに気づいて、いろんなことを学んだのだから、これからはきっとよくなると信じて、きっとよくすると心に決めて、あれからの日々を過ごしてきた。
でも、正直にいえば、よくなるどころか何も変わらないどころか、どんどん悪くなっていると感じているし、自分が歳をとっていくせいもあるんだろうけど、前向きな気持ちを保つのは年々難しくなってきている。
そんなとき、生まれたときから娘のように思っている子の結婚式に招かれて、幸せいっぱいのふたりの未来を想った。
息子同然の甥っ子から第一志望の大学に合格したと知らせが来て、これから大きくひろがる彼の未来を想った。
今いちばん近くにいていちばん一緒に遊んでいる小さな子に今日も「本を読んで」とせがまれて、可能性しかないその子の未来を想った。
この子たちの未来を、若い人たち子どもたちの未来を、きっとよくする。
今日また心に決めました。

8月9日

ちょっと郵便局まで歩いて行ってきただけで、汗がとまらない!やばい暑さです!倒れそう!
帰り道、あと少しで店……というところで、長崎の原爆投下時刻を知らせるサイレンが鳴りだしたので、角のケーキ屋さんの軒下をお借りして黙祷。道路で黙祷してて車にひかれたらいけないと思ってちょっと入らせていただいたのですが、日陰で助かりました。

ナガサキリンネに参加して、たくさんの友達ができた長崎。
遊びに行きたいと思いながらなかなか行けていないのですが、今年は久しぶりに、また行けそう。
いまからとてもたのしみにしております!

 

8月6日

今年もサイレンを合図に黙祷する朝から始まった、8月6日。
1分のあいだに、謝罪、不安、怖ろしさ、焦り、願い、たくさんの気持ちが押し寄せて渦巻いて、“静かな祈り”というわけにはいきませんでした。苦しかった。

政治や社会の動きには関心をはらっているほうだと思っていますが、私には冗談としか思えないようなことが実際にあまりにも起きるようになってきて、ニュースにふれて吐き気がして具合が悪くなる(比喩ではなく)ことが多くなったので、最近はニュースをチェックするのにも覚悟がいります。
はあ〜、もう、しんど〜い。のほほ〜んと暮らしたい〜。

どこかでどなたかがおっしゃっていたのですが、多くの人がこれほどまで政治に無関心で、それでも平和にのんきに暮らしていられたのって、世界的にも歴史的にも稀なことだ、と。
その稀だった時代も、すでに終わっていると感じる今日この頃。

さあ、覚悟をきめて、生きるぞー。

8月15日

8月の「読むロバの会」読書会の課題図書、「野火/大岡昇平」を読了。

戦後70年がたち、戦争を体験した方から直接その話を聞ける機会がなくなりつつあると言われます。
「野火」や「黒い雨(去年の夏に読むロバの会で読みました)」のような作品が残されていることに感謝して、読み継いでいかなくては、と思います。

作家が体験をもとに書いたものでなければ、資料や証言にあたって書かれた作品は読む価値がない、とは言いませんが、実際にあった戦争を描いた作品についていえば、作品の重みはまったく違う、と私は思います。

「野火」と並行して読み始めた「南洋と私/寺尾紗穂」。
読み進めながら、誠実に取材をされていることが伝わってきて、この本は信用できるな、と感じます。
寺尾さんは30代のシンガーソングライターで、もちろん戦争を体験されているわけではないけれど、寺尾さんの取材「体験」がまっすぐに心を打ちます。

8月14日

70年前の今日は、ポツダム宣言を受諾した日、そして岩国駅周辺がB29による激しい爆撃を受けた日です。
この空襲で亡くなった人は500人以上、一説には1,000人とも言われているそうです。

11時15分、8月6日や9日と同じサイレンが鳴って、黙祷しました。

昭和23年に建設された現在の岩国駅舎は、周辺の再開発とあわせて新しい駅舎の建設工事が計画されています。
ホーム間を移動する階段が急でエレベーターやエスカレーターもないし、改札が駅の片側にしかないし、バリアフリーや利便性を考えると早急に改修してもらいたいとずっと思ってはいましたが、小さな今の駅舎が、個人的には結構好きです。

8月9日

ナガサキリンネに参加して、長崎に暮らす人と知り合い、長崎のまちを歩いて好きな店や場所ができてから、8月9日はそれ以前に増して一層、心に深く感じられる日になりました。
原爆で亡くなった人を思うことは、平和を誓うことです。
そして、リンネで知り合った長崎の人を思うこともまた、平和を祈ることと同じであるように感じています。
長崎の人に限らず、島根のあの人、大阪のあの人、アイルランドのあの人、中国のあの人、遠く離れて暮らすあの人を思うこと。
近所の友達、家族、近くにいるあの人、それから、旅するあの人を思うことも。
そうすることは私にとって、平和を願い祈ることと同じであるように思います。
今日、あの人はどうしているかな。いい一日だったかな。

8月6日

今年も朝からよく晴れて、とても暑い8月6日になりました。

市の防災放送の設備が新しくなり、毎年のサイレンがどうなるのか心配だったのですが、あの日の原爆が投下された時間にちゃんと新しいサイレンが鳴り、黙祷しました。
(ちょっと音が小さくなったような気はしますが……びっくりして恐ろしくなるくらい、大きなサイレンでもいいと思う。)

サイレンにあわせて1分間の黙祷をして、目をあければ、1分前の続きを当たり前のようにできることを、本当に、有り難いと思わずにいられません。
毎年、そう思います。