原発都民投票に向けた条例制定を東京都に求める署名集め、今月9日の締切を前に、直接請求に必要な法定数を突破したそうです。(詳しくはこちら)
この署名は、原発に反対の人だけでなく賛成の人も、とにかく「政治家や財界の権力者が勝手に決めるんじゃなく、国民の声をちゃんと反映しろ!」という人々の意思表示。
これで都民投票が実施されるかどうかはともかく、「今までみたいに、ほとんどの国民が無関心でおとなしいから好き勝手やっても大丈夫、と思ってたら大間違いだぞ!」というプレッシャーをかけることはできたと思うので、それだけでも意味がある、と私は思います。
そうこうしている間にも、東京電力福島第一原子力発電所・2号機のニュースが……。
圧力容器下部の温度が上昇していて、ホウ酸水を大量に注入した、という。
ホウ酸水を注入するのは、再臨界を防止するため、とのこと。
事故の「収束宣言」が出たばかりの原発で再臨界が起きる可能性があるかもしれない、って、どういうこと!?
「冷温停止状態」なんていう、おかしな表現使ってごまかしておいて、ふざけんなよ!……と、今日はいかる。
冗談じゃないよねホントに。
署名、しましたよー。
で、これを受けて早速、
プライドだけは高くて志の低いどこぞの“気の弱い”知事さんが、「ムリムリ」と案の定の態度。
失笑した次第です。
「原発動かせ必要だ」と、堂々言う人が今日もいて、
胸くそ悪かった。
要するにね。
原発無ければ他のことで先に死ぬでしょ、どうすんの、
石油なんか日本に入らなくなるよ、
火力だってだめでしょ、
復興なんて夢のまた夢だよ、と、
賢者(私にとっては愚者。キチガイ)の正論を訴えられるわけです。
やんなっちゃう。
案の定、言ってましたね〜。
しかし、ああいう反応をするってことは、
もし原発都民投票を実施したら、反対票が上回りそうだ……
と、あの人も感じていて、それを恐れているのかなー。
おっしゃる通りの「一部のセンチメントな行動」であるなら、
多数の冷静な方々が賛成票を投じるでしょうから、
むしろ条例作って実施して、
お墨付きをもらえばいいわけですからね。
それか……あれだな、直接請求そのものに
機嫌が悪くなっているだけなのかな?
庶民に動かされるわけですからねえ。
けっこう屈辱を感じてらっしゃるのかも……。