2024.11/17(日)

月に一度(とはいえ2回目)の「アイリッシュなロバの会(アイルランド音楽を演奏してたのしむ会)」の日でした。
ティンホイッスル3人
マンドリン1人
ブズーキ1人
コンサーティーナ1人、に加えて……
なんとびっくり!飛び入りでスペシャルゲスト!!
広島を拠点に活動されているヴォーカリストのサイファー斗亜さんがフィドルとバンジョーで、そしてベーシストのJason Sypherさんがコントラバスで、参加してくださり!(つないでくださった松井ゆみ子さん、ありがとうございますー!)
2回目にしていきなり豪華でにぎやかな会になりました!

斗亜さんは広島ヲルガン座でアイリッシュセッション部を開いておられることもあり、練習をリードしてくださったり参加者からの質問に答えてくださったり、指導できる人が誰もいないヒマールの会には本当にありがたくて楽しくて!
Jasonさんはニューヨークを拠点に活動されていて、Lunasa/ルナサ(!)のツアーに参加されたりもしているベーシストなので、ヒマールの超初心者ばかりの会で一緒に演奏させてもらうなんて本来ならありえなくて!(Jasonさんのベース、めちゃくちゃいい音がして、うっとりしました〜)
おふたりともとっても気さくに、ご自分のフィドルやバンジョーやコントラバスをみんなに弾かせてくださったりたりもして!
すごく楽しくて有意義な会でした!!

今日は、1回目に練習した「ダウン・バイ・ザ・サリーガーデン」を一度合わせてから、今日の課題曲「Kesh Jig/ケッシュ・ジグ」をゆっくりなテンポで繰り返し、最後にちょっと早めのテンポにもチャレンジしました。
人数が増えて音が増えると、セシューンっぽくなって楽しさが増しますね!

次回は12月22日(日)15時からやります。
12月なのでクリスマスの曲を、とリクエストしてくださった方がいて、アイリッシュのトラッドではないのですが、「Little Drummer Boy」をやってみます(サリーガーデンとケッシュジグも引き続き)。

「アイリッシュなロバの会」は、アイルランドの伝統音楽(トラッド)を毎回ひとつかふたつ、知って、覚えて、いっしょに演奏してみる会です。
ティンホイッスル、フルート、フィドル(ヴァイオリン)、ブズーキ、マンドリン、ギター、バンジョー、コンサーティーナなど、セシューン(アイリッシュのセッション)で演奏される楽器を各自でご用意のうえご参加ください。
ご予約なしでも参加できますが、参加前にご連絡いただけたら、次の回の練習曲を先に聴いておいていただけるようにお伝えします(メール info@himaar.com またはSNSのDMでどうぞ)。
参加費のかわりに、1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いします。

アイルランドの伝統音楽に初めてふれる人も大好きな人も、楽器の演奏に慣れている人も初心者も、いっしょにたのしく演奏しましょう。

2024.11/14(木)

15時から読むロバの会(読書会)、18時からつまびくロバの会(ギター練習会)、ダブルヘッダーの日でした。

まずは、読むロバの会。
参加者は1名。
読んでおられたのは、獅子文六『断髪女中』。副題に『ー獅子文六短篇集 モダンガール篇』とあり、女性が活躍する作品を集めた短篇集とのこと。「病院の待ち時間に、短く区切って読みやすく、読んでいてたのしい気分になるものをと思って」選ばれたそう。「モダンボーイ篇」もあわせて購入されたそうです。

わたしは、入荷したばかりのチョン・セラン(すんみ訳)『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』を。今日の時間で半分ほど読みましたが、もうね、大好きです!すごくいい!ショートショートと詩を中心とした作品集ですが、チョン・セランの魅力がぜーんぶ詰まっている感じ。とはいえ、これは、チョン・セラン作品を初めて読む人よりも、すでにいくつか読んだ人におすすめしたい!(初めての人には、初めての人にこそ、私は長篇・中篇をおすすめしたいので!)それぞれの作品のあとにつけ加えられている著者コメントがまた良いです!

次の読むロバの会は再来週、11月27日(水)15時からやります(来週は特別企画「耳で読むロバの会」になります)。K-BOOKフェア期間中なので、よかったらK-BOOKを読んでみませんか? ジャンルもいろいろ、たくさん店頭にご用意してお待ちしています。フェア期間中はご購入特典もありますので、ぜひ!

