日々の雑記」カテゴリーアーカイブ

2022.10.1

眼科に行ったり車を点検に出したり書店さんへ顔を出したりしながら、建物の隅っこや車の中で、いまつくっている本の著者、イラストレーターさんとスマホで打ち合わせ。
今更だけど、新しい仕事のかたちだよなあ、としみじみ。

その著者の人はミュージシャンでいまはツアー先の長野、イラストレーターさんは京都、われわれは岩国。
ばらばらに離れた場所にいてもいっしょに本がつくれている、っていうのも、いまやわりとふつうな感じになっている。インターネットとモバイル端末の普及のおかげで。
技術の進歩はこうして良くも悪くもさまざまに生活に影響して世の中を変えていくのだなあ、なんてことを思う。

そういえば、ヒマールとしては国内にいる人だけで一冊の本をつくるのは、3冊目にして初なのでした。
だから、京都や広島で、いっしょにゲラを見ながら打ち合わせしたとき、妙に緊張したというか、新鮮な感じがしたのだな。

2022.9.30

1日に4回、1回につき3〜4本の目薬を5分おきにさす、という日々。
目薬をあまりさしたことがないので、ちゃんとさせているのかどうか(目に入っているのかどうか)自信がない。
そして、さそうとして天井を見上げるたびに「天井から目薬」という言葉が頭に浮かんでいたのだけれど、「2階から目薬」だった、と今日気づく。

2階からは無理。

2022.9.28

このところ老眼がだいぶ進んだような気がして、念のために眼科を受診。
生まれて40年以上、眼鏡とは無縁の生活を送ってきたので眼科にもほぼ縁がなく、老眼鏡をつくるときも眼科で診てもらわなかったので、たぶん25年ぶりくらい? ライブハウスで折れたドラムのスティックが飛んできて目に当たったとき以来の受診でした(苦笑)。

新しい老眼鏡をつくるために視力をはかってもらう、くらいのつもりが、検査でわりと深刻な問題がみつかり、急ぎレーザー手術を受けることに! びっくりした。
自覚症状がなかったので、自分の目がそんなことになっていたとはまったく気づかず。びっくりした。
手術はどきどきしたけど(といっても外来で短時間ですむものです)、たいへんなことになる前に自分の目の状態がわかってよかった。

定期的な検査って大事ですね、と、あらためて。
あんまり病院に行きたくない状況が続いていたのでしばらく健康診断も受けていないけど、この秋は行こうと思います。
不調がみつかる秋になるかもしれない……。

しばらくは目薬を5種類もささなければならないのです。
5分以上あけてさして、と薬剤師さんに言われたので、目薬さすだけで20分かかるね(笑)。


2022.9.27

国葬には反対です。

弔意を押しつけないでほしい。

いま優先して税金を使うべきことは、ほかにいくらでもあります。

悼む人たちを非難する気はまったくありません。それも自由で、それぞれですから。
ただ思うのは、心から悼む人にとって「弔問外交」だなんていう言葉は、それこそ侮辱、冒涜ではないですか?

どの立場からみても許されないことだと思います。

2022.9.25

およそ1年後、2023年の10月から、いわゆる「インボイス制度」というものが始まります。
これ、よくわからないまま始めてしまいたい人たちの思惑がたぶんあったり、自分には関係ないと思っている人たちが多かったりすることで、一体どういうものなのか、どんな影響があるのか、ちゃんと理解している人がものすごく少ない、と感じています。
私自身、自分で積極的に調べて勉強して、ようやく、こういうことかな? こういう状況になったらこうすればいいのかな? というのがわかってきた気がするレベル。これを読めばオッケー!というものは見つけられていません。税理士の肩書を持つ人のサイトでも、ん? と思う記述があったりするので注意が必要です。
そんなことでいいのかよ、と思うけど、税制って、わりとそんな感じだったりするのをこれまでの確定申告などでも感じてきているので(解釈の問題なのかな)、そんなもんなのでしょう。

インボイス制度には反対なので、これからも廃止を求めていきつつ、並行して、始まったらどうするのかも考えておかなくてはいけません。
なんで反対なのか、始まったらどうするのかは、またちゃんとお知らせしようと思っています。お客さん、卸先、仕入先、相手がいる話ですのでね。

