本と映画と音楽」カテゴリーアーカイブ

山口洋(HEATWAVE)特別公演@himaar

フライヤーデザインが完成しましたので、あらためて告知!

山口洋(HEATWAVE)the boy 40 tour 特別公演 @himaar

HEATWAVE結成40周年の今年。
細海魚(Keyboad)、池畑潤二(Drums)と3人体制になってから初のアルバムを制作中の今年。
そんな2019年の山口洋ソロライヴ、すごいに決まってます。
日々にはいろいろなことがあるけれど、だからこそ。
一緒にいい夜にいたしましょうー!

2019年8月31日(土)18:30開場/19:00開演
前売予約 ¥4,000(税込)/当日¥4,500(税込)いずれも+1ドリンク別
全席自由/入場整理番号なし来場順

ご予約方法:(1)himaar店頭、(2)電話(0827-29-0851/店休日を除く10:00-19:00)、(3)メール info@himaar.com にてお名前・人数・電話番号を明記のうえ、お願いします。

写真は昨年のライヴから(撮影:長束晃さん)

ライヴの前日にはこちらも開催!

ヒマールスペシャル企画「山口洋とギターを弾いてみよう」

ライヴ前夜祭。
あなたが弾いてみたいHEATWAVEの曲を、山口洋さんと参加者のみなさんとで一緒に弾いてみましょう。
ギターを教わる、のではなくて、ギターを一緒にたのしもう、という会です。
初心者歓迎!自信なんかなくて大丈夫。気軽にご参加ください!
ビールでも飲みながら、たのしくやりましょう。

2019年8月30日(金)19:00〜
参加費無料(任意で”MY LIFE IS MY MESSAGE”へ寄付をお願いします)
要1ドリンクオーダー
*完全予約制。ギターとカポをご持参ください。

ご予約方法:店頭または電話受付のみ(0827-29-0851/店休日を除く10:00-19:00)、先着順となります。ご予約時に、お名前・電話番号・弾いてみたいHEATWAVEの一曲をお伝えください。

たくさんのご来場をお待ちしていまーす!!!!!

5月と6月の読むロバの会

昨日は5月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は井上ひさしの「父と暮せば」。
全員読了しての参加。
とても短い戯曲です。父と娘、二人のせりふと、少しのト書きだけ。
そんな短い作品の中に、親子の愛、娘の恋心と葛藤、亡くなった友をおもう気持ち、原爆のこと、戦後の社会と日常、憎しみ、怒り、やさしさ、笑い、いろいろなたくさんのことが描かれています。が、詰め込まれている感じは全然しない。
私は舞台も映画化されたものも観たことがなく、この本で初めてこの作品にふれましたが、観たことがあるかのようにシーンが浮かび、ふたりの声まで聴こえてくるようでした。
参加者の中には、ところどころせりふを声に出して読んでみたり、ご夫婦で父と娘のせりふを読みあったりしたという方もおられました。

さて次回、6月の読むロバの会は…
日時:6月26日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:アフリカの難民キャンプで暮らす ブジュブラムでのフィールドワーク401日/小俣直彦(こぶな書店)

こぶな書店(出版)とヒマール(宣伝&販売)がユニットを組んでお届けする一冊。
6月20日「世界難民の日」が刊行日なのですが、ヒマール店頭とオンラインストアにて超先行販売を開始しています。
タイアップ企画で恐縮ですが、たくさんの人に読んでいただきたい作品なので、ぜひ読んで、読書会にもご参加いただけたら嬉しいです!

読むロバの会は、月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをコーヒーなど飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。初めての方もどうぞお気軽に、見学のつもりでいらしてみてくださいね!

