初めてのリクオライヴが2週間後に迫りました。
フライヤーにはスペースの都合で全然書けなかったリクオライヴへの思いを、今日は書いてみようと思います。
たとえば、店にお客さんが全然来なくて、誰からも必要とされていないような気がして、なんのためにやっているのか、もうどうでもよくなってしまうとき(よくあります・苦笑)。
たとえば、なんにもやる気が起きなくて、手元の携帯電話でついSNSとか見ちゃって、なんだかもうあまりにもあんまりな世の中に気持ちがどんよりして、ますますやる気がなくなってしまうとき(これまたよくある・苦笑)。
音楽に助けてもらうことが多いのですが、そういうときに聴く音楽には3つあるな、と。
ひとつは、気分を変えてくれる音楽。とりあえず踊る!とか、大声でうたう!とか。重たい気分を振り払うために弾みをつける、きっかけの音楽。
それから、引っ張り上げてくれる音楽。励ましてくれて、愛で包んでくれて、立ち上がり動き出すための力をくれる、エネルギーに満ち溢れた音楽。
そして、寄り添ってくれる音楽。いやなことやだめな自分、一緒に受けとめて一緒に悩んで、また元気になれるまでそばにいてくれる音楽。
私にとって、リクオさんの音楽は寄り添ってくれる音楽。
これは私の勝手な思い込みだけど、リクオさんは誰かのためじゃなく自分のために曲を書いていると思う。そのリクオさん自身のための曲が私の胸にも響くこと、そのことに希望と勇気をもらいます。
割り切れなくて、青臭くて、かたくなで、くよくよ悶々しがちなダメ人間の私ですが、自分だけじゃない、大丈夫、と思ってほっとして、だから、また頑張ってみるか、と思えるのです。
(リクオさん、一緒にしてすみません。あくまでも私の思い込みですので。)
もちろん、音楽を聴くのは落ち込んでいるときだけじゃないわけで。
そうじゃないときに聴くリクオさんの音楽は、気持ちがすっと大きくひろがっていく感じがして、とても心地いい。どんどん歩いていける気がする。
それともうひとつ、リクオさんの音楽を好きな理由があります。
それは、恋愛も日々の暮らしも政治も、同じように自分とそのまわりのこととして、声高でなく皮肉でもなく当たり前に、いかしたロックンロールやポップなメロディにのせて歌っているところが好き。
リクオさんの音楽があってよかったと思っています。
必要としている人に届くといいなと思います。
「リクオ&ピアノ 2019」@ヒマール
日時:2019年 2月 8日 (金曜日) 開場18:30/開演19:30
前売(店頭販売とご予約)¥3,000/当日¥3,500(いずれも要1ドリンクオーダー)
電話予約:0827-29-0851(店休日を除く10:00〜19:00)
メール予約:info@himaar.com またはHPお問い合わせフォーム(お名前・枚数・電話番号を明記のうえ)