続いて、つまびくロバの会。
Nさん、Cさん、ヒマールじゅんこ、ヒマールふみとしの4人で練習。
今日から、(Nさんとヒマールじゅんこにとっては)初めてのコードがたくさん出てくる曲の練習を開始。ほぼ1小節ごとにコードが変わるのでなかなか大変。がんばろうー。
途中、「ギター練習会、気になってます!」とおっしゃっていたHさんが見学に来られて、来週から参加することに決定!その場でギターを注文しました(笑)。

次のつまびくロバの会はまた来週、11月21日(木)18時からやります。
初心者を中心にしたギター練習会です。上級者は初心者をあたたかく見守りサポートしてあげてください。

あ、今日、webサイト「好書好日」に、ハン・ガン作品を紹介する記事がアップされました。
私は『少年が来る』を紹介しています。
ぜひ読んでくださいー
https://book.asahi.com/article/15504678

2024.11/8(金)

18時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、イーディス・ウォートン(柴田元幸訳)『ウォートン怪談集』。
3つの怪談短篇がおさめられた一冊で、今日の読書時間では2つめの途中まで読んだそう。「1つめは、いわゆる幽霊屋敷のお話なんだけど、何回も繰り返し読んで味わいたいと思った」とのこと。2つめのお話では雪が降っているそうで、「寒いところのお話だし、怪談だしで、今日はただでさえ寒いのがますます寒くなった」そうです。

わたしは、内澤旬子『私はヤギになりたい ヤギ飼い十二カ月』を。
読んでいたらヤギの習性やヤギ飼いの暮らしだけじゃなく、植物(とりわけ雑草)のことにも詳しくなりそう。ヤギには3種類以上の雑草を食べさせるようにしてるのに、自分はキャベツをのせたインスタントラーメンを食べてたりする内澤さん。今日の読書時間では4月から始まって6月までしか読めていませんが、めちゃくちゃおもしろいです!内澤さんが描くヤギや植物のイラストがカラーで載っているのも嬉しい!

さて、次の読むロバの会は11月14日(木)15時からやります。
各自で読みたい本をただ黙って読み、読んでいた本を紹介し合う、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
ご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
1時間フルじゃなく30分でも15分でも構いませんので、本を読む時間をつくりたい方、どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.11/7(木)

18時から、つまびくロバの会(ギター練習会)をやりました。
参加者はNさん、Oさん、Cさん、そしてヒマール2人。
大体は、各自で練習したい弾き方やコードなどを練習しつつ、途中で何度が合奏してみる……といった感じでやっているのですが、参加人数も増えてきて、各自練習でも合奏でも自分のギターの音が聞こえにくい(ちゃんとコードが弾けてるかわからない)状況になってきたので、今日は試しに、順番に一人ずつでも弾いてみました!ちょっとした発表会のようで、これだけの人数でも緊張しました〜
わたしが一番手に弾いたのですが、Bmが苦手でうまく弾けず、そうすると二番目以降、なぜか全員、弾けるはずの人までBmでつまずいて、「Bmの呪い」が発動してしまいました(苦笑)。

次回はまた来週の木曜日、11月14日(木)18時からやります。
参加ご希望の方はギター持参でいらしてください。
ご予約不要ですが、事前にご連絡いただけたら練習している曲をお伝えして準備してきてもらうことができるので、よろしければご一報ください。
お気軽にどうぞ〜

2024.10/31(木)

木曜の夜は毎週恒例になりつつある「つまびくロバの会(ギター練習会)」。
毎週着実に弾けるようになっていっているダースベイダー・Nさん(ハッピー・ハロウィン!笑)。
20年ぶりにギターを引っ張り出してみたけど弾けた!(ギターの状態も自分の状態も)とエレキで初参加のCさん。
Bmが入るとやっぱり前後があたふたしてしまうヒマールじゅんこ。
誰も歌わないので毎回ひとりでボーカルも担当しているヒマールふみとし。
以上の4人で新曲を練習していたところへ、ベースを抱えたTさん登場。
前回まで練習していた曲と今日からの新曲、どちらもTさんのベース入りで、みんなで合わせてみました。
ベースが入るとまた一段と楽しいです!!

