版画工房みのむし個展「シナプス」、25日(土)より開催中です!
山口・下松で製作されている版画工房みのむしさん(でもなぜか、出展やお取り扱い店は東北方面が突出して多い!)
ペーパースクリーン版画という技法で、一枚ずつ、一色ずつ、手刷りした作品を、日頃はぽち袋やレターセットなどに加工しておられるのですが、ウチの店でも「使うのがもったいない」「飾っておきたい」とおっしゃるお客さんがすごく多い。
ので、「飾るための作品を作ってみませんか?」ということで、今回の個展となりました。
みのむしさん、初個展です。
テーマは「シナプス」。
小さなシナプスは、たくさん集まりつながって、情報を伝えます。
近づいてじーっと見て。離れてぼーっと見て。また近づいて。
そんなお客さんのようすが印象的。
このチャグチャグ馬コは7色の重ね刷りなわけですが、ペーパースクリーン版画は、実は1版多色刷りが基本。
つまり、最初に刷った版のインクをきれいに拭き取り、次の重ね刷りのためにその版を加工して刷り、またインクを拭き取ってさらに次の重ね刷りのための加工をする……ということを繰り返していくそうです。
なので、7色刷りといっても、7つの版があるわけではなく、最終的には最後の色の1版が残るだけなのだそうですよ。
今日はワークショップも開催されたのですが、そのようすはまた!
展示は明日27日(月)の定休日をはさんで、11月2日(日)までです。お近くの方も、遠方の方も、ぜひー!