読むロバの会」カテゴリーアーカイブ

2024.12/28(土)

15時から、今年最後の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、佐藤さとる『だれも知らない小さな国』。
「『よむよむかたる』(朝倉かすみ著)という読書会に集まる人たちのことを描いた小説に、この本が出てきて。読みたくなって図書館で借りた」とのこと。
「懐かしいなあ。小学校の教室のうしろとか図書館にあったね」とつぶやくと、「わたしはその頃は、小学生が読むような本は読みたくない!と思ってたので読んでなかった」と。で、おとなになって初めて読んで「すごくおもしろい!」そうです。なにより!

わたしは、年末年始休みのためにとっておいた、ポール・オースター(柴田元幸訳)『4321』を今日から読み始めました!今日の読書時間でちょうど1章、読み終わりました。すごくよくて、読めることがありがたすぎて、ずっしり分厚い重量感も嬉しくて、気持ちが昂っています!大好きな一冊になりそうな予感しかありません。

今年も週に1回のペースで続けられた、黙って読むだけの読書会。
なかなか新しい参加者がいらっしゃらないのがさみしいところではありますが、毎週は無理だけど月に1回なら‥‥とか、たまたま買い物に来て……という感じで参加する方もいらして、そんな感じでのんびり長く続けていくのがいいのかもな、という気もしています。
個人的には、この会があることでいろんな本に手を出してみるきっかけになっているし、今年もいろんな本をたくさん読めてとてもたのしかったです。

新年の1回目は、1月10日(金)18時からやります。
読むロバの会は、各自で読みたい本をただ黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本を紹介しあっています。
週に1回のペースで、15時からの日と18時からの日がありますので、ご都合にあわせてご参加ください。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。

さあ、2025年もたくさん本を読みましょう。読んでも読んでも読みたい本があるって幸せだー!

2024.12/18(水)

寒い!
夏が暑いと冬が寒い、と言われるそうですが、ほんとですね!

今日は18時から、読むロバの会(読書会)でした。
参加者は1名。寒い中、ご参加ほんとうにありがとうございました!!
読んでおられたのは、橋本治『完本 チャンバラ時代劇講座1』。
橋本治がチャンバラ時代劇を紹介・解説(?)してくれるシリーズのようです。「今日は丹下左前から旗本退屈男まで読んだ」「早乙女主水之介(旗本退屈男)、ずっと面白くないと思ってたんだけど、なんで面白くないのか、橋本治の考えを読んでよくわかった」とのこと。

わたしは、呉明益(天野健太郎訳)『自転車泥棒』を。呉明益の作品を読むのは『歩道橋の魔術師』に続いて2冊目ですが、この人の作品はほんとうに独特な感じがしていて、読んでいると時代とか、フィクションなのかノンフィクションなのかとか、よくわからなくなって自分が迷子になってしまう感覚があります。ほかではあんまり体験しない読書感覚。なんなんだろか。

さて、次の読むロバの会は12月28日(土)15時からやります。
2024年最後の読書会です。師走の慌ただしさを忘れて、いっしょに本を読みましょう。

読むロバの会は、各自で好きな本をただ黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
帰り際に読んでいた本を紹介し合っています。
ご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。

2024.12/12(木)

15時から読むロバの会(読書会)、18時からつまびくロバの会(ギター練習会)、ダブルヘッダーの日でした。

読む会へのご参加は1名。
読んでおられたのは、松永K三蔵『バリ山行』。芥川賞受賞作です。
バリ山行というのはバリエーション山行のこと、整備されていないルートでの登山のことだそうで、「こんど山に登るので、何かの参考になるかなと思って図書館で借りてみたんだけど、参考になるような小説ではなかった(笑)」「久しぶりに、こういう小説を読んでいる」とのこと。建物の修繕会社に勤めるサラリーマン(会社の登山同好会?に所属)が主人公で、今日読んだところまででは、大手建設会社との攻防が繰り広げられているそうです。

