月別アーカイブ: 2010年10月

「深大寺手作り市」御来店御礼

秋晴れの行楽日和となった本日、「深大寺手作り市」出店、無事に終了いたしました。

深大寺さんは、さすが今話題の人気スポット!
鬼太郎茶屋は超満員、おそば屋さんはどこも行列、手作り市会場もたいへんな人出でにぎわいました。
お越しくださったお客様、本当にありがとうございました!

今日は、手作り市会場「深沙の杜」のそばにある「深沙大王堂」で、深沙大王大祭の大般若転読会がとりおこなわれていました。

600巻の大般若経本を順に、上から下へバラバラと激しくめくり落としながら、大声でお経を唱えられるようすは、なかなかの迫力。

檀信徒さんのみならず多くの人々の息災を祈念してくださっているそうです。ありがとうございます。

お盆休み以来、毎週出店が続いていたので、先週出なかっただけで随分と久しぶりに感じた手づくり市。
1週あいたブランク(?)のせいか、ちょっと疲れた……かな!?
でも、やっぱり手づくり市でお客様や出展者仲間とお話させてもらうのは楽しいです!

出店終了後は、11月の「静岡手創り市」に一緒に出展するOn y va!さんと打ち合わせ。
初めての合同出展ならではのブースを作ろうと、いろいろとアイデアを出し合って、こちらも楽しく準備を進めています。

静岡の前に、次回は11月6日(土)「青空個展 渋谷てづくり市」に出店します。
よろしくお願いいたします。

土曜は「深大寺手作り市」

今週末の土曜は、「深大寺手作り市」に出店します。

日時:10月16日(土)9:00〜16:00 ※雨天中止
場所:深大寺 深沙の杜(東京都調布市)

前回、鬼灯まつりと同時開催のときは延命観音さまの道沿いでしたが、今回の会場は「深沙の杜」。
山門の手前を左手に進むとある池の先の、広場のようなところです。

「ゲゲゲの女房」のテレビドラマは終ってしまったけれど、映画はこれから。
まだまだ人気スポットの深大寺さん。
前回いらっしゃったお客様からの情報(複数)によると、鬼太郎茶屋はとにかくオススメらしいです。
出店しているとなかなか時間がとれず、まだ売店しか覗けていませんが、今回は行けるかな?

今のところ(木曜の夜現在)、土曜の予報は曇りのち晴れ。
お天気さえよくなってくれれば、楽しい秋の一日になることは間違いなし!
すぐそばの「神代植物公園」では「秋のバラフェスタ」も開催中です。
どうぞお出かけください!

イラン映画+修業の道9

今週は、けっこう仕事がつまっているのですが、どうしても観たい映画のレイトショーが金曜までなので、今夜、夕食のあとにひとっ走り行ってきました。

バフマン・ゴバディ監督の「ペルシャ猫を誰も知らない」。

西洋文化の規制が厳しいイランで、当局の許可がなければコンサートもCDの発売もできない状況の中、自分たちのやりたい音楽をやり続けるミュージシャンたちが描かれています。
ロック、ヘビメタ、ラップなど、ジャンルはさまざま。
みんなすごくかっこよかった。

イランの社会の現状や人々を描いた映画は、おすすめしたいものがたくさんあります。

キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」。
マジッド・マジディ監督の「運動靴と赤い金魚」。
アニメ作品の「ペルセポリス」などなど。

よろしければ、ぜひ。

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〜宣伝部長の「修業の道」〜
行ってきました!『靴の教室』9回目

ようやく立ち上がりました!

こうなると、ぐっと靴らしくなって、完成のイメージが見えてきます。
作業はまだまだ、これからが靴作りの本番、ってとこですが……。

がんばります!

