読むロバの会の日

でした。
お出かけ日和の日曜日。
店内で静かに本を読むことを選ばれた参加者は2名。

それぞれに読んでおられたのは…
津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』
吉川英治『三国志(八)』

前回わたしも読んだ『ディス・イズ・ザ・デイ』。わたしは文庫本ですが、持ってこられたのは単行本。「読んでいるのを見たら、読みたくなって!」と。
津村記久子さんの小説を大切にしているので全部読み終えてしまわないように(!)とっておくようにしているそうで、この単行本も買ってずっと読まずにとっていたそうですが、「読み始めてしまったから、読んでしまいそう!」と嬉しそうでもあり寂しそうでもあるようすが、なんとも、いいなあと思いました。

『三国志』、ついに読了されましたよ!がんばりましたねー!

わたしは、ハン・ガン(きむ・ふな/斎藤真理子訳)『引き出しに夕方をしまっておいた』を。
ハン・ガンさんの、小説ではなく詩集です。
ちょうど昨日、大学4年の姪が、この本をもとに卒業制作の準備をしていると話してくれたので、ほほう!と思って読んでみました。
ゆっくりゆっくり、途中まで読んで、あとがきにかえて収録されているきむさんと斎藤さんの対談を先に読みました。韓国と日本の詩をめぐる背景の違い、とても興味深いです。

次の読むロバの会(読書会)は、6/10(土)15時から16時ごろまで。
週末の予定はお天気次第かもしれませんが、ご予約不要ですので、気が向いたらお気軽にいらしてください。

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