眼科に行ったり車を点検に出したり書店さんへ顔を出したりしながら、建物の隅っこや車の中で、いまつくっている本の著者、イラストレーターさんとスマホで打ち合わせ。
今更だけど、新しい仕事のかたちだよなあ、としみじみ。
その著者の人はミュージシャンでいまはツアー先の長野、イラストレーターさんは京都、われわれは岩国。
ばらばらに離れた場所にいてもいっしょに本がつくれている、っていうのも、いまやわりとふつうな感じになっている。インターネットとモバイル端末の普及のおかげで。
技術の進歩はこうして良くも悪くもさまざまに生活に影響して世の中を変えていくのだなあ、なんてことを思う。
そういえば、ヒマールとしては国内にいる人だけで一冊の本をつくるのは、3冊目にして初なのでした。
だから、京都や広島で、いっしょにゲラを見ながら打ち合わせしたとき、妙に緊張したというか、新鮮な感じがしたのだな。