今日学んだこと:ミシン針を手動で落とすときは、革を引っ張ったりせず、まっすぐ落とすよう気をつけて(針を折ってしまった……すみません)。

写真集

宣伝部長の母は、カメラ歴11年のアマチュア写真家ですが、カメラを始めて早々に、「植物を室内で撮る」という自分のスタイルを確立し、出すコンテストには9割以上の確立で入選・入賞、写真雑誌への掲載も数知れず、個展も大阪と広島で……と、素人で実の娘の私が言うのもなんですが、なかなかのセンスと腕前で、高評価をいただいております。

そして昨年、「10周年記念に、集大成の写真集を作りたい!」という本人の希望で、自主制作の写真集を出しました。

これまでお世話になった写真の先生方や、写真仲間、応援してくれた友人のみなさんに、感謝の気持ちを込めて贈りたい……ということで作ったものですが、せっかくなので、一人でも多くの方に見ていただけたら……ということで、宣伝部長の友人など、写真を撮った母のことを御存知でない方にもお配りしました。

あれから1年。まだ少し手元にありますので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ差し上げたいと思います。
ご希望の方は、コメントを残していただくか、お問い合わせフォームなどからご連絡ください。
(勝手ながら、手づくり市会場などで直接手渡しできる機会のある方に限らせていただきます。ご了承ください。)

ちなみに、この写真集のデザインは製作部長、編集と文章の作成は宣伝部長が担当いたしました。
親子コラボ、です。

ロバハウスの古楽市場

三連休の最終日、しつこい残暑がまた戻ってきたような暑さの中、ロバハウスの「古楽市場」へ出かけてきました。

多摩モノレール「玉川上水」駅で降りて、玉川上水沿いにお散歩気分で歩いていると、ありました、ロバハウス。

建物、というか、おうちの中は、集まってきた人でいっぱい。あまりの人出に「入れるのかな……」と躊躇しながらも入ってみたら、人だけではなくロバもいっぱい。
ロバ好き製作部長、大興奮です。

古楽市場は、見たこともないめずらしい楽器、おもしろい楽器、古い楽器、手づくりの楽器などを試奏・購入できる小さなマルシェ。
そして、30分おきに15分くらいずつ、いろいろな演奏者の方のコンサートがあります。
私たちは、バグパイプと打楽器で中世の音楽を演奏された「ブリューゲルバンド」(下の写真)と、「ショピン」の楽しいライブを観ることができました。

このバグパイプ、手づくりなんですよ。
すごくいい音です。
会場でオーダーを受け付けていて、思わず注文したくなりましたが、清水の舞台から飛び降りなきゃいけないお値段なので……ぐっと堪えて、かわりに(?)1,000円の木製「はなぶえ」を購入。

ロバハウスのちょっと先にある「素箱の家」ではカフェもやっているというので、そちらへ移動。
入口の土間にはかまどがあって、ごはんを炊いていました。

りんごジュースを注文して、真空管ラジオから流れる音楽を聴きながらぼーっとしていると、なにやら視線を感じる……と思ったら、ここにも!

ロバがいっぱいで、幸せなロバハウスの一日でした。

米粉

今日のおやつは、地元・西荻窪に新しくできた店「カナム」のチョコチップスコーンとバナナシナモンケーキ。

えー、念のためお断りしておきますが、一人でこれを全部食べたわけではありません。二人分のおやつです。

「カナム」は、卵と乳製品を使わないお菓子の店。
米粉のベーグルや、米粉のケーキもあります。

最近、米粉パンや米粉スイーツを見かけると、つい買ってしまうほど気に入っている宣伝部長。
米粉のパンやスイーツって、もちもちしてて、胃にもたれなくて、おいしい!

おいしいから食べている、というのもありますが……。
日本はお米の国なのに、消費量は年々減っているそうで……。
猛暑の今年も質はともかく量としては豊かな実りになっているのに、去年のお米もまだまだたくさん残ってるそうで……。
やれ米余りだ、やれ減反だ、と聞くと、こんなことではいかん!
こんなにおいしいんだから、ごはんとしてだけじゃなく、パンやスイーツにして、もっと米粉を食べようよ!
そして食料自給率を高めようよ!
……と思ったりもして、それで積極的に米粉パンや米粉スイーツを食べているところもあります。

でも、米粉って、小麦粉、特にアメリカ産なんかの輸入小麦の粉に比べると、かなり割高のようですね。
テレビか何かでパン屋さんがおっしゃっていたのですが、だからあまり使えない、と。
余っているのに、なんで安くできないのかな……。