わたしは、申賦漁 シェン・フーユイ(水野衛子訳)『申(シェン)の村の話 十五人の職人と百年の物語』を。パリ在住の著者が出身地である江蘇省・申村について、子どもの頃の記憶、祖父や父から聞いた話、帰省するたびに見聞きしたことなどを基に綴った、実話物語です。
「瓦職人」「竹細工職人」「豆腐屋」など15の職人名が目次に並んでいますが、その職業について書かれているというわけではなくて、申村の瓦職人だった人、竹細工職人だった人、それぞれの一個人をめぐる物語です。これが、ドラマのようにおもしろいのです!滑稽で哀しくて、ものすごく濃い人間ドラマ。まだ途中ですが、すごく好きな一冊になりそうです。

つまびく会へのご参加は2名。
18時にエレキギターを抱えた参加者がひとり来られて、ヒマールふたりと一緒に練習を始めたのですが、すぐにお買い物で来店のお客様が続いてヒマールふたりは練習から離脱。19時すぎまでひとりで(ごめんなさいね)練習されて「そろそろ帰ろうかな」となったところへ、入れ違いに残業を終えたNさんが参加。お買い物の波も引いてヒマールふたりも練習に復帰。20時までしっかり練習しました。
わたしの今週の練習ポイントは、FからCへのコードチェンジ(ローコードで)です。

次の読むロバの会は、12月18日(水)18時から。
次のつまびくロバの会は、12月19日(木)18時から。
それぞれの詳細については、過去の投稿をご参照いただくか、店員までおたずねください。
ご参加をお待ちしております!

2024.12/7(土)

18時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、アグラヤ・ヴァテラニー(松永美穂訳)『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』。
チャウシェスク独裁政権下のルーマニアを逃れ、放浪しながらサーカスで働く母娘を中心とした物語のようです。「短い話が連なっていて、どこまでが現実でどこからが空想なのかわからないようなふしぎな文章だけれど、ちゃんと物語としてつながっていて……こんな小説もあるんだなあ、とすごくおもしろく読んでいる」とのこと。
タイトル『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』がとても印象的ですが、これは、サーカスで長い髪の毛でぶら下がって 演技をしているお母さんのことを、下の娘が「お母さんは落ちてしまうんじゃないか」といつも怖がっていて、それに対して姉が「もっと怖いことを考えていたらお母さんのことを考えて怖がらずに済むから、こういうことを考えてごらん」という感じで話をする、そのひとつがタイトルのそれなのだそう。そういうことだったとは!

わたしは、キム・スム(中野宣子訳)『Lの運動靴』を読み始めました。
“L”とは、民主化への闘いが激しさを増していた1987年の韓国で、警察からの催涙弾を頭に受けて重傷を負い25日後に亡くなった、当時大学生だった李韓烈さんのこと。彼がそのときに履いていた運動靴を、28年経って修復する、という実話があっての小説なのですが、小説の語り手は、その運動靴の修復を持ち込まれた美術修復家で、今日の読書時間で読んだところまででは、修復家はその依頼を受けるかどうか、受けるとしたらどう修復するのか、どこまで修復するのか、この運動靴を修復するというのはどういうことなのか、など悩んでいるところで、そこに世界的にも有名な美術品の修復の話や、これまでに受けた修復の話などが重なって綴られています。
こういう角度から描くこともできるのか、という気持ちで読んでいます。果たして修復家はどういう決断をするのか、最後まで読みたいと思います。

ところで、『その子どもはなぜ〜』は、日本よりも先に韓国で翻訳出版されていて、その翻訳者は『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』などの著者でもあるペ・スアさんなのだそう。『遠きにありて〜』の日本語訳者である斎藤真理子さんが、ペ・スアさんの翻訳者としての作品として『その子どもはなぜ〜』を知り、ドイツ語訳者の松永美穂さんに紹介されたのが、今回、ヴァテラニー作品が初邦訳されたきっかけなのだそうです。
今日の読書会に参加してくれた人とよく話していることですが、おもしろい作品を見つけて翻訳して届けてくれる翻訳者のおかげで、こんなにいろいろな海外文学を読むことができる、ほんとうにありがたいことだよね、と今日も言い合いました。

さて、次回は12月12日(木)15時からやります。
読むロバの会は、各自で読みたい本を黙ってただ読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本をお互いに紹介し合っています。
週に一度のペースで曜日は決めずに開いていて、15時からの日と18時からの日があります。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
本を読む時間をつくりたい方、ぜひいらしてください。

2024.11/27(水)

