今日、7月14日は「フランス革命記念日」。
大会12日目を迎えた「ツール・ド・フランス」では、この記念すべき日に勝利をあげようと、フランス人選手たちが意気込みをみせています(ただいま、レースの生中継を観ながらブログをアップ中)。
連日、5〜6時間も走り続けなければならない厳しいコースと、暑さや悪天候、体の不調に苦しめられている選手たち。(転倒して骨折してもなおレースを続けている選手も!)
苦しいのはレース中だけではありません。
選手のtwitterを読んでみると、「ホテルにエアコンがない!」「暑くて眠れない!」というつぶやきが多数!
アメリカの「チーム・レディオシャック」に所属するクレーデン選手のtwitterは、ここ数日“つぶやき”ならぬ、宿泊先に関する“ぼやき”だらけ……。
曰く……
「ホテルの部屋にエアコンがない。窓を開けたらハイウェイで、うるさくて眠れない」
「ディナーが終わっても、誰も部屋に帰ろうとしない。食堂は涼しいから!」
「出発時間はまだだけど、もうバスに乗っている。涼しいから!」
「今日のホテルの部屋。残念ながらジョークじゃない。(2段ベッドの写真付き)」
「僕は上の段だから明るくてよかった(2段ベッド下段の薄暗い中で、iPhoneをいじっているチームメイトの写真付き)」
フランス全土を移動しながら行われるレースなので、地方の田舎町ではエアコンがないホテルも珍しくはなく(本来、昼間は30℃あっても湿度は低いし、夜は涼しいので不要なのだそう。今年は特別に暑いみたい)、仕方ないようですが……。
こんなに過酷なレースを毎日走っているのに!世界のトッププロ選手たちなのに!
せめて夜くらい、快適な部屋でゆっくり休ませてあげてー!!!
「今、朝の7時。ドーピングコントロールに起こされた」なんていうつぶやきも……(自転車ロードレースのドーピング検査は、真夜中だろうが早朝だろうが、家族と休暇を過ごしているリゾートホテルだろうが、クリスマスのディナー中だろうが、抜き打ちで検査官が来ることで有名)。
自転車ロードレースの選手って、本当にたいへん。
3日連続の出店くらい、弱音を吐かずにがんばろう。