himaar coffee & crafts(2016年までの店)」カテゴリーアーカイブ

伊東製靴店の受注会、開催中!

8月29日(土)より、伊東製靴店の受注会「ふつうの靴」開催中です!

伊東製靴店1

初日からの2日間は長崎・諌早より伊東さんが在店してくださって、お客さんと直接お話してもらうこともできました。

伊東製靴店2

 

革などを選んでオーダーできるぶん、かなり悩まれる方が多いです。

伊東製靴店3

これだけたくさん試し履きしてもらえるのも、受注会ならでは……なので、みなさんどんどん悩んでください!(笑)

伊東製靴店4

そういう私も悩み中……
こちら↓のモカシンチャッカブーツをオーダーすることに決めたのですが、革、ステッチ、靴ひも、ハトメ、ミッドソール、アウトソールと、選べる自由がたくさんあって……どうしましょう〜!
嬉しい悲鳴、ってやつですか。

伊東製靴店5

受注会は9月6日(日)までやっています。
伊東さんが帰られたあとは、私が受注対応いたします。
しっかり教えてもらいましたので、みなさん遠慮なく質問してくださいねー!

 

8月

8月になりました。
毎日まいにち、暑いです!
今日なんて、外を歩いていると命の危険を感じるほど、暑いです!!
ヤバイほど、暑いです!!!

そんな中、お出かけくださるお客様。
本当にありがたいです。
どうぞゆっくりしっかり、涼んでいっていただければと思います。

8月はまとまった夏休みをとらず、毎週月曜の定休に毎週火曜もお休みをいただいて、週休2日で営業いたします。
毎年お盆に夏休みをとっていましたが、「お盆に帰省したとき行ってみたかったのにー」と思われていた方、今年はやってます。
お待ちしております。

7月と8月の読むロバの会

一昨日、7月24日(金)は7月の読むロバの会(読書会)でした。
課題図書は「教科書で出会った名詩100/新潮文庫」。
参加者は6名。

今回は、いつものように読んできた課題図書についておしゃべりするだけではなくて、この本に載っている中から好きな詩を一篇ずつ朗読しあう、という試みをやってみました!
みなさん、ちょっと照れくさかったみたいですけど、それぞれとってもいい感じで朗読してくださいました。
聴く方は、文字を目で追わないように本を閉じて、耳だけで鑑賞することに。
これがとてもよかったー。
文字で読むのと違った味わいがありますね。

「教科書で〜」とタイトルにもあるように、教科書で読んだことがあるような有名な詩がたくさん掲載されているわけですが、おそらくは教科書の年代に幅があり、参加者の年代にも幅があるので、それぞれの人にとって懐かしい詩があり、初めて読む詩もたくさんありました。
ずっと、課題図書で詩を取り上げたいと思っていて今回初めて取り上げたのですが、まずはいろんな人の詩が読める一冊にしたこと、なかなかよかったと思います。
おしゃべりも盛り上がりました!

さて、次回8月の「読むロバの会」は……

日時:8月27日(木)18:00〜
課題図書:野火/大岡昇平(新潮文庫)

昨年の「黒い雨/井伏鱒二」に続いて8月は戦争文学を読みます。
野火はこの夏、塚本晋也監督の映画も公開されているので、原作とあわせて映画を観るのもいいですね。

読むロバの会は、喫茶1ドリンクのご注文でご予約不要でご参加いただけますので、ぜひー。

ふつうの靴 伊東製靴店の受注会

8月29日から店で始まる展示のお知らせです。

ふつうの靴
伊東製靴店(from 長崎・諫早)の受注会

ほとんどの人にとって、手作りの靴は特別なものだろう。
長崎の伊東さんが作る靴もそう、でも同時に、すごくふつう。
当たり前のことをきちんとされている。気負いがない。
だからこちらも気負いなく、ふつうに履ける。
そのふつうが特別だ、と思う。
いいなと思われたら、まずは試し履きを。
足型が合えば、ラッキーです。

ふつうの靴写真面

ふつうの靴宛名面

会期:8月29日(土)〜9月6日(日) ※8月31日(月)休み
作家在店日:8月29日(土)、30日(日)

・伊東製靴店のカジュアルラインの受注会です(レディース7種類、メンズ1種類の予定)。豊富な見本からお好みの革・ソールの種類・ステッチの色・靴ひもなどを選んでオーダーいただける「カスタムオーダー」です。サイズはサンプルを試し履きしていただき、既成の0.5cm刻みでご指定ください(足型をとって木型から制作する「フルオーダー」ではありません)。
・作家在店日以外はhimaar 店員による受注対応となります。
・ご注文品のお渡しは12月の予定。代金はご注文時に先払いでお願いいたします。

ただいま店頭で、レディースの1種類を販売中です。
白とブルーのみですが、こちらはサイズが合えば、その場でお求めいただけます。
どうぞご覧ください。

みのむしさんのおかげさまです!

