映画「祝(ほうり)の島」のDVDが発売になりました。
(Amazonでは8月27日発売に向けて予約受付中)
山口県上関町祝島(いわいしま)の人々の暮らし。
ほとんどの島民の方が29年間にわたって、中国電力の上関原発計画に反対する活動を続けておられますが、この映画は反原発を声高に叫ぶものではありません。
原発に反対する活動や声も、祝島に暮らす人々の日常として、淡々と撮られています。
祝島の方々にそんな日常を29年間も続けさせている自分たちに腹が立つ。
先日、中国電力株主総会の会場にやってきた祝島のおばあさんがテレビで話していました。
「上関原発が今から建設されても、できて動き出すころには私はもう死んどるじゃろうよ。でも、子供や孫や、孫の子供も来てくれる島を残さんといけんのんよ。」
そのとき、映画「祝の島」で観た祝島の美しい風景が私の頭に浮かびました。
同時に、「私にも老後がある」と言って5億円の退職金を受け取った人の顔も。
映画「祝の島」、どうぞご覧になってください。
DVDのほかに、各地で自主上映会も開かれています。