ちなみに、米粉ファンの宣伝部長は、「お米を飼料としている鶏の卵」も買っています。
米ならではのおいしさ、かどうかは、よくわかりませんが……。

今週末は三連休+修業の道8

今週末は三連休ですね。
行楽の秋まっさかり、お出かけのご予定はもうお決まりでしょうか。

手づくり市も各地で開催されるようで、知り合いの作家さんも、「雑司ケ谷 手創り市」「品川てづくり市」や横浜の「アート縁日」など、それぞれに各地で出店を予定されています。

himaarは……というと、三連休は出店いたしません。
親戚の結婚式がありまして、京都へ行ってきます。
日帰りです……。
せっかくの久しぶりの京都なのに……とも思いますが、秋の三連休の京都なんて混んでるに決まってますし、宿なんかもピーク料金ですしね。
あらためて、人の少ない季節に(真冬か!?)のんびり行くことにしたいと思います。

で、京都以外に、時間と元気があったら、ロバハウスの古楽市場か、芸工展へ行ってみたいなと思っています。
ロバハウスの古楽市場は10〜11日、芸工展は9〜24日までです。

三連休の天気予報、今のところちょっとあやしい感じです……。
婚礼日和、行楽日和になりますように!

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〜宣伝部長の「修業の道」〜
行ってきました!『靴の教室』8回目

前回に引き続き、ミシン大会です。
表革と裏革を合わせてミシンをかけ、はみ出している裏革を「いちきり」という道具を使って、縫い目ギリギリのところでカットしていきます。

ミシンがけも「いちきり」も、まだまだ慣れないので緊張しながら、かなりゆっくりとしたペースで進めています。
今日は、かかと部分にループを縫い付けたところまで。
次回こそは立体になります。

すでに8回目となりました……が、完成までの道のりは遠そうです。
読んでくださっている方も、どうか気長におつきあいください。

今日学んだこと:ミシンがけは平常心で。動揺は縫い目に出る。

ジロ・バージョン!

製作部長の自転車の師匠から注文をいただき、サイクリング・カフ(自転車用裾どめ)を製作しました。

サイクリング・カフは、himaarの自転車ライン「himaarグルペット」第一弾として、ツール・ド・フランス2010開幕記念デザインのものが絶賛発売中です。

師匠のロードバイクは、ジロ・デ・イタリアのチャンピオンジャージ「マリア・ローザ」カラー(つまりピンク)なので、「ツールではなく、ジロ・バージョンを!」とのリクエスト。

で、こうなりました!

革は黒にして、ステッチはイタリアンカラーに。
色を変えただけですが、ツール・バージョンと並べてみると、だいぶ雰囲気が違います。
「ジロ」のほうが、ちょいワルな印象(このフレーズ、もう古いのか?)。

製作した自身が言うのもなんですが、このサイクリング・カフ、街乗りには断然おすすめです!

サイクリング・カフといえば、ナイロン製のベルクロタイプが一般的ですが、あれを付けたままおしゃれな店に入るのはちょっと……と思われている方も多いはず。
でも、いちいちベリベリッと、外したり付けたりするのも面倒なんですよね。

その点、himaarグルペットのサイクリング・カフなら、ドレスコード有りのレストランでも大丈夫です!(……たぶん)

「自転車ライン」と称しながら、いまだにアイテム数が一つで恐縮ですが、これを機に、ラインを充実させていきたいと思っています。
自転車乗りの皆様、どうぞご期待ください!

