ちょうど一年前のきょうは、広島のOTIS!へリクオさんのライヴを観に行ったんだったなあと思い出す。一年よりもっと、むかしのことみたいに感じる。
3月にリクオさんのライヴをやることになっていたので、そのフライヤーを配らせてもらって、そこから何人もの人が3月のウチでのライヴも観に来てくださって、一緒に居酒屋で打ち上げもして、たのしかった。
それ以降、ライヴは観れていないし、やれていない。
配信でたくさんのライヴが観れるようになったことはすごく嬉しい。
いままで近くでライヴがなくて、なかなか観られる機会がなかった人のライヴも、配信で初めて観ることができた。世界中が同じ状況だから、海外のミュージシャンのライヴだって観れちゃう。すごい!サイコーだ!!
だけど、配信と生で観るライヴは、当然だけどやっぱり違う。
ライヴを観に行きにくい状況が続けば続くほど、配信を観られる喜びに、ライヴに行けないモヤモヤが覆いかぶさるようになってきた。
配信とライヴは別物。配信はライヴの代わりにはなれない。
いろんなミュージシャンが、いろんな試行錯誤をしながら配信をしている。
そんな中で最近、おー!これは、たのしいぞ!と観る前から直感したのが、ヒライマサヤさん(マーガレットズロース・The Old & Moderns・平井正也バンド・プリーズ!)の「ヒライ音楽記録室」という企画。
毎月1回の配信とソングブックの発行がセットになっている。配信はツイキャスで誰でも観られて、ソングブックを1口500円からの投げ銭で購入する。
このソングブックが昨日届いたのだけど、素晴らしいです! 配信で演奏した曲の、歌詞とコード譜、それを見て演奏する人のために「演奏のポイント」、その曲に関するエピソード、写真もたくさん入っている。すごくよくできていて、ギター超初心者のわたしも、すぐに弾いて歌ってみたくなる。1口500円で購入してしまったけれど、来月は2口以上にします!
楽譜を見ないでうたいたいから楽譜がない曲も多いというヒライさん。
最近、曲を覚えておけなくなってきているのだそう。
そういう話を聞くと、ソングブックには歌詞とコード譜が収録されているので口伝ではないのだけれど、伝承歌のようにわたしがこれを弾いて歌えるようになって広くのちのちまで伝えていかなくては!と、なぜか使命感すらおぼえてしまう。わたしのほうが年上なのを忘れ……。
今月から始まった企画で、初回の配信はこちら。ソングブックの購入はこちら。
初回は「ぼくのためのうた」というテーマで選曲されていて、わたしは初めて聴く曲もありました。次回はどんな曲が聴けるのかなー。
次の配信は2月2日(火)20時〜(毎月第一火曜に配信予定)。
ヒライマサヤさんのツイキャスをチェックしてくださいね。おすすめ!