昨日から店の周り、水道管を新しくする工事をしています。
昼間は一部車両通行止めになっているところもありますが、歩行者は通行可能、店は通常通り営業しています!
夜間は工事はしないらしく通行止めも解除されているので、気になる方はどうぞ日が暮れてからご来店ください。20時までやってますので〜!
尚、工事の影響で店の駐車場は使えません。すみません。
しばらくご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

今日は15時から、読むロバの会(読書会)でした。
参加者は2名。
読んでおられたのは…
ソン・ウォンピョン(矢島暁子訳)『アーモンド』
チョン・セラン(吉川凪訳)『アンダー、サンダー、テンダー』

わたしは、チャン・ソク(戸田郁子訳)『ぬしはひとの道をゆくな』を読んだので、思いがけず、申し合わせたわけでもないのに、偶然、K-BOOKフェア期間中の読書会で全員がK-BOOK(韓国の本)を読んでいたことになります。素晴らしい〜!

『アーモンド』は、本屋大賞に選ばれたこともありすごく話題になった小説(わたしはまだ読めていないのですが・汗)。感情がない・わからない少年が主人公で、今日の読書時間では「最初のほうしか読めなかったけど、少年の身に大変なことがたくさん起きていて、感情がわからないと生きづらいだろうに、これからどうなっていくのか……」と。

『アンダー、サンダー、テンダー』は、1990年代後半の地方都市で、同じバスに乗って高校に通った男女6人をめぐる物語(わたしも好きな一冊で、先日、好書好日のサイトに紹介文を書かせてもらいました)。「こういう感じ、あったなあ、と思いながら読んでいる」「CDからMDにダビングするときにCDが揺れる、っていう描写があって、そうそう!って思ったり。シャープのMDプレーヤー、って書いてあって、わたしが持ってたのとたぶん同じやつ。MDのコンパクトさってよかったよなーと思い出した」とのこと。

『ぬしはひとの道をゆくな』は詩集。チャン・ソクは統営で牡蠣の養殖業を営んでいる人だと知ったのが手にしたきっかけ。気仙沼の牡蠣漁師・畠山重篤さんにプレゼントしようと思っているのですが、送る前に先に読んでしまっています(笑)。

さて、次の読むロバの会は、12月7日(土)18時からやります(K-BOOKフェアはこの日まで)。
各自で読みたい本を黙って読み、読んでいた本を最後に紹介し合う、読書空間と読書時間を共有する読書会です。
週に1回のペースで、15時からやったり18時からやったりしています。
ご予約不要、ご都合のつく時間だけお気軽にご参加ください。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。

K-BOOKを韓国語と日本語で 耳で読むロバの会

昨夜は初めての企画「K-BOOKを韓国語と日本語で 耳で読むロバの会」を開催しました。
参加者は10人!たくさんのご参加ありがとうございました!

「読むロバの会」というのは週1ペースで開催している読書会で、ふだんは各自が読みたい本を黙って読み、最後にそれぞれが読んでいた本を紹介し合う、いわば読書時間と読書空間を共有する読書会なのですが、今回は、11/16から開催しているK-BOOKフェア(韓国の本のフェア)と連動させた読書会をやってみたくて、大好きなキンパのお店・ぱろぱろさんに相談して「K-BOOKを韓国語と日本語で 耳で読むロバの会」を企画しました。

出版社CUON(クオン)から出ている「韓国文学ショートショート」という、1つの短篇小説を韓国語の原文と日本語の訳文の両方で読めるようになっているシリーズがあります。そのシリーズから、ペク・スリン著/李聖和訳『静かな事件』を課題本として選びました。
1〜2ページほどの分量で区切って、先にぱろぱろさんが韓国語原文を、続いてヒマールが日本語訳文を、交互に音読していきました。半分くらいまで音読を聞いてもらったあと、残り半分は各自で、ふだんの読書会のように黙読してもらいました(全部音読すると1時間半ぐらいかかるので)。
そうやって、全員が1冊の本をその場で同時に読み終え、読んでいてわからなかったところを質問しあったり、感想を話したりしました。ぱろぱろさんのキンパとヤンニョムチキンとチャプチェのお弁当を食べながら!

