18時から、読むロバの会(読書会)をやりました。
参加者は1名。
読んでおられたのは、梨木香歩『岸辺のヤービ』。ヤービシリーズの1作目です。
先日出たばかりのシリーズ3作目『ヤービと氷獣』を購入され、「久しぶりなので最初から読み返して、それから読もうと思って」とのこと。
「ヤービ、やっぱり可愛い」「1作目が出てから、もう10年も経つんだね」と。
わたしは、石田千『箸もてば』を。
石田千のエッセイがすごく好きで、定期的に無性に読みたくなります。
石田千さんの文章は、選ばれた言葉が好きだし、急いでは読めないところが好きです。ときに苦しかったり悲しかったりもしますが、それでも、心持ちがゆったりとして落ち着きます。
これは、食にまつわるごく短いエッセイ集。氷をうかべたそうめんやとうふの話は今夜は寒くて、土鍋や大根の話を探して読みました。
次回は3月12日(水)15時からやります。
読むロバの会は、各自で黙ってただ本を読む、読書時間と読書空間を共有する読書会です。帰り際に読んでいた本をお互いに紹介し合っています。
ご予約は不要、週1回のペースで、15時からやる日と18時からやる日がありますので、ご都合のいいときに、途中からでも、どうぞお気軽にご参加ください。
参加費のかわりに1ドリンクのご注文または500円以上のお買い物をお願いしています。店頭での本の購入、大歓迎です。