日別アーカイブ: 2024年12月29日

2024.12/28(土)

15時から、今年最後の読むロバの会(読書会)でした。
参加者は1名。
読んでおられたのは、佐藤さとる『だれも知らない小さな国』。
「『よむよむかたる』(朝倉かすみ著)という読書会に集まる人たちのことを描いた小説に、この本が出てきて。読みたくなって図書館で借りた」とのこと。
「懐かしいなあ。小学校の教室のうしろとか図書館にあったね」とつぶやくと、「わたしはその頃は、小学生が読むような本は読みたくない!と思ってたので読んでなかった」と。で、おとなになって初めて読んで「すごくおもしろい!」そうです。なにより!

わたしは、年末年始休みのためにとっておいた、ポール・オースター(柴田元幸訳)『4321』を今日から読み始めました!今日の読書時間でちょうど1章、読み終わりました。すごくよくて、読めることがありがたすぎて、ずっしり分厚い重量感も嬉しくて、気持ちが昂っています!大好きな一冊になりそうな予感しかありません。

今年も週に1回のペースで続けられた、黙って読むだけの読書会。
なかなか新しい参加者がいらっしゃらないのがさみしいところではありますが、毎週は無理だけど月に1回なら‥‥とか、たまたま買い物に来て……という感じで参加する方もいらして、そんな感じでのんびり長く続けていくのがいいのかもな、という気もしています。
個人的には、この会があることでいろんな本に手を出してみるきっかけになっているし、今年もいろんな本をたくさん読めてとてもたのしかったです。

新年の1回目は、1月10日(金)18時からやります。
読むロバの会は、各自で読みたい本をただ黙って読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本を紹介しあっています。
週に1回のペースで、15時からの日と18時からの日がありますので、ご都合にあわせてご参加ください。
ご予約は不要、参加費のかわりに1ドリンクのご注文か500円以上のお買い物をお願いしています。

さあ、2025年もたくさん本を読みましょう。読んでも読んでも読みたい本があるって幸せだー!