次回はまた来週、11月7日(木)18時からやります。
つまびくロバの会は、初心者を中心としたギター練習会です。
上級者には初心者をやさしく見守っていただいてます。
ご予約不要ですが、いま練習曲を先に知りたい方は店頭・電話・メールなどで店員におたずねください。
ギターは各自でご持参ください。
参加費の代わりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/30(水)

15時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、カイ・チェン・トム(野中モモ訳)『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』。
「タイトルとポップな表紙の絵からなんとなくコミカルな内容を想像していたけど、コミカルさはない」「文章(訳)がとてもよい!」「少女小説を読んできた人は絶対好きなはず!」とのこと。

わたしは、パトリック・マッケイブ(矢口誠訳)『ブッチャー・ボーイ』を。以前にもちょっとだけ読んで、長いことそのままにしてあったので、また最初から読み始めました。アイルランドの小説です。今回は読み終えたいと思っていますが、最近ちょっとヘビーなのが続いて弱っているので、再開は今じゃないほうがよかったかもしれません…

さて、次の読むロバの会は11月8日(金)18時からやります。
読むロバの会は、それぞれに読みたい本を黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
15時からの日と18時からの日があります。
ご予約不要、参加費の代わりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
読書の秋、どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/25(金)

18時から、読むロバの会(読書会)の日でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、『19世紀ロシア奇譚集』(高橋知之訳)。
タイトル通り、19世紀のロシアの複数の作家によるおかしな短篇が集められた一冊。
1つめの収録作品の内容を教えてもらいましたが、いろんな機械を発明してつくるのが好きな貴族がいて、そのことにあまりにもお金を使って家が破綻しそうなのでなんとかやめさせてください、と馬車が壊れて立ち寄った人に主人の説得を頼む執事の話だそうです。主人はもちろんその馬車をなおしてあげるのですが、余計な機械をいっぱいつけて、結局また壊れてしまう、という……。
ほかはそこまで奇天烈な話ではなさそう、とのことですが、ロシア文学だー!という感じがして読みたくなりました。

わたしは、宋恵媛・望月優大著/田川基成写真『密航のち洗濯 ときどき作家』を。12歳で親元を離れて日本統治下の朝鮮半島から日本へ、その後何度か行き来して、アメリカ占領下で渡航が制限されていた終戦直後に朝鮮半島から日本へ密航、クリーニング屋を営み作家でもあった尹紫遠(ユン・ジャウォン)の足跡を辿るノンフィクション。その人の人生はもちろんですが、その背景にある歴史的事実が本当に知らないことばかりで、読みながら「知らなかったー!」を連発しています。山口県、いっぱい出てくるしー。

さて、次の読むロバの会は10月30日(水)15時からやります。
それぞれに読みたい本を黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
15時からの週と、18時からの週があり、ほぼ毎週、曜日を変えてやっています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/24(木)

今日は、つまびくロバの会(ギター練習会)でした。
Nさんとわたくしヒマールじゅんこは、F#mをおさえられるように、きれいに鳴らせるように、ヒマールふみとしによるチェックのもと、徹底的に集中的に練習しました。
センパイたちがお休みだと、われわれ初心者の音しか鳴らないので、ごまかすことができなくて……というか、今まで相当ごまかしてたんだね〜と、二人して早々にぐったり疲れて気づきました。
今日の練習会はホント頑張った。疲れた。おなかへった。

次のつまびくロバの会は、10月31日(木)18時からやります。
初心者を中心にした練習会ですが、やさしくアドバイスしてくださる上級者の参加も大歓迎です。
ギター持参で、お気軽にご参加ください。
参加費のかわりに、1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。

2024.10/17(木)

今日は、「読むロバの会(読書会)」と「つまびくロバの会(ギター練習会)」、ダブルヘッダーの日でした。

15時からの「読むロバの会」は参加者2名。
それぞれに読んでおられたのは…
真山知幸『「神回答」大全 人生のピンチを乗り切る著名人の最強アンサー100』
ヴァージニア・ウルフ(片山亜紀訳)『月曜か火曜』

『「神回答」大全』を読んでいた方は、「自分の発想にはない考えにふれられるのがおもしろくて、よく名言集を読むんです」とのこと。今日読んだ中では、将棋棋士の羽生善治さんが「豊かな人生とは?」と聞かれたときの回答「後悔が多いこと(後悔が多いということは、選択が多い人生だったということ)」にハッとさせられたそうです。

『月曜か火曜』は、ヴァージニア・ウルフが自ら編んだ短篇集。姉のヴァネッサ・ベルによる版画が、1921年の刊行当時のまま表紙と挿画に使われているそうです。「訳者による注と解説がこんなにある!(本のほぼ半分)」ということで、注って読みますか?(今日の参加者は全員、初めて通して読むときには読まないという人ばかりでした)、長篇なら読み飛ばせても短篇の場合は注がないと理解が難しいものもある気がする、注の分量に訳者の作品に対する愛が表れる!?というような話にもなりました。

わたしは、チョン・セラン(吉川凪訳)『アンダー、サンダー、テンダー』を再読中。来月開催のK-BOOKフェスティバルに、チョン・セランさん(キム・チョヨプさんも!)来日されるそうなので!