4月と5月の読むロバの会

今日は4月の「読むロバの会(読書会)」でした。
参加者は6名。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

4月の課題図書はアゴタ・クリストフの「悪童日記」。
「悪童日記」というのは邦題ですが(直訳だと「大ノート」)、主人公である“ぼくら”はとてもいい子たちで「悪童」というタイトルに違和感があった、という人もいれば、悪ガキって感じですかね、という人がいたり、もちろん「悪童」がしっくりくる人もいて、いつもながら、読んで感じること・思うことは参加者それぞれでした。

私は30年近く前(?)にこの本がものすごく話題になったときに読んで以来の再読でしたが、すごい本だな!という印象は二度目でもやはり感じて、このわかりやすい強烈さと、いくらでも深読みできそうな読後感は、いまだにとりわけ若い年代に読まれているようですが、それも納得だなーと思いました。

さて次回、5月の読むロバの会は

日時:5月29日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「父と暮せば」井上ひさし(新潮文庫)

戯曲です。これを基に脚色して、黒木和雄監督が宮沢りえ・原田芳雄出演で撮った映画(同タイトル)もありますので、両方読んで観てみるのもいいかもしれませんね。

読むロバの会は、月に一度開いている読書会です。
毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、感想などをおしゃべりしています。
喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要で、どなたでもご参加いただけます。
初めての方もどうぞお気軽にいらしてくださいね。

YOUR SONGSのライヴ盤

去年、山口洋さんがソロツアー「YOUR SONGS」で、みなさんのリクエスト曲を届けに来てくださって。
そのツアーでの演奏を収録した2枚組ライヴ盤「日本のあちこちにYOUR SONGSを届けに行く2018」が、3月25日に発売になりました。
そうなんです、ヒマールでの演奏も、そのアルバムに入っているのです!

店を始める前から、いつか山口さんに演奏に来てもらいたいなあと思い続けて、その願いが叶っただけでも感激なのに、さらにライヴ盤に収録されるなんて。店を始める前の自分が聞いたら、マジ驚くわー。
店に響く演奏。あの日の空気、湿度。呼吸する音さえ立てたくないくらいの気持ちで聴き入っていたお客さんおひとりおひとり。そんなことがぶわっと蘇って、何度聴いても泣きそうになる。
店の者としては、ライヴの当日はいろんなことに気が行っているので、演奏は聴いているようであまり聴けていないのです。なので、あの日、山口さんが「今日はウエットだねー」と言っておられたことにも「そうかなー?」と思っていたのですが、聴いてみたらウエットでした(苦笑)。

青森から石垣まで、各地の演奏も聴けたことで、ああ、これがヒマールの音か、と感じられて嬉しかった。

山口さん、ありがとうございました!
あの日の演奏を一緒につくってくださったお客さんたち、ありがとうございました!

ヒマールでの演奏からは、ライヴで演奏されることの少ない「ファイティング・マン」と宇宙まで続く「地平」が収録されています。「地平」ヤバイですよ。是非、聴いてください!

ちなみに、ジャケットのオモテ面には岩国の名店ブロッコリグリルと岩国発山陽本線の写真がどーんと。ヒマールは写真ないのかー、と思ったら、あった!けど、気づく人おるかなあ。

3月と4月の読むロバの会

昨日は3月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は3名!最少人数記録!!
年度末で忙しい人が多かったのかなあ。課題図書が読みづらかったでしょうか!?
3月の課題図書は今村夏子さんの「こちらあみ子」。
じつは、読書会お世話係をしてくれてる友人も私も、初めて今村夏子作品を読んだときにものすごい衝撃を受けて、読めば読むほどすごくって、これらの作品をたくさんの人に読んでもらいたい!と思って決めた課題図書で、たくさんの人から感想が聞けることをたのしみにワクワクしていたので、けっこうがっくり。
でもでも、都合が悪くて参加できないけどメールで感想を寄せてくださった方もいて嬉しかったです。
ご参加くださった方、感想を寄せてくださった方、ありがとうございました!
読んだけど参加できなかったという方、よかったらコメント欄で一言でも、あるいは店にいらしたときにでも、ぜひ感想聞かせてください!
そしてまだ今村夏子作品を読んだことがない方は、ぜひぜひ読んでみてください!
ほかにはない、新しい小説だと、私は思う。

