2025.2/28(金)

15時から、読むロバの会(読書会)をやりました。
参加者は1名。
読んでおられたのは、金井美恵子『小春日和:インディアンサマー』。
前回に続いての金井美恵子作品。「描かれている時代がまさにドンピシャの世代」「久しぶりに “ スノッブ ” なんていう言葉をきいた!」と。
ちなみに、今日読んでおられたのは河出書房新社で文庫化されたものですが、前回読んでおられた『文章教室』は当時の福武書店から出版された単行本で、現在では考えられない誤字がかなりあった、とのこと。たとえば「恋愛」が「変愛」になっているのは、「写植印刷の時代ならではの誤字だねえ」「いや、『文章教室』の内容からすると、もしかして、わざと?とも思ってしまうけど……それはないか!」などとおしゃべり。

わたしは、森本あんり『キリスト教でたどるアメリカ史』を。
『スヌーピーがいたアメリカ 「ピーナッツ」で読みとく現代史』からの流れで読み始めました。
読みながら、映画やドラマ、小説や歌詞(わたしの場合、とりわけアンディ・アーヴァインのうたの歌詞)で見聞きしたことのある断片が、「この時代に、こういうつながりで起きていたことなのか!」と繋がっていく感覚があり、おもしろいです。
自分自身はどの宗教にもまったく深く関わらずに生きてきたけれど、世界で起きている多くの争いや問題の根本に宗教の対立があることは事実なので、知りたいなとは思います。
「高校時代、世界史は幅広すぎて、ばらばらに暗記するだけで全然世界がつながらなかったけど」「今なら、おもしろく勉強できそう」などと、またおしゃべり。

次回は、3月8日(土)18時からやります。
読むロバの会は、各自でただ黙って本を読む、読書空間と読書時間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本をお互いに紹介し合っています。
週1回のペースで、15時からの日と18時からの日がありますので、ご都合のよいときにご参加ください。
ご予約は不要、読みたいを本を持って(店頭での購入大歓迎!)気軽にいらしてくださいね。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。

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