版画工房みのむしさんが、3周年のお祝いに、と!

憧れの名入れ鉛筆!
なんと、鉛筆を入れられる大きさの、版画工房みのむし特製の袋まで!!

おかげさまで1

おかげさまで2

カンゲキーーーーー!!!!!
なんちゅうサプライズでしょう!
みのむしさん、ありがとう〜!

……ん!? こういうのって、ホントは私たちが作って、みのむしさんたちにお配りするもの、なのでは?
なんだか逆のような気がするな〜(苦笑)

なんにもしないで、のんびり旅行なんか行っちゃって、ホントごめんなさいー!

6月と7月の読むロバの会

昨日は6月の「読むロバの会」でした。
参加者は6名。
初参加の方も1名、いらっしゃいました。

6月の課題図書は「見えない都市/イタロ・カルヴィーノ」。
個人的になかなか読み進まない本だったので、お世話係の二宮さんとも「今回は最後まで読めなかった人が多いかもしれないね〜」と予想していたのですが、なんと、全員読了!
おもしろかったという人がかなりいて、中には半日で読み終えてしまったという人も!

ファンタジーとして読んだ人、都市論として読んだ人、皇帝・フビライ汗のような人物の立場に思いを巡らせたり、現実と記憶について話が及んだり。
今回もおしゃべりが弾み、あまり入り込めないなあ……と思いながら読んだ私も、ほかの人の話を聞いているうちに再読したくなってくるのですから、ホント、読書会っておもしろい!

さて、次回、7月の読むロバの会は……

日時:7月24日(金)18:00〜(1時間程度)
課題図書:教科書で出会った名詩一〇〇(新潮文庫)

7月は初めて、詩を読みます。
初めての試みとして、課題図書の中から一人一篇ずつ詩を朗読し合うことにしました。
好きな詩、思い出の詩、よくわからなかった詩など、理由はなんでも結構ですので、自分が朗読する詩を一篇、決めてからいらしてくださいね。

「読むロバの会」は月に一度開いている読書会です。
課題図書を読んできた方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。

 

3周年の御礼と休みのお知らせ

「今日のヒマール」をいつも読んでくださり、ありがとうございます。

ヒマールの店、himaar coffee & craftsは、今月で開店から3周年を迎えます。

いつも思っていることではありますが、こうして店を続けていけるのは、
店に通ってくださるお客様と、
協力してくださるつくり手のみなさんと、
いつもそばで、また遠くからも、店のこと、私たち夫婦のことを気にかけてくれている方たちのおかげです。
心から感謝しています。
ありがとうございます。

まだ3年ですので、店としてはヒヨッコに毛が生えたくらいの駆け出しですが、
振り返ってみると、手前味噌ながらなかなかどうして、よくやってるんじゃないかと思います。
これからもこの調子で(老化に負けず!)やっていく所存です。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
ほっと一息つける場所、日々にちょっとした楽しみを届ける店であり続けたいと思っております。

さて、4年目を始める前に、ちょっと長い休みをいただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご了承くださいませ。

《臨時休業》6月8日(月)〜22日(月)

 

5月の読むロバの会

昨日は5月の「読むロバの会」でした。
参加者は6名。
課題図書は「三四郎/夏目漱石」。

「あわいねえ」「青春ですね」といった感想から、「三四郎はどうすればよかったんだろうね?」「素直な好青年だけど、同い年の女性からみると…どうなのかねえ」といった恋のアドバイス(余計なお世話!?)まで、たのしくおしゃべりしました。

そして、文豪といわれる人の文章はやはりうまい!リズムがある!読みやすい!と、あらためて感じた人が多かったようです。
名作は何度読み返しても、いつ読んでも、おもしろいし、新たな発見があるものですね。

さて次回、6月の「読むロバの会」は…
日時:6月29日(金)18:00〜(1時間程度)
課題図書:見えない都市/イタロ・カルヴィーノ(河出文庫)

初めてのイタリア文学です。
かなり癖がある、というか、読みにくい(三四郎にくらべると・笑)、というか、苦戦する人が多そうな予感がしていますが…
チャレンジしてみましょう!

*「読むロバの会」は月に一度開催している読書会です。
毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その本について気軽におしゃべりしています。
喫茶1ドリンクのご注文で、ご予約不要でご参加いただけます。

コーヒーと一冊

ミシマ社から、「コーヒーと一冊」と題したシリーズが創刊されました!