さて次回、4月の読むロバの会は
日時:4月24日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「悪童日記」アゴタ・クリストフ/堀茂樹訳(ハヤカワepi文庫)

読むロバの会は月に一度開いている読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などを気ままにおしゃべりしています。おもに日本文学と海外文学とを交互に、課題図書に選んで読んでいます。
課題図書を読んだ方ならどなたでも、ご予約不要、参加費無料、喫茶1ドリンクのオーダーでご参加いただけます。
本を読んでも感想を言葉にすることってあまりないと思うので、話せるか心配だったり照れ臭かったりで参加を躊躇される方もいらっしゃると思いますが、見学参加も大歓迎ですので、まずは気軽に、日時に合わせて店にいらしてみてください。
たくさんのご参加をお待ちしています!

2月と3月の読むロバの会

昨日は2月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

2月の課題図書はグウィンの西のはての年代記I「ギフト」。
おもしろかった、重かった、感じたことはそれぞれでしたが、全員読了しての参加。
グウィンと言えば「ゲド戦記」が有名ですが、私は大人にはこちらをおすすめしたい。読み応えがあります。
ギフトと呼ばれる特殊な力を持った人々が出てくるファンタジー、ということで、ワンピースみたいにそれぞれの力を出し合って困難に立ち向かうとか、ハリーポッターみたいに魔法合戦が繰り広げられるとか、そんな話かと思っていた、という人もいましたが、全然そんな話ではなかったのでした。

さて次回、3月の読むロバの会は、、、
日時:3月19日(火)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「こちらあみ子」今村夏子(ちくま文庫)

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書をあらかじめ各自で読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でどなたでもご参加いただけます。開始時間に間に合わない方は遅れて来られても大丈夫です。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

1月と2月の読むロバの会

昨日は今年最初の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

課題図書は、酒見賢一の小説「墨攻」とその小説で描かれている中国の思想「墨子」を森三樹三郎訳で読む、という初の課題2冊の試み。2冊読むのが無理そうな人はまずは小説のほうから、とお伝えしていたところ、「墨攻」は全員読了、「墨子」は一人を除いて読んだのは途中まで、での参加となりました。
小説「墨攻」のほうは、漫画化や映画化もされていてエンターテインメント性が高く、展開がはやくてページ数も多くないので、みなさんわりとはやく読み終わったようす。私もあっという間に、おもしろく読みました。
一方「墨子」のほうは、難解というわけではないのですがどんどん読み進められる内容というわけでもなくー。でも、森三樹三郎訳はとても読みやすい日本語になっているので、興味のある方にはいくつかある墨子のテキスト本の中でもこちらをおすすめします。

さて次回、2月の読むロバの会は
日時:2月27日(水)18時〜(1時間程度)
課題図書:西のはての年代記1「ギフト」ル=グウィン著/谷垣暁美訳(河出文庫)

「ゲド戦記」などの著者であるグウィンの作品を読みましょう。
読むロバの会は毎月一度開いている読書会です。あらかじめ各自で課題図書を読んできて、その感想などをコーヒーなど飲みながらおしゃべりしています。課題図書を読んだ方ならどなたでも、喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。初めての方、会の雰囲気をちょっとだけ見てみたいという方も大歓迎。どうぞお気軽にご参加くださいね。

12月と2019年1月の読むロバの会

今日は12月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は7名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

今月は。同じ課題図書を読んできて感想などをおしゃべりしあういつもの読書会ではなく、昨年に続いて12月の恒例にしたいと思っている「今年読んだ中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」をお互いに紹介しあう読書会でした。
7名それぞれが紹介した本はこちら。

「ネバー・ホーム」レアード・ハント著/柴田元幸訳
「優しい鬼」レアード・ハント著/柴田元幸訳と「子どもの『手づかみ食べ』はなぜ良いのか?」山口平八・清水フサ子著
「鳥の物語」中勘助著
「ぼくらが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ著/粟飯原文子訳
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」新井紀子著
「岩国市史」
「風が強く吹いている」三浦しをん著(写真には森見登志彦の「熱帯」がかわりに写っています)

