12月と新年1月の読むロバの会

昨日は12月の「読むロバの会」、今年最後の読書会でした。
参加者は10名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました!

今回は初の試み、いつもの「その月の課題図書を各自で読んできて、その課題図書についておしゃべりする」読書会ではなくて、「各自が今年読んだ中(読書会に限らず)で印象に残っている本を持ち寄って紹介し合う」という読書会をやってみました。
一冊を紹介するにあたり、なぜその本を読んだのか、関心のあるテーマについて綴ったレポート(!)を印刷して準備して来られた方や、「今回は出席できないんだけど」と事前に本と推薦文を店に預けてくださった方、初参加の方もお迎えして、なかなかに盛り上がりました。
ふだんの読書会では、参加者のみなさんが手に入れやすい本を、ということで文庫本化されているものを選ぶことが多く、また最近は「小説以外の本はわりと読むのだけど」という人が多いようなので、小説を積極的に選ぶようにしていることもあり、ある意味ちょっと偏っています。今回は、ふだんの読書会では課題図書に選びにくい本もたくさん登場して、おもしろかったです。
来年の12月もこういうかたちでやってみよう!ということになったので、私も来年こそは読書日記をつけるぞ!と思っています。

持ち寄られた本はこちら!

「沈黙」遠藤周作(新潮文庫)
「銀河英雄伝説」田中芳樹(トクマノベルズ、創元SF文庫)
「藪の中」芥川龍之介(文鳥文庫)
「AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語」デーヴィッド・マークス(DU BOOKS)
「すべての雑貨」三品輝起(夏葉社)
「死刑」森達也(角川文庫)
「ギュレギュレ!」「空で出会ったふしぎな人たち」斉藤洋(偕成社)
「触れることの科学 なぜ感じるのか、どう感じるのか」デイヴィット・J・リンデン(河出書房新社)
「方丈記」鴨長明
「反知性主義:アメリカが産んだ「熱病」の正体」森本あんり(新潮選書)
「マクベス」シェイクスピア
「鷹の井戸」イエーツ
「まどから おくりもの」五味太郎(偕成社)
「千年の翼 百年の夢」谷口ジロー(小学館)

年末年始のお休みに一冊、いかがでしょう?

さて次回、新年1月の「読むロバの会」は、通常バージョンで開催します。

日時:2018年1月30日(火)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「笑う子規」正岡子規、天野祐吉、南伸坊(ちくま文庫)

「読むロバの会」は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書を各自であらかじめ読んできて、その本についておしゃべりしています。課題図書を少しでも読んできた方なら、どなたでもご参加いただけます。喫茶1ドリンクのご注文をお願いしていますが、ご予約・参加費は不要です。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

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