師匠へ。
ジロ版サイクリング・カフ、今週末にお届けする予定ですので、楽しみにしていてください。

yutaのアクセサリー

今日は午後からちょっとだけ休みにして、代官山のギャラリーへ「かさなりあう、灯々 展」を観に出かけてきました。

金属のyutaさん、革のAUTTAAさん、布のkinafuさん、3組の作家さんによる合同展。みなさん、手づくり市などのイベントでも活躍中の人気作家さんたちです。

himaarがyutaさんと出会ったのは、5月の「雑司ケ谷 手創り市」に出店したときのこと。
遠目から見ても心ひかれるほどの、美しい真鍮のカトラリー類を展示されていて、近寄ってうっとりと鑑賞させていただいた後、茶さじを買い求めました。
そして、いきなりですが、himaarの革製品用にオリジナルの真鍮パーツを作っていただけないか、ご相談したところ、快く引き受けていただいたのでした。
そうして作っていただいたyuta特製のスペシャルなパーツ、早くお披露目したいと思っているのですが、そのパーツで作ろうとしている新作がなかなか納得のカタチにならず、発表がかなり遅れています……。
でも、あとちょっとで、この秋の間には発表できそうな感じ!
どうぞ楽しみにしていてください。

手づくり市など屋外のイベントでは、真鍮のカトラリー類をメインに出されているyutaさんですが、もともとはジュエリー作家さん。
今日は、室内のギャラリーで、じっくりとゆっくりとアクセサリー類を見せていただくことができました。

yutaさんのアクセサリーは、すごく繊細で、シンプルなんだけど凝っていて、可愛らしくて、女性ならきっと誰もが身につけてみたくなるはず。
実は、アクセサリー類、特にネックレスに苦手意識のある宣伝部長も、思わず試着させていただきました!
そして、購入しました!

キュービックジルコニア一粒が埋め込まれた小さなペンダントトップがとても可愛らしいのですが、写真でお見せするのは難しいですね……。

ところで、知り合ってしばらくしてから、yutaさんとhimaarは仲間、同じ自転車ロードレースファン&ロードバイク乗りであることが判明しました。
「今度、一緒に乗りに行きましょう!」とお誘いしたところ、「いいですね。一緒に『スリップストリーム』やりましょう!」と言われました。
(スリップストリームの意味と製作部長の乗りっぷりを御存知の方は、今ごろ大爆笑……)

製作も自転車も、これから、たとえ大変でも楽しいことがいっぱいありそうでワクワクしています。

「渋谷てづくり市」御来店御礼

雨の予報もなんのその、終日、手づくり市日和。
おかげさまで「青空個展 渋谷てづくり市」出店、無事に終了いたしました。

気温もちょうどよくて、これから寒波の到来まで、しばらくの間が手づくり市のベストシーズンと思われます。
今日もたくさんのお客様にお越しいただき、多くの方が商品を手にとってくださいました。
本当にありがとうございました!

お天気がもって、無事に開催されて、本当によかったのですが……出店しながら、himaarはものすごく気になっていることがありました。

それは……自転車ロードレース世界選手権!

今年は開催地がオーストラリアなので、時差がなく、出店中がまさにレース中!
しかも、今日は一番の注目レース、男子エリートが開催される日!
ああ、生中継が観られない……。

断腸の思いで、家を出て来た(テレビの前から離れた)私たち。

でも、持つべきものは友とTwitter、ですよ。
観戦のため現地へ行っている友人が、テレビの生中継で観戦中の見知らぬ自転車ロードレースファンの皆さんが、「今、こういう状況です」とつぶやいてくださる!
おかげさまで、iPhone使って皆さんのツイートを追って、レース状況を逐一把握することができました。
便利〜。

そして、結果ですが……
すごいです! 日本の新城幸也選手、9位でゴール!
快挙です! おめでとう!!!

そもそも、日本チームは枠が3人。強豪イタリアなど最多枠のチームは9人。
自転車レースは個人競技のように見えて、実はチーム競技の要素が大きいので、この人数の差からみてもハンデがあるのに、強豪チームからリタイアが何人も出る中で、日本チームは3人全員が完走!
しかも、残り15.9kmの地点で、トップ集団がわずか40人ほどに絞られた中に、日本チームは2人も選手を残し、世界トップクラスのスプリントを競って、新城選手が9位に入った!

自転車ロードレースといえば、日本ではまだまだマイナーなスポーツです。
でも、すでに本場ヨーロッパのトップ選手を相手に、世界レベルの闘いを繰り広げている選手たちがいるんですよ。
自転車ロードレースは、戦略好きの日本のスポーツファンがきっと好きになるスポーツだと思うので、もっと注目されるようになるといいなあ。