それぞれの人から、なぜその本がよかったのか、どうおもしろかったのか、という話を聞いていたら、全然知らなかった本、書店や図書館で見ただけだったら興味を持つこともなさそうな本も、それぞれになんとなくおもしろそうに思えてきて、読んでみようかなーと思うのですから、ふしぎです。
これはまた来年も、恒例にしたいですね。

さて次回、2019年1月の読むロバの会は…
日時:1月23日(水)18:00〜(1時間程度)
課題図書:「墨攻」酒見賢一著(文春文庫)と「墨子」森三樹三郎訳(ちくま学芸文庫)

小説「墨攻」と、小説を読んだらもっと知りたくなるであろう「墨子」の思想を2冊あわせて読んでみましょう。
2冊読めない方は、まずは小説「墨攻」からどうぞ。

読むロバの会は月に一度開催している読書会です。毎月の課題図書を各自であらかじめ読んできて、その感想などをおしゃべりしています。喫茶1ドリンクのご注文で、参加費無料・ご予約不要でご参加いただけます。どうぞお気軽に参加してみてくださいね。

11月と12月の読むロバの会

昨日は11月の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は6名。ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
課題図書はジョセフ・コンラッドの「闇の奥」。
黒原敏行訳の光文社古典新訳文庫で読んできた人が4名、中野好夫訳の岩波文庫で読んできた人が1名、両方を読んできた人が1名。読み較べると、やはり新しい訳のほうが読みやすいようでした。
が、読めるし、話の筋もわかるんだけれども、うーむ……というのが全員に共通した感想で、「難解」と評されるのはこういうことだったのか?と。
みなさんといろいろ話していて、そうか!120年も前に発表された小説なんだ、と気づかされてハッとしたことをここに記しておきます。

さて次回、12月の読むロバの会は……
日時:12月12日(水)18:00〜(1時間程度)
12月は課題図書はありません。昨年に続き、毎年恒例にしたいと企んでいる「今年読んだ本の中で一番おもしろかった本・人におすすめしたい本」を紹介しあう回です。
あなたが今年読んだ本の中から一冊(ジャンルは問いません。漫画や冊子のようなものでもOK。課題図書以外で!)を持ってご参加ください。
ご予約不要、参加費無料、喫茶1ドリンクのご注文だけお願いいたします。
初めての方もぜひ。ご参加お待ちしています!

2018年のHEATWAVE

3人になった2018年のHEATWAVEをどうしてもみたくて、日曜に店を休んで東京へ。

HEATWAVEのライヴをみるのは2年ぶり。
「HW SESSION」(ライヴのためのリハーサルをしない実験的企画)は初体験。
いや〜、すごかった!ロックでした!ものすごくたのしかった!素晴らしくよかった!!
ベースがあるとかないとか、そういうことじゃなかった。
「Tower of Silence」とか「The ANSWER」とか、10年、20年と演奏されてきている曲なのに、完全に、初めて聴くサウンドだった。
懐かしい〜とか、この曲、好きだった〜とか、微塵もなし!超刺激的。

HEATWAVEは来年40周年だそうですが、そのサウンドはいつだってとどまることなくおさまることなくずっと進化し続けてきていて、でもいつの時代の音を聴いても間違いようもなくHEATWAVEで、それって矛盾しているようだけど実在しているのが凄い!ほんと、凄いバンドだとあらためて思い知りました。なんでこんなにHEATWAVEが好きなのか、というのもあらためてわかった、自分で。みに行ってマジでよかった、2018年のHEATWAVE。

新曲は「Heavenly」と「FREEDOM」が特によかったな。これからどうなっていくのか、新しいアルバムも、2019年のHEATWAVEもめちゃくちゃたのしみ!みられるときは逃さずみるぞ!それができることをありがたく思います!!
っていいながら12月のツアーは行けない。行ける人は行ってください!悩んでも意味ないよ。