コーヒーをのんびり飲む間に読めてしまうくらいのボリューム
“片手にコーヒー、片手に本”というスタイルにしっくりくる、喫茶店にも持って出かけやすい、程よい薄さと軽さ
そのときの気分で選べるさまざまな種類の“面白さ”を、半年ごとに三冊同時刊行

このシリーズに込められた大きな志と願い、特設サイトでぜひご覧いただきたいのですが、ちょっとだけここに書くと…

かつての読み好き、カムバック
時間がなくてなかなか一冊読めない…という方、そんな感じでだんだん本から遠のいてしまっている…という方、いらっしゃると思います。
「コーヒーと一冊」で、一冊を読み切る!という喜びをふたたび!!
本を読むのが苦手…という方にも、読み切る喜びを体感してもらうのにうってつけの本だと思います。

これからの書き手の方々へ
シリーズ創刊で今回同時に出た三冊は、すべて新人の書き手の方によるもの。
新人に限定したレーベルではないけれど、これから活躍していってもらいたい書き手が一歩目、二歩目を踏み出す場として積極的でありたい、とのこと。
素晴らしい!
新しい書き手に出会えるのは、読者にとっても嬉しいことですもんね。

本屋さんに元気を
「コーヒーと一冊」は、すべて買い切り、受注発送はミシマ社の京都オフィスのみでおこなう、というしくみで販売されます。
こうすることで、書店に、通常の取引のおよそ倍の利益が入るようにする、とのこと(“通常の取引”というものについては、ミシマ社から出ている「善き書店員」、早川義夫さん著の「ぼくは本屋のおじさん」などを読んでみてください!)。
ウチはふだんから買い切りなので、しくみとしては変わらないのですが、ふだんより少ない冊数でも注文できて、利益も少し増えます。とてもありがたい。

……というわけで、当店では、この利益をお客さんに還元しよう!という気持ちに、このシリーズを広めたい!もっと本が買って読まれる世の中に!という気持ちをプラスして、『買ってスグ読むセット 喫茶180円引』というサービスを実施中!
「コーヒーと一冊」シリーズを買って喫茶スペースですぐ読みます、という方に、喫茶のご注文を180円引きでご提供します。
我ながら太っ腹!です。

そもそも、今回発刊された三冊は、ミシマ社のウェブマガジン「みんなのミシマガジン」に連載されたものがベースとなっています。
つまり、読みたければ、ネット上でほぼ読めるのです、無料で。
でも、画面上で読むのと、紙に印刷されたものを読むのとでは、まったく違うんです!私の実感に基づいて、ホントです!!

さらに言うと、ウチは、この「みんなのミシマガジン」を応援するミシマガサポーターになっているので、特典として毎月「みんなのミシマガジン」の“紙版”というものを送っていただいてます。
紙や印刷や装丁もすごく凝っていて、それを触って眺めているだけでも楽しい冊子、というか、雑誌、というか、紙版なんですが、喫茶スペースに置いていますので、喫茶をご利用のお客さんも、バックナンバーをたどっていけば今回の三冊の連載をある程度読むことができます。
でも、バックナンバーから探しながら読むのと、一冊丸ごと片手に持ったまま読むのとでは、そりゃあ違います!読んでる感・読んだ感が!!

やっぱり本って面白い!一人でも多くの方に、この面白さを感じていただけますように!!

 

森森 shin-shin最終日

長束晃写真展「森森 shin-shin」、終了いたしました。

会期中ご来店くださったみなさま、ありがとうございました!

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写真好きな方は日頃からギャラリーや展示会へ出かけられることも多いと思うのですが、そうではない方にもぜひご覧いただきたいと思っていたので、お仕事帰りや昼休みにちょっと、またお買い物にいらしてたまたま…といった感じで観ていただくことができてよかったです。

今回撮影された森が地元岩国市内の、気軽に行ける山だと知って、身近なところでこんな美しい写真が撮れるのか、こんな美しい風景があるのか、と驚き、行ってみます、とおっしゃる方が多かったことも嬉しかったです。

長束さん、霧の森に連れて行ってくれて、ありがとうございました!

音楽でご協力いただいた木太聡さん、Aurora Acousticさんも、ありがとうございました!

「森森 shin-shin」図録は、店頭にて引き続き販売いたします。
通信販売をご希望の方は、長束さんが運営されているPEGのサイトからまもなくご購入いただけるようになります。
展示にいらっしゃれなかった方も、ぜひ「森森」の森へ。