18時からは「つまびくロバの会」。
実は、ゼロからスタートのNさんのリクエストもあって、初回から「スタンドバイミー」をキーGで、各自のレベルで練習していたのですが、今日はOさんがベースラインを練習してきたということでみんなで合わせて演奏してみたら、あれ?なんか違うぞ、と。
Oさんのベースライン、原曲と同じキーAだ!
さあ、どうするどうする?
Oさん、キーGでベースラインをとりなおす?
われわれ(主にNさんとヒマールじゅんこ)、キーAで練習しなおす?
キーAだとF#mが難関、なのでキーGで練習してきたわけですが……
いったん、NさんはOさんからカポを借りて、覚えていたキーGの指使いのままキーAで演奏することに成功。
でもでも、いつかは通る道だよね〜、F……新しいコードも覚えたいと思ってたし!
ということで、カポを外してキーAで練習しなおすことに決定!
いやー、思いがけず、よいきっかけになりました。わたしは個人的に、キーやコードがどういうことになっているのか、今日初めて理解できたし!結果オーライ!Oさん、ありがとう!
というわけで、これから参加を考えている方、「スタンドバイミー」はキーAになります。

さて、次の「読むロバの会」は10月25日(金)18時から。
次の「つまびくロバの会」は10月24日(木)18時からです。
どちらもご予約不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。
どうぞお気軽にご参加くださいね。

2024.10/13(日)

はじめての、「アイリッシュなロバの会(アイルランド音楽を演奏してたのしむ会)」をやりました。

ティンホイッスル2人。
コンサーティーナ1人。
ブズーキ1人。
以上の4人、プラス見学1人で、初回はベタに「ダウン・バイ・ザ・サリーガーデン」を練習しました。
ティンホイッスルは2人とも、数週間前に初めてティンホイッスルを入手したばかり。
コンサーティーナ(ヒマールじゅんこ)はレパートリー5曲ぐらいの超初心者。
ブズーキ(ヒマールふみとし)も初心者レベル。
ですが、みんなで合わせてみると、ふしぎとそれっぽく(笑)なり、かなりたのしいです!
初心者なりに、曲に合わせて感情をこめて演奏することを意識してみたり、とても有意義なセシューン(セッション)でした!!

見学の方も「たのしかった!」と言ってくださり、参加メンバー増えました!
コンサーティーナをやってみたいそうです(探してます!)。

ティンホイッスルの1人は、今日の午前中フリーマーケットへ行ってみたら、ヴァイオリン教室を閉じられた方が大量のヴァイオリンを格安で出品されていたとかで、このタイミングでヴァイオリンをゲット!
早くもティンホイッスルからフィドルに転向!?するかもしれません!!

次回に向けて、引き続き「サリーガーデン」は各自練習して、さらに次の課題曲として「ケッシュジグ/Kesh Jig」も練習してくることにしました。
毎回1曲ずつ、レパートリーを増やしていく作戦です。

次回は11月17日(日)15時からやります。
「アイリッシュなロバの会」は、アイルランドの伝統音楽(トラッド)を毎回ひとつかふたつ、知って、覚えて、いっしょに演奏してみる会です。
ティンホイッスル、フルート、フィドル(ヴァイオリン)、ブズーキ、マンドリン、ギター、バンジョー、コンサーティーナなど、セシューン(アイリッシュのセッション)で演奏される楽器を各自でご用意のうえご参加ください。
ご予約なしでも参加できますが、参加前にご連絡いただけたら、次の回の練習曲を先に聴いておいていただけるようにお伝えします(メール info@himaar.com でどうぞ)。
参加費のかわりに、1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いします。

アイルランドの伝統音楽に初めてふれる人も大好きな人も、楽器の演奏に慣れている人も初心者も、いっしょにたのしく演奏しましょう。