ぱろぱろさんもヒマールも、ふだんは人前で音読する機会がないので(学生のとき以来か!?)すごく緊張しましたが、早口だったのは緊張のせいではなく、黙読も含め1時間くらいで読み終えられるように、と先に打ち合わせをして早口で読むことを意識していたからなのでした。
でも、そのせいで、韓国語を勉強している人のために先に韓国語の音読を聞き取ってもらって日本語の音読で答え合わせできるように、と考えていたことが、終了後に「かなり早口だったので、聞き取ったり原文を目で追いながらついていったりするのが難しかった」という感想を聞き、あまりうまくいかなかったことがわかりました。
日本語訳を中心に聞いていた人からも、「自分のペースで読むときは情景を思い浮かべながら読んでいけるけど、音読が早く進むのでよくわからないまま読み進んでしまった感じがする」という感想があり、“耳で読む”難しさも痛感しました。

参加者の約半数が韓国語を勉強している人たちでしたが、韓国語を耳にする機会がほぼない人や韓国ドラマを観る程度の人たちからも、「韓国語の音読が聞けておもしろかった」「心地よかった」と言ってもらえてよかったです。
そしてもちろん、「お弁当がおいしかった」の声もたくさんいただきました!

初めての試みで、やってみてわかったことも多かったので、参加者のみなさんが帰られたあと、ぱろぱろさんと改善点を話したりアイデアを出しあったり、韓国の本と食べ物を組み合わせた企画をまた一緒にやりましょう!と相談しました。

K-BOOKフェアに参加するのは4回目(?)くらいですが、フェアの期間中にこういうイベントをやったのは初めてです。
韓国語を勉強している人が増えてきていたり、ハン・ガンさんがノーベル文学賞を受賞されたりして、今年のK-BOOKフェアでは例年よりも関心をもって来店される方が多いように感じています。
昨夜のイベント後も、フェアの棚を見る方、K-BOOKを買って帰る方も多くて、とても嬉しくなりました。
引き続き12/7(土)までフェアは開催していますので、ぜひご来店ください!
K-BOOKのこんな企画をやってほしい、こんなK-BOOKが読みたい、などなどのリクエストもじゃんじゃん聞かせてくださいね!

2024.11/8(金)

18時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、イーディス・ウォートン(柴田元幸訳)『ウォートン怪談集』。
3つの怪談短篇がおさめられた一冊で、今日の読書時間では2つめの途中まで読んだそう。「1つめは、いわゆる幽霊屋敷のお話なんだけど、何回も繰り返し読んで味わいたいと思った」とのこと。2つめのお話では雪が降っているそうで、「寒いところのお話だし、怪談だしで、今日はただでさえ寒いのがますます寒くなった」そうです。

わたしは、内澤旬子『私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月』を。
読んでいたらヤギの習性やヤギ飼いの暮らしだけじゃなく、植物(とりわけ雑草)のことにも詳しくなりそう。ヤギには3種類以上の雑草を食べさせるようにしてるのに、自分はキャベツをのせたインスタントラーメンを食べてたりする内澤さん。今日の読書時間では4月から始まって6月までしか読めていませんが、めちゃくちゃおもしろいです!内澤さんが描くヤギや植物のイラストがカラーで載っているのも嬉しい!

さて、次の読むロバの会は11月14日(木)15時からやります。
各自で読みたい本をただ黙って読み、読んでいた本を紹介し合う、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
ご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
1時間フルじゃなく30分でも15分でも構いませんので、本を読む時間をつくりたい方、どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/30(水)

15時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、カイ・チェン・トム(野中モモ訳)『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』。
「タイトルとポップな表紙の絵からなんとなくコミカルな内容を想像していたけど、コミカルさはない」「文章(訳)がとてもよい!」「少女小説を読んできた人は絶対好きなはず!」とのこと。

わたしは、パトリック・マッケイブ(矢口誠訳)『ブッチャー・ボーイ』を。以前にもちょっとだけ読んで、長いことそのままにしてあったので、また最初から読み始めました。アイルランドの小説です。今回は読み終えたいと思っていますが、最近ちょっとヘビーなのが続いて弱っているので、再開は今じゃないほうがよかったかもしれません…

さて、次の読むロバの会は11月8日(金)18時からやります。
読むロバの会は、それぞれに読みたい本を黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
15時からの日と18時からの日があります。
ご予約不要、参加費の代わりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
読書の秋、どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/25(金)