ひとまず、ヒマールの仕入先で、「インボイスってどうしたらいいの?」と悩んでいる人がおられたら、慌てて登録しなくてもいいですよー、ということを、以下のサイトとあわせてお伝えしておきます。
難しそうだけどゆっくり読んだらそうでもないと思うので、時間かけて読んでみてくださいね。
https://www.jftc.go.jp/dk/guideline/unyoukijun/invoice_qanda.html

2022.9.22

新しい問屋にオンラインで取引申請をしていて、業種を選択させるタブに「服飾雑貨小売」「食品小売」「生活雑貨小売」「総合小売」などと出てきたので、「総合小売」を選んだら、さらに詳しく選択させるタブに「スーパー」「百貨店」「コンビニ」と出てきて、あ、違ったのね……と。
服飾雑貨も食品も生活雑貨も、文具もレコードも本もあるんですけど、「総合小売」なんですけど、と思いながら、仕方なく「生活雑貨小売」を選択。
いっそ「百貨店」と言い張ってしまえばよかったか?
ヒマール百貨店。だいぶ好みには偏りのある百貨店だ(笑)。

仕入先から「値上げのお知らせ」が来続けていて、そろそろ、これはもう仕入れられないなーと判断せざるを得ないものが出てきました。お客さんから見て「この値段じゃ買わない・買えない」と思う人がほとんどだろう、という線を超えた価格に突入してきたので(あくまでも当店の見方ですが)。
20年だか30年だか会社員の平均給与金額が変わっていないと報じられる中で、物価だけがこんなにどんどん上がっていたら、いい加減「買い物を愉しむ」なんてことはできなくなってくるし、すでにそうなりつつあることを実感しているし、ウチみたいな店は成立しなくなってくるなあ、とリアルに考えている昨今。

まだあと少しは買い物を愉しんでもらえるように、いろいろと模索しています。

2022.9.21

午前中、時間に余裕があったので、いい感じのポスターを見かけて気になっていた、ART EXHIBITION IWAKUNIを見に、近所の市民文化会館まで。行ってみたら、それは市美展でした。ポスターって大事だね(笑)。

とはいえ、書の展示がなかなか良くて見ごたえがあり。
市美展や県美展は、母が写真をやっていたので、写真の部は何度か行って見たことがあるのですが、書の部をちゃんと見たのは初めてで、書をたしなむ人って、案外たくさんおられるのだなあ、いいなあ、と思いました。
今日が最終日でなければ、店でお客さんにもおすすめできたのに……もうちょっと早く行ってみればよかった。

午前中から豊かな気持ちになり、お天気もよかったので開店時間までウォーキング。
調子にのって歩いていたら汗だくになり、ギリギリで開店して、オープンからへとへと。
開店直前のウォーキングはやめましょう。

2022.9.20

大きな台風が通り過ぎて、秋がやってきました。
四季のなかでは夏がいちばん好きなので、毎年、秋になるとしばらく寂しい気持ちが続きますが、今年は夏が長くてじゅうぶんに満足しているので、秋を歓迎できそう。

この三連休は台風を警戒して家でゆっくり過ごしました。
たっぷり本を読む予定でしたが、つい配信でドラマや映画を観てしまい、読書は思ったほどには進まず。
それでもオンライン読書会に2冊アップできたので、趣味としても仕事としても上出来でしょう。

読書は、ふだんからわりと、並行して数冊の本を読んでいることが多いです。
いまは、ベイトソンの「精神と自然」、内山節の「森にかよう道」を読みながら、オンライン読書会にアップしたチョン・セランの「地球でハナだけ」を読み、「さばの缶づめ、宇宙へいく」を再読したところ。
私の場合、こんなふうに全然タイプの違う(けど、まったく関連がなくもなさそうな?)数冊をちょっとずつ読みながら、ときどき一冊に集中して一気読みする、という読書が快適。一冊読み終わると、また一冊選んで、手元に常に数冊の“読みかけ”があると落ち着きます。