18時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、『19世紀ロシア奇譚集』(高橋知之訳)。
タイトル通り、19世紀のロシアの複数の作家によるおかしな短篇が集められた一冊。
1つめの収録作品の内容を教えてもらいましたが、いろんな機械を発明してつくるのが好きな貴族がいて、そのことにあまりにもお金を使って家が破綻しそうなのでなんとかやめさせてください、と馬車が壊れて立ち寄った人に主人の説得を頼む執事の話だそうです。主人はもちろんその馬車をなおしてあげるのですが、余計な機械をいっぱいつけて、結局また壊れてしまう、という……。
ほかはそこまで奇天烈な話ではなさそう、とのことですが、ロシア文学だー!という感じがして読みたくなりました。

わたしは、宋恵媛・望月優大著/田川基成写真『密航のち洗濯 ときどき作家』を。12歳で親元を離れて日本統治下の朝鮮半島から日本へ、その後何度か行き来して、アメリカ占領下で渡航が制限されていた終戦直後に朝鮮半島から日本へ密航、クリーニング屋を営み作家でもあった尹紫遠(ユン・ジャウォン)の足跡を辿るノンフィクション。その人の人生はもちろんですが、その背景にある歴史的事実が本当に知らないことばかりで、読みながら「知らなかったー!」を連発しています。山口県、いっぱい出てくるしー。

さて、次の読むロバの会は10月30日(水)15時からやります。
それぞれに読みたい本を黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
15時からの週と、18時からの週があり、ほぼ毎週、曜日を変えてやっています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/17(木)

今日は、「読むロバの会(読書会)」と「つまびくロバの会(ギター練習会)」、ダブルヘッダーの日でした。

15時からの「読むロバの会」は参加者2名。
それぞれに読んでおられたのは…
真山知幸『「神回答」大全 人生のピンチを乗り切る著名人の最強アンサー100』
ヴァージニア・ウルフ(片山亜紀訳)『月曜か火曜』

『「神回答」大全』を読んでいた方は、「自分の発想にはない考えにふれられるのがおもしろくて、よく名言集を読むんです」とのこと。今日読んだ中では、将棋棋士の羽生善治さんが「豊かな人生とは?」と聞かれたときの回答「後悔が多いこと(後悔が多いということは、選択が多い人生だったということ)」にハッとさせられたそうです。

『月曜か火曜』は、ヴァージニア・ウルフが自ら編んだ短篇集。姉のヴァネッサ・ベルによる版画が、1921年の刊行当時のまま表紙と挿画に使われているそうです。「訳者による注と解説がこんなにある!(本のほぼ半分)」ということで、注って読みますか?(今日の参加者は全員、初めて通して読むときには読まないという人ばかりでした)、長篇なら読み飛ばせても短篇の場合は注がないと理解が難しいものもある気がする、注の分量に訳者の作品に対する愛が表れる!?というような話にもなりました。

わたしは、チョン・セラン(吉川凪訳)『アンダー、サンダー、テンダー』を再読中。来月開催のK-BOOKフェスティバルに、チョン・セランさん(キム・チョヨプさんも!)来日されるそうなので!

18時からは「つまびくロバの会」。
実は、ゼロからスタートのNさんのリクエストもあって、初回から「スタンドバイミー」をキーGで、各自のレベルで練習していたのですが、今日はOさんがベースラインを練習してきたということでみんなで合わせて演奏してみたら、あれ?なんか違うぞ、と。
Oさんのベースライン、原曲と同じキーAだ!
さあ、どうするどうする?
Oさん、キーGでベースラインをとりなおす?
われわれ(主にNさんとヒマールじゅんこ)、キーAで練習しなおす?
キーAだとF#mが難関、なのでキーGで練習してきたわけですが……
いったん、NさんはOさんからカポを借りて、覚えていたキーGの指使いのままキーAで演奏することに成功。
でもでも、いつかは通る道だよね〜、F……新しいコードも覚えたいと思ってたし!
ということで、カポを外してキーAで練習しなおすことに決定!
いやー、思いがけず、よいきっかけになりました。わたしは個人的に、キーやコードがどういうことになっているのか、今日初めて理解できたし!結果オーライ!Oさん、ありがとう!
というわけで、これから参加を考えている方、「スタンドバイミー」はキーAになります。

さて、次の「読むロバの会」は10月25日(金)18時から。
次の「つまびくロバの会」は10月24日(木)18時からです。
どちらもご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。